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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

2017年8月「新薬開発」講師:新原豊氏

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副題:
新薬承認に至るまでに関わった研究、資金調達、治験、行政とのやりとりなど28年間の経験のまとめ。
1989年に先天性の疾患である鎌形赤血球の患者たちと出会い、痛みと死といつも面している壮絶な病気をもつ彼らの治療薬開発を思いたったのが28年前。それから、基礎研究、資金調達、治験を重ね、ついに2017年7月新薬としてのFDA承認を得た。この疾患を持つ成人患者には歴史上2つ目のFDA新薬承認であるが、小児患者にとっては史上初のFDA新薬承認となった。基礎研究、治験においての苦労もあったが、資金調達ではさらに苦い経験があり、機関投資家たちに騙されたといっても過言ではないようなエピソードもあった。行政とのやり取りでは難題もあり、時間もかかったが、常にサポートが感じられた。山あり谷ありの28年間から学んだことは多く、それらがこれから同じような仕事をする人々のアドバイスに少しでもなってくれることを願う。この経験において、何よりもありがたかったのは、多くの素晴らしい先輩や同僚, そして目標を共にして下さる、思いやりのある個人投資家の皆様に出会えたことである。
著書には、4分の1の奇跡(共著)、生命は「与える」と強くなる(サンマーク出版)、がある。

講師:新原 豊(にいはら ゆたか)氏 プロフィール

医学博士
エマウスメディカル株式会社最高経営責任者
UCLA医学部教授
1959年、東京生まれ。13歳の時に渡米。ハワイで高校を卒業し、カリフォルニア州の
ロマリンダ大学宗教学部を卒業。同大学医学部卒業。ハーバード大学公衆衛生学修士課程終了。
2000年、UCLA医学部准教授に就任。同年12月にエマウスメディカル社を設立。
2005年、医学部教授。
現在、これまで治療法がないとされてきた、鎌形赤血球病の治療薬を開発するエマウスメディカル社の最高経営責任者であり、今、アメリカの医学界で最も注目されている一人である。

講演内容:

この度、新薬がFDAで承認されました。
日本生まれの人間がFDAで新薬を承認されたのは初めてとのこと。

小さい頃は勉強には関心がなかったのですが、恩師にシュバイツァーの話を聞き、自分も「やりがいのある人生」を送りたいと思うようになりました。
そして、医師への道を志すことを決め、親に相談したところ、医学では米国が最先端だということで、先に渡米していた姉を頼ってハワイへ渡米。
もともとは医療宣教師になりたかったため、まずは宗教を勉強しました。その後医学部へ進み、医者となり、UCLAでガンと血液の勉強をすることになり、それから28年がたちました。
今日は、新薬開発までのこれまでの道のりをお話します。

もし、新薬開発の道に入る前、この仕事が28年かかると知っていたら、とりかからなかったと思います。しかし、時として知らないということが幸いとなり奇跡をもたらします。

CNBCが先日取り上げてくれた記事がありますが、25年前に始めた研究が実をなしたとかいてくださりました。
鎌形赤血球病は、ガンではないのですが、1990年ごろからある抗がん剤を使うと症状が治まるということで、その抗がん剤の使用が唯一の治療となりました。しかしそこには副作用も多く、私どもはそれ以上の治療法が必ずあると考え1992年から本格的に研究を始めました。
わたしがこの病気を研究するようになった理由は次の理由からでした。
1989年:腫瘍専門医を目指し、腫瘍内科の上席研修医となり3年間勉強をすることになりました。その際、腫瘍の勉強をすると、血液の勉強も必須となっておりました。
そして、血液学の勉強をしているとき鎌形赤血球の患者さんたちに出会ったのです。
鎌形赤血球症というのは、遺伝性の勉強で、黒人・ヒスパニックの方に起こる病気です。
アジアではインド、中東エリアでも見られます。
この病気の遺伝子を片方の親からだけ受け継ぐとマラリアに対して免疫をもつのですが、残念なことに、両親からその遺伝性の病気をもらってしまうと、とても症状のひどい鎌形赤血球症という病気となってしまいます。
鎌形赤血球症というのは、当時の自分と同じ世代の若い患者が多く、痛みもひどく、合併症も引き起こします。アフリカでは5歳までで死亡する例がほとんどです。先進国では感染病の合併症を防ぐことにより、平均寿命は40代の半ばぐらいとなっています。
私が29歳の時担当した患者さんたちは(10名)、頻繁に毎週、痛みを訴えて病院に来るのですが、
モルヒネを打っても全くきかず、患者さんが自分で呼吸ができなくなってしまうこともありました。
激痛を訴えるのですが、それが頻繁なため、麻薬が欲しい人たちではないかと当時は病院にも疑われている方もいらっしゃいました。
しかし、診療を続けるうちに、その病気がもっとわかるようになり、これといった治療法が無く、医療機関の人々にも誤解されているそれらの患者さんたちを助けたいと思うようになりました。
そんなころ、研修医卒業後、腫瘍科に籍をおくことで内定してしていた自分にそれらの患者さんたちを専門に診る血液内科へ将来進まないかとの誘いを受け、そちらに進むすることを決意しました。
鎌形赤血球症の患者さんを診ていて、1日でも寿命を伸ばしてあげたい、痛みを取り除いてあげたい、そんな思いを持って、血液内科にうつりました。
そして、働くことになったUCLAのハーバーUCLAメディカルセンターは、まだカリフォルニアに来たばかりの当時、医学部に進んでもいない自分が、その外観をみて、こんなところで働けたらと思った病院でした。

