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「ジャパン・ハウスの立ち上げに向けて」

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タイトル:「ジャパン・ハウスの立ち上げに向けて」

概要:戦略的な対外発信強化の必要性の高まりを受け、
「オールジャパン」を発信するための拠点として設置される日本の外務省の委託事業であるジャパン・ハウスが、イギリス・ロンドン、ブラジル・サンパウロ、そして、アメリカ・ロサンゼルスに設置されます。

そのジャパン・ハウ・ロサンゼルスのコンセプトやオープン後の施設の紹介、これまでの立ち上げ準備の苦労話など、これまでの在米生活の経験談も交えつつ、語っていただきました。

講師:海部優子(かいふ ゆうこ)
神戸市出身。 奈良女子大学文学部卒業 。クイーンズ大学(カナダ)社会学修士号 取得
元外務省職員。
在カナダ日本国大使館、外務省本省、在ロサンゼルス総領事館での勤務の後、2007年に外務省を退職。
全米日系人博物館副館長を経て、2009年より2016年まで三菱東京UFJ銀行系のMUFGユニオンバンク広報部に勤務。
2016年1月より、日本政府のパブリック・ディプロマシーの一環として
ハリウッドに設立されるジャパン・ハウスLA館長に就任。
南加日系企業協会(JBA)筆頭副会長、米日カウンシル理事等、コミュニティ活動にも従事。

―JAPAN HOUSE -Los Angeles―

ジャパンハウスは、厳密には政府組織ではなく、外務省の事業委託を受けた民間企業。しかし、営利を目的にした会社ではありません。
政府のいいところと民間企業のいいところをミックスしたハイブリッドの組織。民間の活力を生かすことが期待されています。

ジャパン・ハウス ロサンゼルス
ハリウッドである理由: 他国・他州からの観光客も含め、多様な人々が集う街。
だからこそ、もともと日本が好きという知日派・親日派だけでなく偶然の人々との出会い、日本に関心がなかった人たちを含んだ幅広い層がいるのが、ハリウッド。

日本にとっての米国の玄関であるロサンゼルスにジャパンハウスが設立されるからこそ、ここからムーブメントを米国全土に広げていきたいですね。

ハリウッド&ハイランド・センターの2階と5階に位置しています。
年間2500万人。(ハリウッド商工会議所調べ)
72%:ロサンゼルス市民  28%:観光客 6%:米国居住者
人種 50%白人、22%ラテン系、18%アジア系 12%米国黒人系

2階と5階という立地は通常マイナスに思われますが、それを逆の発想で、プラスに!
2階は人通りが多いエリアにあり、入りやすい雰囲気で、ショップ、カフェ、ギャラリーを併設。
5階はライブラリー・ラウンジ、サロン(多目的ホール)、日本食レストラン(30席)。隠れ家的な雰囲気を醸し出します。

WEB: http://www.japanhouse.jp/losangeles

2017年11月現在、Virtual Tourがサイトに掲載されていて、完成イメージをご覧いただくことができます。また、様々な方のインタビューなども掲載予定ですので、ぜひ、WEBもご覧ください。

巡回展は年に2~3回を予定し、1つの巡回展は約2ヶ月程度開催。その間に、独自の企画展も開催予定。

ショップも、お土産物屋さんではなく、良質な生活雑貨やアート系のものも含め、米国で受け入れられる品ぞろいが検討されています。

サロンでは、立食パーティーなどもできるスペース。

イギリス、ブラジル、そして今後増えるかもしれないジャパンハウスのブランディングの統一のために日本に総合プロデューサーが任命されています。

ぜひ、完成した折にはみなさまもジャパンハウスにお越しください。




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