在宅医療
6月
2日
県内の在宅専門の10人のドクターが、スライドを持ち込んで、暖和医療・暖和ケアをうまく活用している家族の例などを、説明してくれます。
通院が出来なくなったり、末期を迎えた時、本当に病院で最後を過ごしたいのでしょうか。
との問いかけで、ほとんどの人が本音と違って、家族に迷惑をかけたくないから入院を選ぶケースが多いようです。
私の父も在宅医療を選択し、暖和ケアをして頂きました。
その時、私達の目標は父の誕生日を向かえる事でした。
この事を先生にお願いをして、暖和医療を使って何とか誕生日を祝うことが出来ました。
父は最後の力を振り絞ってローソクを消してくれました。
先生、看護師さんを含め、みんなでケーキを食べた事を覚えています。
何日後に父は永眠しました。
先日、お世話になった主治医から電話があり、その時に撮った写真を使わせて欲しいとおっしゃり、私は喜んでお受けしました。
今日、父と母と私の写真がスクリーンに映っています。
あの時の事がよみがえり、胸がキュ~ンときて、うるるんしてしまいました。
最後の大切な時間を大切に過ごしたいものです。
在宅医療を考える時、自宅で安心して過ごすためには、家族の協力や愛がなければ出来ないことかもしれません。
望みが叶うなら、家族と一緒に過ごし、そして最後を見取って貰えたら、こんな幸せなことはないでしょうね。
投稿日 2012-06-03 00:49
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-06-04 06:33
ワオ!と言っているユーザー