鎌形赤血球症:
血液が変形するだけではなく、硬くなってしまい、毛細血管を詰まらせてしまうため、詰まった血管のまわりの細胞が壊死して、やがて臓器不全などを引き起こす疾患です。
ようするに、脳梗塞のような状態が体中にいつもおきているような病気です。
そして、内科的に知られている病気の数々が合併症として発症します。
本当に悲惨な病気です。臓器不全は10代から20代のころにははっきりと表れます。
私は、研修を終えたら大学を去り、開業、もしくは医療宣教師を考えていました。しかし前記にありましたように、まず大学の腫瘍内科医からの誘いを受け、そのあと血液内科から誘いを受け、大学に残ることにしました。
大学の仕事はとても有意義なものとなっていったのですが、病院勤務が終わるのが午後8時、それから研究室に行き実験、論文という生活になり、時間のバランスをとるのに始めは戸惑いました。
研究を始めるにも、自分の考えを証明に至らせる仕事にかかる前に、まず周りの人たちに自分の仮説を納得させるためにプレゼンをする必要がありました。
自分ではうまくいくと思っても、周りの人たちは同じ考えを持っているわけではなく、いろんな意見を聞くことになります。それに対し、アイデアを先に進めるためには自分の意見を論文以上の文章にまとめたり、口頭で説明したりしながら、周りを説得する必要となりました。
そして、研究論文を出せたとしても、評価は様々で、最初に描かれる論評は酷評ばかりでしたが、それが当たり前なのだとやがて気付き、すこし図々しくなり、また打たれ強くなっていきました。

一生懸命かんがえ、仮説を訴えても、なかなかうまくいかないことがほとんどでしたが、なんとか
それらを乗り越えたとしても、次なる壁は資金調達でした。
最初は3000ドルの助成金をもらいましたが、それをもらうために、100ページから200ページの書類を一年に五回くらいだし、結果助成金をもらえるのは、そのうちの一回くらい。

これまで先輩がされてきた研究の礎をもとに自分の研究をすすめていくのですが、
やはり多くの反対意見、異論が出てきます。
そんな時、偉人伝などを読んでいると、すんなり物事を進めた人が少なかったことに気づき、
自分も諦めないで研究を続けました。

大学で教える仕事も結構わたしには大変で、テストを作る作業は特に大変でした。
クラスで教える時間、病棟で研究生を教える時間、そういった時間が結構あるので、研究の時間は限られたものでしたが、やがて助成金など得ることができ、助手を雇ったり、実験器具も購入するなどしながら、徐々に時間を作ることもできるようになっていきました。

研究を続けるには、忍耐力と裏付けのある仮説を立てることが大切とそのころから感じております。
自分が出したい結果にどんな因子が影響するのかを見極めることも大切で、それらを見落とすと自分の期待していた結果とは全く違うものがでてきました。

鎌形赤血球症の治療薬を開発するにあたり、鎌形赤血球特有の新陳代謝を利用することに思い当たりました。
パイロットスタディーとして、治験を行い、国立衛生研究局への助成金の申請を行っていたのですが、その難関の助成金申請を3年目に突破することができました。 
国立衛生申請局への助成金申請は他の助成金申請と少し違い、大学では必ず通ならければいけない壁で、上位5%くらいにならないと通らないと言われています。
本当は国立衛生研究局の助成金はもらえないと思っていたので、3度失敗したら、大学を去り、医療宣教師の道に行こうと思ってました。しかし、こうして助成金が通り、研究を続行なったのです。
そして、その次にはFDAの助成金ももらえることが決まり、
研究を続けることになりました。

しかし、どんなに良い結果を出しても、製薬会社は興味を持ってくれません。
というのも鎌形赤血球症は患者数が少ないため希少疾患として扱われ、ビジネスにならないと思われていたからです。
現在は、希少病こそビジネスになるということで、製薬会社も興味を持ってくれていますが、当時はそうではありませんでした。

私は助成金を申請し、研究をすすめている間、多くの方々の力をお借りし、助成金以外に500万ドルを集め第二次治験を行うことができました。
第二次治験の次は第3次治験です。そしてそのために1億ドルを集めることができたのです。
このお金はどうやって集めたのか、自分でもよく覚えていないのですが、いつも投資してくれる人を探して頭を下げていました。本当に感謝な気持ちと不思議な経験をした気持ちいっぱいです。

そして、私たちが開発を進めてきた新薬はこれらの患者さんたちに多くあるクリーゼを抑え、その上急性胸部症候群で呼吸ができなくなってしまう患者さんを63%も減らすことができました。
FDAもその結果をとても喜んでくださりました。

FDAへの新薬承認申請に関し、2万ページの書類が準備され2016年9月に提出いたしました。そして2016年11月に申請が受け入れられ、PUDFA(承認を決定する日)を2017年7月7日と設定されました。
しかし、1月、諮問委員会への出席を要請されます。諮問委員会は5月に行われましたが、この出席までの準備に100万ドルかかりました。
諮問委員会に呼ばれるということは何か問題があるということだと思うのですが、あとで聞いた話、世界にこの新薬の情報を発信する準備ために出席を要請されたようです。
そして、5月24日、諮問委員会においてFDA新薬承認することを推薦され、FDAからの様々な要請に応えるべく孤軍奮闘の日々となります。
2017年7月7日朝7時FDAから正式認証の連絡が電話とメールで届きました。
この時点で、SNSのViewは1日に4000人程度となっていました。

これまで希少疾患は製薬会社が見向きもしないものでしたが、今はそれが大きく変わっていて、他の会社も希少疾患の薬を開発しようと試みていますが、なかなかうまくいかない現状があります。

