body(コク)
12月
3日
そのひとに新しい風は吹かないということだ
あっ、と思ったところに苦味を感じて
最初はミルクを多めに入れ違和感の緩和
そして、本筋をしっかり味わう楽しみが
私を動かし目的へと促す風に
飛び出す思いの袋はパンパン
あとはタイミングがわからない
私はまだか、今なのか、それとも
燻る捻くれ、はにかむセンチメンタルか
両手でしっかりと抱えてくれる
そんな安心だけの共感はいらない
不完全たる完全な人間の弱さを知り
一杯への冒険に似た飛び込みを試みる
さあ、目を開けたまま踏み込んでみよう
新しい風を吹かせるために
違和感にある真実を覗きながら