画像が綺麗すぎる？

GXR MOUNT A12の特徴の一つに殆どのデジカメの撮像子にはあるローパスフィルターがありません。

撮像子前にあるローパスフィルターがないとレンズを通った光は直接撮像子に当たり本来の画像を映すので画像もシャープで色も良いのです。

では何故そんな良くない余分なローパスフィルターが撮像子の前に必要なのか？
それは細かな模様を撮影した画像などでは実際に存在しない模様（モアレ）や色（偽色）が現れることがあるのでそれを防止するためなのです。
画質に影響があってもそれは今のところ必要悪なのです。

だったら何故GXR MOUNT A12にはローパスフィルターが無くても良いのということですが画質優先という考えでソフトの処理で出来るだけモアレや偽色を防いでいるということなのです。

Licaもローパスフィルターの無いデジカメがあります。近々発売する富士フィルム初のミラーレスカメラもローパスフィルターは使っていません。

そういう加減かどうかCanonのデジイチの画像の色味と明らかに違います。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 MD ROKKOR 50mm f/1.4
2012/01/30 9:34:04
SS1/1250 F?.? ISO200
露出補正 0

技術の進歩で撮像子の問題が徐々に解決されてきているのでしょうか？やはり各社余計なものは無くしたい方向で考えてるんじゃないでしょうか？ GXR MOUNT A12の場合はどんなレンズが使われるか分からないという前提をかなり考慮しているようで説明を読んでいると光学系の問題点とかの理解になりますよ。