この28年間に出会った難関
毎月70万ドルから100万ドルを必要とし、それを、とにかく毎月調達するために頑張りました。
機関投資家は多くの場合、会社と個人投資家たちよりも有利になる、または会社と個人投資家たちに不利になる条件をつけようとしますのでそれらをできるだけ避けるようにしたのですが、会社が順調にデータを治験で出し始めたころ、彼らにつかまり、一度私は社長を辞めさせられました。いわゆる乗っ取りです。
私は一度は諦めようと思ったのですが、調査をいろいろした結果、いち投資家として訴訟することができる箇所をみつけたのです。そして腕利きの弁護士をつけ、個人資産を使って訴訟に入ることを決意しました。
そして、訴訟準備を整え、先方に明日訴訟を起こしますと告知したら、30分で撤退をするという
返事が来ました。少しあっけにとられました。
その機関投資家は毎年いろいろな会社を1つづつ潰し、利益を上げていっていた会社で、今訴訟を起こされると、今後のビジネスができないと思い、わたしの会社からは引き上げることを決意したようです。
それらのこともあり、ここまでの投資はほとんどが個人投資家によるものです。
艱難を通して、ここまで研究に関しても、良い意見と悪い意見があることがわかりました。
中にはわざと意地悪な意見を言う人もいることがわかり、良い勉強となりました。
97年に助成金をもらった時、ある大学教授から「手伝いたい」という連絡が来ました。
その方はこれまでのキャリアもあったので信用をしていたのですが、私が送った論文を内容を変えずに勝手に名前を変えて提出し、助成金を申請していることが発覚しました。そして、今後一緒に研究を続けていくことができないことを告げると、激怒。そして、私の研究を批判する側にまわりました。
当時、批判側の人たちは、私たちの研究へ非協力的だったのですが、今となっては、180度態度を変え、みんなが私たちの味方になっています。

経済的な艱難と言えば、FDAの申請など、コンサルタントを雇う必要があり、その費用は膨大です。
しかしそんな中、コンサルタントも様々で、1時間1000ドルチャージする人もいます。
ただ、無能な人や、嘘をつくコンサルタントもおり、簡単に解雇できない場合もありました。
良いコンサルタントを見つけると仕事はスムーズにいきますが、悪いコンサルタントに出会ってしまったが故に、お金と時間を無駄使いすることになりました。
また会計士も同じです。
良いコンサルタント、会計士を見つけると、時間の節約にもなり、手間も省け、またお金の節約にも繋がります。
こうした経験から人を見る目も養われました。

お金が必要なため、いろいろなところに出かけて行っていたので、 詐欺師にもあいました。はじめはまんまと騙されてしまいましたが、私たちの会社は全ての証拠を持っていたので、詐欺師との訴訟に勝つこともできました。
このように大変なこともたくさんありましたが、良い投資家との出会い、患者さんたちの喜びの声、そして、小さなステップでも乗り越えるたびに達成感を味わうことができ、仕事が続けられたことの喜びもありました。ありがたいことです。
今はこの先、大きなプロジェクトをいくつも抱える状況になっています。

沖縄に先日行ってきましたが、私たちの薬はサトウキビが原料になっています。薬の原料も日本のものを使い、いろいろな意味で日本にも貢献できたらと思っています。

二十九歳からはじめたこの仕事ですが、これまで28年間、続けてこられたのは支援してくださった皆さまへのおかげです。心からの感謝を申し上げます。
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FDAが許可になったというニュースです。
8/15/2017にKABC and KFI で放送されたものです。
https://drive.google.com/file/d/0BxvPhIj89bEYbHFzdTBNVGJwRVE/view?ts=5994dcc4
#2017年セミナー

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2017年9月13日のセミナーの予定「 絶対損する株式投資!?債券ってなに?マネーマーケットファンドの仕組み」

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2017年9月13日のセミナー...
タイトル: 絶対損する株式投資!?債券ってなに?マネーマーケットファンドの仕組み

今回のセミナーは、
 1.こうすれば絶対損をする株式投資を実例もふくめて ご案内します。
 2.株のようにメディアに華々しく紹介されない債券の知識。
 3.マネーマーケットファンドの仕組み
 4.ファイナンシャルアドバイザーの見分け方、また将来証券マンを
   目指す人達へのアドバイス


勿論知識を広めたいと言う方も大歓迎です。

講師: 布川喜秋(ぬのかわ よしあき )氏

[プロフィール]

東京生まれ。12 歳で家族と共に渡米。1983 年 UCLA 卒(数学専攻)。1987 年アメリカ大和証券に入社 し、ロサンゼルス支店において機関投資家(主に銀行、ファンド会社、州政府など)向け債券セールスを 担当。91 年より米系証券会社、ペインウェバーにて個人向け証券投資のアドバイザーに。スイスの UBS がペインウェバーを買収することをきっかけに 2004 年独立。ウエスタン・インターナショナル証券 に所属。株式、債券、ファンド、401k 等リタイアメントプラン、保険、年金、トラストの作成アシストまで幅 広い分野の金融アドバイザーである。


* 開催日:9月13日(水)
* 時 間: 6:00 p.m. ― 6:30 p.m. (ソーシャルタイム)
      6:30 p.m. ― 8:30 p.m. (セミナー)
* 場所: ニューガーデナ ホテル   
      1641 W. Redondo Beach Blvd., Gardena, CA 90247
* テーマ:「絶対損する株式投資!?債券ってなに?
マネーマーケットファンドの仕組み」
* 講 師 : 布川喜秋氏

* 締 切 : 9月11日(月) 5:00 p.m.
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サウスベイ マネジメント セミナー(South Bay Management Seminar)はアメリカ・ロサンゼルスのサウスベイ地域を中心とする日本人メンバーで組織されたビジネス、一般教養などの勉強会です。1995年4月に設立され、同年6月に第1回セミナーを開催し、以降原則として毎月1回セミナーを行い、会員がアメリカで企業経営に携わるうえで日々直面 する様々な問題について専門家を招いて勉強したり、会員同志で研究・話し合い等を行っています。

---お問い合わせ---
<SBMSへのお問い合わせ>
http://sbmseminar.org/contact

WEB: サウスベイ マネジメント セミナー(South Bay Management Seminar)
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2017年8月のセミナーの予定 「新薬開発」

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2017年8月のセミナーの予定...
タイトル:「新薬開発」
副題:新薬承認に至るまでに関わった研究、資金調達、治験、行政とのやりとりなど28年間の経験のまとめ。

