「象の消滅」(村上春樹 著)
11月
3日
英語版と同じ作品構成で贈る
ずっと以前に、いろいろな短編集を買って読みましたが、今年の春にこの本が発売されたので久しぶりに読み返してみました。
17の短編の最後に収録されていた「象の消滅」では、年老いた象と老人が突然消えてなくなるのです。まさに消滅してしまいます。
村上春樹氏の作品には、いろいろなもの、例えば猫とか女の子とかが、ある日突然消えてなくなることがあります。それは結局戻ってこないのですが、まるで深い井戸の中に落ちるように、世の中から消えてなくなってしまうのだそうです。
ちょっと怖い話ですが、小説ですから・・・気にしないで、読んでいこう。
気にしないで、生きていこう。
でも、ちょっと立ち止まって、考えてしまう・・・井戸に落ちないように、気をつけよう。
投稿日 2005-11-04 12:00
ワオ!と言っているユーザー
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投稿日 2005-11-05 00:52
ワオ!と言っているユーザー