1989年に先天性の疾患である鎌形赤血球の患者たちと出会い、痛みと死といつも面している壮絶な病気をもつ彼らの治療薬開発を思いたったのが28年前。それから、基礎研究、資金調達、治験を重ね、ついに2017年7月新薬としてのFDA承認を得た。この疾患を持つ成人患者には歴史上2つ目のFDA新薬承認であるが、小児患者にとっては史上初のFDA新薬承認となった。基礎研究、治験においての苦労もあったが、資金調達ではさらに苦い経験があり、機関投資家たちに騙されたといっても過言ではないようなエピソードもあった。行政とのやり取りでは難題もあり、時間もかかったが、常にサポートが感じられた。山あり谷ありの28年間から学んだことは多く、それらがこれから同じような仕事をする人々のアドバイスに少しでもなってくれることを願う。この経験において、何よりもありがたかったのは、多くの素晴らしい先輩や同僚, そして目標を共にして下さる、思いやりのある個人投資家の皆様に出会えたことである。
著書には、4分の1の奇跡(共著)、生命は「与える」と強くなる(サンマーク出版)、がある。

講師:新原 豊(にいはら ゆたか)氏 プロフィール

医学博士
エマウスメディカル株式会社最高経営責任者
UCLA医学部教授
1959年、東京生まれ。13歳の時に渡米。ハワイで高校を卒業し、カリフォルニア州の
ロマリンダ大学宗教学部を卒業。同大学医学部卒業。ハーバード大学公衆衛生学修士課程終了。
2000年、UCLA医学部准教授に就任。同年12月にエマウスメディカル社を設立。
2005年、医学部教授。
現在、これまで治療法がないとされてきた、鎌形赤血球病の治療薬を開発するエマウスメディカル社の最高経営責任者であり、今、アメリカの医学界で最も注目されている一人である。

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* 開催日: 8月9日(水)
* 時 間: 6:00 p.m. ― 6:30 p.m. (ソーシャルタイム)
      6:30 p.m. ― 8:30 p.m. (セミナー)
* 場所:  ニューガーデナ ホテル   
       1641 W. Redondo Beach Blvd., Gardena, CA 90247
* テーマ: 「新薬開発」
* 講 師 :   新原 豊氏
* 連絡先: 太田光子 Tel: 714- 557-2424 
* 締 切 : 8月7日(月) 5:00 p.m.

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サウスベイ マネジメント セミナー(South Bay Management Seminar)はアメリカ・ロサンゼルスのサウスベイ地域を中心とする日本人メンバーで組織されたビジネス、一般教養などの勉強会です。1995年4月に設立され、同年6月に第1回セミナーを開催し、以降原則として毎月1回セミナーを行い、会員がアメリカで企業経営に携わるうえで日々直面 する様々な問題について専門家を招いて勉強したり、会員同志で研究・話し合い等を行っています。

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2017年7月「邦楽何でも屋の日本自慢」講師:渡部まり子氏

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日本の伝統的な民族音楽や古典音楽をどれくらい皆さんはご存知でしょうか?
日本を離れて暮らしているからこそ見えることはきっと多いはず。しかし、日本の文化や芸術に関し、その本物に触れる機会や、知識理解の場は以外と少ないものです。
今回は、その私たちの祖国である日本の素晴らしさ、美しさを知る機会のひとつとして、幼少の頃にはじめた日本舞踊、そして、長唄三味線、囃子と邦楽に親しみ、世界でその普及活動を行なってきた講師:渡部まり子氏をお迎えし、「世界から見た日本」のルーツを歌舞伎の世界から探っていきます。

渡部氏は、ドイツに発する西洋と東洋思想をまとめあげたシュタイナーの哲学と出会い、感銘をうけられました。また、世界でBig4と呼ばれる4大監査法人の中で、唯一日本の会計事務所として存在する監査法人トーマツを創立した父と、その片腕となって海外事務所を設立していった夫に伴って世界の各地を巡られたことから、各地で出会った様々な人や文化の違い、また教育などのお話も交えての楽しいセミナーとなります。

1.日本と言う国。日本人は素晴らしい。
2.シュタイナー教育との出会い。
3.邦楽から見た日本人ルーツ。

講師:渡部まり子(わたべ まりこ)プロフィール

日本舞踊、長唄、囃子の名取師匠。中学の時両親に伴い、ニューヨーク、ロサンゼルスに住む。帰国後大学では英米文学専攻。後にシュタイナー小学校教師免許、修士号を取得。 70年代から夫に伴い、ロサンゼルス、ベルギーのブリュッセル、シカゴ、ニューヨークに住み、子供三人を3箇所のシュタイナー学校で育てる。自らもそこの教師となり、翻訳本も出版する。その間各地で邦楽を教え、レクチャーデモなど行う。現在ガーデナ在住。

講演内容:

今回の講演会では講師の渡部氏が持参されたコンピュータとプロジェクターの接続に不具合が生じ、講演録担当のコンピュータを接続して使用したため、残念ながら講演録は作成できませんでした。しかし、渡部氏には日本の伝統文化の素晴らしさ、西洋文化との違い、悟性魂と意識魂との違いなどをシュタイナー哲学からの観点も含めて興味深くご説明していただきました。その後、ご持参頂いた日本の伝統楽器の説明及び聴講者の中からの希望者と共に楽器の実演をして頂きました。
#2017年セミナー

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2017年6月 よくわかる日本酒・酒アンバサダーになろう 講師:工藤デイビッド氏

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講師:工藤デイビッド氏
秋田県、北秋田市出身、
1973年渡米、加州明治生命勤務、
1997年独立、食品衛生管理者養成クラス開校(現Japanese Restaurant Academy)
1998年、南加日系レストラン協会設立、発起人
1999年、寿司酒誌、創刊、(現Japanese Restaurant News)
2017年、米国酒焼酎研究所、設立、代表
役職
JBA会員、
ハリウッド商工会議所、会員
南加日系商工会議所、理事
リトル東京ビジネス協会、副会長
米国日系レストラン協会、顧問、(元事務局長、発起人)
県人会協議会、理事
南加秋田県人会、顧問、(元会長)

水野元会長の日本酒の話をパサデナセミナー会で以前にお聞きし、やはり日本酒文化はすばらしいと実感し、更に自分もそうなりたい、と日本酒を学ぶようになりました。
題名 よくわかる日本酒・酒アンバサダーになろう

その1:日本酒を簡単に楽しむ秘訣
どの酒を飲んだらいいのか、ボトルを見ただけではわからないという声が多い。
醸造酒 、 ワイン ぶどうに含まれている糖分をそのままアルコール発酵
 ビール、は麦と水、日本酒には、水と米を発酵

日本酒は、米、水、発酵、気候風土、杜氏・蔵元・蔵人のたくみな技
日本酒は冷やしても、温めても楽しめる。また料理との相性もいい。
アミノ酸を含むコクのある飲料、美肌効果も高い
各地域の特徴を反映、神様に捧げる聖なる液体
高価な原料から作られる特別な酒、匠の技 付加価値のある酒

日本酒の4タイプの酒
薫酒 主に大吟醸、吟醸系 
   美味しい季節:春から夏にかけて  
   飲む温度:冷やしたとしても15度くらい
酒器—ワイングラス
合う料理:タコのマリネ
爽酒 軽快でなめらか 普通酒 
美味しい季節:夏  
飲む温度:ガンガン冷やすか熱燗にするか
酒器—こぶりのグラス
合う料理:冷奴、基本なんの料理でもあいます。
醇酒 コクがある   純米酒系 
   美味しい季節:秋  から冬
飲む温度:常温かぬる燗程度
酒器—こぶりのグラス
合う料理:ミックスピザ
熟酒 黄金色がつく 古く、長期熟成タイプ 
    美味しい季節:冬 
飲む温度:常温かぬる燗程度 ブランデーと同じ感じで
酒器—ブランデーグラス
合う料理:うなぎの蒲焼 

純米:米、麹、水のみで造る
本醸造は、純米酒に少量(10%)のアルコールを加えたもの
米の精米歩合で変わる。純米酒だと規定は撤廃されて、ありません、蔵元の判断で、残りは捨ててしまう(お菓子の原料)。

季節や行事にあわせてもお酒は色々あります。
正月はお屠蘇、冬は雪見酒、ひな祭りには白酒など

日本酒の楽しみかた
温度変化
 5度:雪冷え  
10度:花冷え 冷蔵庫で1時間くらい
15度:涼冷え(すずびえ)
20度:常温
30度:日向燗
35度:人肌燗
40度:ぬるかん
45度:上燗
50度:熱燗
55度:飛切燗 

冷やすと爽やかな味になり、温めると広がる香ります。

  冷———————————温
飲み口  キリッと まろやか
旨味  軽やか   ふくらむ
甘み  すっきり ひろがる
酸味  シャープ やわらか

味は舌で感じますが、舌の根本では余韻を楽しみます。

器によっても味が変わります。
猪口、枡、蛇の目のキキ酒、ぐい呑、切子、ワイングラス、フルートグラス。

相性が悪い理由
酒と料理が組み合わさることで、不快な香りが生じた場合。
どちらかの香りや味が強すぎた場合。

お酒を調味料として使うこともありますが、日本酒鍋や酒蒸し、粗酒、魚の粕漬け、奈良漬などいろいろあります。
日本全国 酒を使った郷土料理もあります。

適切な保存方法
紫外線を遮断する 日光に直接あたると、1時間~2時間くらいでダメになります。
低温で保存すること。
Q:日本酒に賞味期限はあるかないか。
  一旦蓋を開けてしまったら、その日に飲むのが一番いいですが、きちっと、ふたをして、冷蔵すると、2-3週間ものより、1-2ヶ月OK。
  中の空気を抜いて、冷蔵庫で保存した場合、1ヶ月くらいは大丈夫です。
家に日本酒を長年置いておいても、古酒にはなりません、お酢になる。

お酒は百薬の長と言われていますが、適正飲酒を心がけましょう。
飲んだ酒と同じ量のお水を飲むと胃が楽になります。
そのお水のことを「やわらぎ水」と言います。

日本酒を楽しく飲むためには、食べながら、適量をゆっくり飲む。
また休肝日を設けましょう
一気飲みはしないこと。
また明日を心がけましょう。
他人への無理強いもダメです。
薬と一緒に飲むのはNG、妊娠中、離乳期は避けましょう。
飲酒後のお風呂や過激な運動も気をつけましょう。

日本人は世界でもお酒には‘弱い人種。
フィンランド、スエーデンなど、北欧の国は強い傾向があります。

お酒2合は消化に個人差ありますが、6〜7時間かかります。

日本酒を飲んでも太りません。100mlで185kcal
お酒と一緒に食べるおつまみが太る原因です。

アルコールはほとんど体を冷やしますが、日本酒は違います。(アルコール健康医学協会)


その2:日本酒のラベルを読む
表ラベル「銘柄」が中央に来ている場合が多いです。
そして、右横に特定名称(純米大吟醸など)
製造年月日も記載されていますが、これは、ボトル詰めした日にちです。
アルコール度数
ボトルの容量
杜氏や蔵の名前

そして、裏ラベルが重要です。
日本酒度:甘辛のこと(Sweet & Dry) お水に比べて重いか軽いかです。
      マイナスは甘くなり、プラスが辛くなります。
      一般的に鬼、鯨、男など怖い名前がついているお酒は辛い傾向にあります。

日本酒の製造全体の65%くらいは普通種です。
吟醸や純米吟醸の売り上げが伸び、日本酒の全体の売り上げがアップ。

BY:ブルワリーイヤー
お酒のカレンダーは、7月からよく年の6月がブルワリーイヤーです。


日本酒の原料「米」と「水」
お米の原産地は東南アジアと言われています。
日本は、ジャポニカ米 
日本酒はうるち米から作りますが、お酒の時は削りますので、粒の大きいお米を使用します。よって、稲穂が倒れやすいので、生産も大変です。
酒造好適米、約100種類以上
山田錦 33%
五百万石 25%
美山錦 15%
この3種類が日本酒の原料米のほとんどを7割占めています。

「水」酒蔵の近くにはほとんどといって川が近くにあり、湧き水、地下水を利用します。
日本の水は軟水です、使用しています。

日本酒は黄麹菌を使って作ります。
造りかたは、 最重要点、一麹、二元(酒母)、三造り
1:原料処理 玄米を精米し、寝かし、洗米、浸漬
2:製麹  麹(こうじ)をつくること。
3:酒母 (しゅぼ) 、元、日本酒の醸造のために、蒸した米・麹・水を用いて優良な酵母を培養したもの
4:醪(もろみ)造り  水・蒸米・麹米を、三段に分けて仕込 3段仕込み

そして、上槽(じょうそう)から瓶詰めまで9つの工程があります。

しかし、そのほかの製法で作られるお酒もあります。

日本酒の歴史は、
弥生時代から、稲作が軌道にのり、お米ができて始まったと言われていますが、
1956年:長野県の山の中から土器が出てきました(縄文時代)。その中には山葡萄のたねが入っていて、日本で最初に飲まれていたのは日本酒ではなく、ワインだったらしいことがわかりました。

日本酒造りは巫女の仕事。米を噛むのが原型。
稲作ができて、今年も米ができたことを感謝し、神に献上し、そのおこぼれをいただいた。元はどぶろく。
現在、日本酒は水とお米で造りますが、それを漉したものは清酒と呼ばれています。
神社のみ、酒蔵以外でどぶろくを作っていいとされています。

蔵元は日本一の老舗企業(100年以上) 清酒製造:707箇所

戦国時代は寺で酒を作るようになりました。
諸白造りによる品質向上
明治の近代化と微税強化
日清、日露戦争時、日本酒(総税収の3割)の税金で戦ったとも言われています。
蔵元生産高 上位10社
1位:白鶴 34万石
2:月桂冠
3:宝酒造
4:大関
5:日本盛
6:世界鷹小山家
7:黄桜
8:オノエングループ
9:菊正宗
10:小西酒造「白雪」

日本では兵庫、が一番生産量が多く28%、京都、新潟、秋田、愛知、広島、福島、埼玉、長野、福岡の順。

一番歴史が長い蔵元は
茨城県の須藤本家が1141年創業 874年の歴史 
秋田 飛良泉本舗 1487年 528年

毎年10月1日になると、日本の蔵元では、一斉に日本酒で「乾杯」を行います。
LAでも昨年、乾杯しました。

日本酒の輸出は毎年順調に10%程度づつ増えています。
ただ、2008年の末にリーマンショックがあり、2009年だけ、少し減少です。
また、2012年も伸びが小さいのですが、これは東日本大震災の影響です。
日本全体の自粛モードがあり、南部美人の蔵元:久慈さんが、日本酒を飲んでください。2次災害になりますと呼びかけました。
輸出先(金額別)
米国35.9%
香港15.9%
韓国11.4%

数量でも米国26.6%です。ついで韓国となっています。

最近「酒蔵ツーリズム」という新しい旅も流行っています。

テイスティングの注意点 : 色、香り、味わい(飲み口)

500種くらいの日本酒が今米国に輸入されて来ています。
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日本酒ナビゲータークラスについて
利き酒師、焼酎アドバイザーの認定
酒コミュニティー形成の支援(sake meet up)

南加日系レストラン協会は日系流通企業、JFCインター、西本貿易(現wismettac asian foods),共同貿易の故金井会長の応援で設立ができました。
そして多くのシェフ、レストランが助けられました。
今後も私は教育の面で米国における日本食を支援していきたいと思っています。

無断転載禁止

著者権、参考資料、引用文献、協力、SSI(日本酒サービス研究会),
日本酒造組合中央会、アルコール健康医学協会、新しい日本酒、日本の酒
Sake Spectator/Japanese Restaurant Academy/(Sake Shochu Institute of America、企画会社)
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酒ナビゲーター、酒meet up(同好会)に興味のある方はご連絡下さい。
☎213-680-0011
E-Mail :davidkudo@gmail.com
Web. www.alljapannews.com
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#2017年セミナー

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2017年10月11日 「知っておきたい、日本の医療・介護制度」

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講師:東向 勲氏 講師:東向 勲氏
タイトル: 「知っておきたい、日本の医療・介護制度」

「リタイア後は日本に帰国したい」という方の大きな理由の1つは、医療や介護制度が充実していること。でも長らく日本を離れていると、複雑で頻繁に変わる医療や介護制度のことはよくわからないしどのくらい生活費がかかってどのくらい補助が出るか心配・・・。

こんな方のために、日本から専門家をお招きして、最新の情報をお話ししていただきます。

日本への帰国を検討されている方はもちろん、親を日本に残されている方も必見です。

内容
・高齢化社会、日本の医療・介護の方向性
・海外生活者も介護保険はすぐに入れる?
・身元保証人という問題
・日本での生活費はどれくらいかかる?
・判断能力が低下したら、財産管理を誰に任せる?
・進化した日本のリタイアメントホーム、介護施設


講師:東向 勲(ひがしむき いさお)プロフィール
   一般社団法人日本ライフパートナーズ協会代表理事

大学卒業後すぐに、行政書士試験に合格。医療法人で約10年間勤務した後に、2014年に医療・介護専門の行政書士として「ひがしむき行政書士事務所」を開設する。主に独り身の高齢者や子どもがいない高齢者ご夫婦の法律支援をおこなう。
より本格的に活動するために2015年に一般社団法人 日本ライフパートナーズ協会を設立する。2016年3月には、理事構成を再編し、日本初となる法律職、医療職、福祉職から構成する団体へと変更しました。今後も積極的に独り身の高齢者や子どもがいない高齢者ご夫婦を支援していきます。

 
* 開催日:  10月 11日(水)
* 時 間:  6:00 p.m. ― 6:30 p.m. (ソーシャルタイム)
       6:30 p.m. ― 8:30 p.m. (セミナー)
* 場所:   ニューガーデナ ホテル   
        1641 W. Redondo Beach Blvd., Gardena, CA 90247

* テーマ: 「知っておきたい、日本の医療・介護制度」
* 講 師 : 東向 勲氏
* 締 切 :  10月9日(月) 5:00 p.m.

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サウスベイ マネジメント セミナー(South Bay Management Seminar)はアメリカ・ロサンゼルスのサウスベイ地域を中心とする日本人メンバーで組織されたビジネス、一般教養などの勉強会です。1995年4月に設立され、同年6月に第1回セミナーを開催し、以降原則として毎月1回セミナーを行い、会員がアメリカで企業経営に携わるうえで日々直面 する様々な問題について専門家を招いて勉強したり、会員同志で研究・話し合い等を行っています。

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5月27日発刊の日刊サンにSBMSの概要が掲載

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5月27日発刊の日刊サン SB... 5月27日発刊の日刊サン
SBMSについての概要と次回セミナーのお知らせを掲載して下さいました。
SBMSについて取材して頂き、5月27日号日刊サンに掲載頂きました。
#sbmsご報告

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2017年5月「アルツハイマー病の話」講師:三橋将人氏

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2017年5月「アルツハイマー... 日本の場合 http://ww... 日本の場合
http://www.ninchi-k.com/?page_id=221

米国の場合
http://www.dementiatoday.com/wp-content/uploads/2012/06/MiniMentalStateExamination.pdf

8.アルツハイマー病の予防  ... 8.アルツハイマー病の予防
  残った神経ネットワークの整備が予防につながる
  =血管を良い状態に保つ=高血圧、動脈硬化を避ける
  =運動をして血流を上げる

  救護車両の充足=障害への迅速対処
  =免疫を良い状態に保つ

日本の場合 http://ww... 日本の場合
http://www.ninchi-k.com/?page_id=221

米国の場合
http://www.dementiatoday.com/wp-content/uploads/2012/06/MiniMentalStateExamination.pdf

8.アルツハイマー病の予防  ... 8.アルツハイマー病の予防
  残った神経ネットワークの整備が予防につながる
  =血管を良い状態に保つ=高血圧、動脈硬化を避ける
  =運動をして血流を上げる

  救護車両の充足=障害への迅速対処
  =免疫を良い状態に保つ

U.S.フロントライン7月号に... U.S.フロントライン7月号に記載された記事
2017年5月のセミナー
タイトル: 「アルツハイマー病の話」

講師: 三橋将人(みつはし まさと)氏プロフィール
日本では小児科医。1985年にUCサンフランシスコ校に留学後、1990年からアーバイン在住。UCアーバイン校キャンパスにあるHitachi Chemical Research CenterのChief Scientific Officer、同大学病理学Associate professor兼任を経て、2014年にNanoSomiX社設立、Chief Technology Officerとしてアルツハイマー病の血液診断開発に従事。

アルツハイマー病------配布資料
2017年5月10日
三橋将人
Masato Mitsuhashi、MD、PhD

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1.認知症(dementia)とは
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html
認知症とは「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」をいいます。

要するに検査結果で判断するのではなく、臨床診断です。

2.認知症の診断(臨床症状が基本)
 日本の場合
 http://www.ninchi-k.com/?page_id=221

 米国の場合 http://www.dementiatoday.com/wpcontent/uploads/2012/06/MiniMentalStateExamination.pdf

認知症のタイプ
https://info.ninchisho.net/type
タイプによって治療法が異なるので正確な診断が重要。

3.アルツハイマー病
 認知症の中で最も多いタイプ
 Dr. Alzheimerが最所に報告した病気で、彼自身は正常
 
その後、死後の解剖所見から、脳内のプラック(アミロイドの沈着)と神経細胞のタングル(タウタンパクのリン酸化)という二つの特徴的な所見が見つかった。

さらにPETスキャンでアミロイドやタウタンパクの脳内の状態がわかるようになった。

また、CTやMRIなどの画像診断検査の結果、海馬の萎縮がアルツハイマー病と関係することもわかってきた。

上記のような検査ができてくると、臨床状態と検査結果が一致しない症例が見つかり、多少の混乱が生じている。

4.アルツハイマー病の治療

 異常タウの除去
  LTMX(TauRx)
AADvac1ワクチン(Axon)

アミロイドの除去
Beta-secretase (BACE) inhibitor
MK-8931 (Merck)
Anti-beta amyloid antibody
Solanezumab(Eli Lilly)
Aducamumab(Biogen)

異常・過剰タンパクの除去
Autophagyの活性化、正常化
昨年のノーベル生理医学賞

5.アルツハイマー病の治療
 新しい治療薬は脳内のアミロイドを除去する!
         ↓
   しかし、臨床的に効果なし!
         ↓
   ということは、
   アルツハイマー病と診断されてから治療したのでは遅い!

6.今後の治験の課題 
  神経のネットワークがまだ保たれている早期に治療を開始する。
  どうやって症状が出る前に患者を見つけることができるか?
    超早期のスクリーニング法の確立が大きな話題。
    PETスキャンで確認?

  症状が出る前(=病気ではない人)を治療してよいのか?

7.アルツハイマー病の超早期診断
  生検Biopsy: 倫理的に不可能
  画像診断: 高価
  髄液検査:侵襲的
  血液検査:今注目の的
   Nanosomix社ではエクソゾームを対象とした血液検査を開発中

8.アルツハイマー病の予防
  残った神経ネットワークの整備が予防につながる
   ロサンジェルスの交通網に例えると、事故車がプラックで、
   故障者がタングル。
   渋滞を緩和するには
     
   道路の整備
   =血管を良い状態に保つ
   =高血圧、動脈硬化を避ける
   =運動をして血流を上げる

   救護車両の充足
   =障害への迅速対処
   =免疫を良い状態に保つ

   車のメインテナンス
   =血液を良い状態に保つ
   =高血糖、高脂肪を避ける

9.南カリフォルニアの専門医
  UCI: 90+ Study、Dr. Claudia Kawas
     https://www.mind.uci.edu/research-studies/90plus-study/
     
     Rates of dementia increased exponentially with age from
     12.7% per year in the 90-94-year age group, to 21.2% per year in
     the 95-99-year age group, to 40.7% per year in the 100+-year age      group.

  UCLA: ライフスタイルの改善による予防、Dr. Dale E Bredesen
     http://mariashriver.com/blog/2016/09/alzheimers-prevention-dale-bredesen-maria-shriver/

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サウスベイ マネジメント セミナー(South Bay Management Seminar)はアメリカ・ロサンゼルスのサウスベイ地域を中心とする日本人メンバーで組織されたビジネス、一般教養などの勉強会です。1995年4月に設立され、同年6月に第1回セミナーを開催し、以降原則として毎月1回セミナーを行い、会員がアメリカで企業経営に携わるうえで日々直面 する様々な問題について専門家を招いて勉強したり、会員同志で研究・話し合い等を行っています。

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#2017年セミナー

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2017年7月12日水曜日のセミナーの予定「「邦楽何でも屋の日本自慢」」

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2017年7月12日水曜日のセ...
                                          
タイトル: 「邦楽何でも屋の日本自慢」

日本の伝統的な民族音楽や古典音楽をどれくらい皆さんはご存知でしょうか?
日本を離れて暮らしているからこそ見えることはきっと多いはず。しかし、日本の文化や芸術に関し、その本物に触れる機会や、知識理解の場は以外と少ないものです。
今回は、その私たちの祖国である日本の素晴らしさ、美しさを知る機会のひとつとして、幼少の頃にはじめた日本舞踊、そして、長唄三味線、囃子と邦楽に親しみ、世界でその普及活動を行なってきた講師:渡部まり子氏をお迎えし、「世界から見た日本」のルーツを歌舞伎の世界から探っていきます。

渡部氏は、ドイツに発する西洋と東洋思想をまとめあげたシュタイナーの哲学と出会い、感銘をうけられました。また、世界でBig4と呼ばれる4大監査法人の中で、唯一日本の会計事務所として存在する監査法人トーマツを創立した父と、その片腕となって海外事務所を設立していった夫に伴って世界の各地を巡られたことから、各地で出会った様々な人や文化の違い、また教育などのお話も交えての楽しいセミナーとなります。

1.日本と言う国。日本人は素晴らしい。
2.シュタイナー教育との出会い。
3.邦楽から見た日本人ルーツ。

講師:渡部まり子(わたべ まりこ)プロフィール

日本舞踊、長唄、囃子の名取師匠。中学の時両親に伴い、ニューヨーク、ロサンゼルスに住む。帰国後大学では英米文学専攻。後にシュタイナー小学校教師免許、修士号を取得。 70年代から夫に伴い、ロサンゼルス、ベルギーのブリュッセル、シカゴ、ニューヨークに住み、子供三人を3箇所のシュタイナー学校で育てる。自らもそこの教師となり、翻訳本も出版する。その間各地で邦楽を教え、レクチャーデモなど行う。現在ガーデナ在住。

* 開催日: 7月 12日(水)
* 時 間: 6:00 p.m. ― 6:30 p.m. (ソーシャルタイム)
      6:30 p.m. ― 8:30 p.m. (セミナー)
* 場所:  ニューガーデナ ホテル   
      1641 W. Redondo Beach Blvd., Gardena, CA 90247
* テーマ: 「邦楽何でも屋の日本自慢」
* 講 師 : 渡部まり子氏
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2017年6月14日(水)セミナーの予定 「世界の酒、日本酒でカンパーイ!!!」

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講師:工藤デビッド氏 講師:工藤デビッド氏

タイトル: 「世界の酒、日本酒でカンパーイ!!!」



日本酒は神様に捧げる特別な飲み物として2000年ほど前から、この世に存在し、やがて各地の気候風土や地域の人々の嗜好に合わせた地酒として全国に広まり、日本人の暮らしと切っても切れぬ関係となった。
いまや、世界中で人気の日本酒ですが、日本酒を説明できないわれわれ、日本人、多いのではないでしょうか?
このままで、おもてなしができるでしょうか?
もう少し日本文化のひとつである、日本酒の理解を深めましょう。!
東京オリンピック目指して、世界中から集まる中、おもてなし美人を目指しましょう!!!

内容
日本酒の4タイプ
TPOで飲み分ける
個性を活かす温度帯
酒器による香味変化
料理との相性
適切な保存方法
健康的な飲み方
日本酒の原料と造り
日本酒の歴史
日本酒でカンパーイ!!
  
講師: 工藤デビッド(くどう でびっど)氏プロフィール
秋田県、北秋田市出身、
1973年渡米、加州明治生命勤務、
1997年独立、食品衛生管理者養成クラス開校(現Japanese Restaurant Academy)
1998年、南加日系レストラン協会設立、発起人
1999年、寿司酒誌、創刊、(現Japanese Restaurant News)

名誉唎酒師/
日本酒学講師0356
唎酒師023220
食品衛生管理者養成講師10426

* 開催日: 6月 14日(水)
* 時 間: 6:00 p.m. ― 6:30 p.m. (ソーシャルタイム)
      6:30 p.m. ― 8:30 p.m. (セミナー)
* 場所:  ニューガーデナ ホテル   
       1641 W. Redondo Beach Blvd., Gardena, CA 90247
Tel: 310-327-5757
* テーマ: 「世界の酒、日本酒でカンパーイ!!!」
* 講 師 : 工藤デビッド氏
* 連絡先: 太田光子 Tel: 714- 557-2424 
* 締 切 : 6月12日(月) 5:00 p.m.

出欠登録状況により会場の手配等をおこないますので、必ず登録をお願いします。
参加登録して頂きますと確認のメールが届きます。
http://www.sbmseminar.org/page/registration

SBMSのホームページ : http://www.sbmseminar.org


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