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OBON捜索班手記/北海道札幌市で戦没者遺霊品を返還(Returning the remains of the war dead in HOKKAIDO)

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硫黄島で戦没された名須川水藤 ... 硫黄島で戦没された名須川水藤 命が同郷の友人に宛てた葉書 OBON捜索班手記/北海道札幌... 兵士【名須川水藤】命の菩提寺 兵士【名須川水藤】命の菩提寺
【戦没者遺留品返還】
OBON捜索班の工藤です。8月11日に北海道岩見沢市栗沢町美流渡(ミルト)から出征し、硫黄島で散華された海軍兵士「名須川水藤」命の葉書を兵士のお孫さんにあたる「名須川雄比古」様(札幌在住)に返還して参りました。

葉書は兵士名須川水藤命が郷里の友人「中川長作」様へ宛てたものでした。お二人にしか分からない理解できないものですが、きっと戦地にいる自身の無事と友人の無事を願いながら交わした言葉なのだと感じます。

水藤命が命を散らされた昭和20年3月17日は所属する硫黄島警備隊ほか硫黄島の日本軍が玉砕された日とされており、水藤命もこの戦闘に参戦されていたものと思われます。硫黄島の戦いは苛烈を極め、日本軍19900名のうち生還者の1000名を残し皆戦死されました。

そのような過酷な戦場で故郷の家族や友人との手紙のやり取りはどれだけ兵士を勇気づけ、鼓舞した事かを想うと、きっとこの葉書を兵士や宛先の方へと届けて差し上げたいと思わずにはいられませんでした。

ご遺族と葉書の宛先人の捜索は北海道空知郡栗沢村美流渡(現岩見沢市栗沢町)へOBONスタッフが赴き行われました。美流渡地区はかつては炭鉱の町として栄え、町の神社も炭鉱夫の慰霊碑などそれを思わせる昭和が今でも存在する町でした。ここ数年で道外からの移住者も多く当時を知る人はごく少数になっているそうで、捜索は難航を極めました。役場やコミュニティーセンターの方、酒屋の店主にお話を聞き、やっとの思いで中川長作さんのお孫さんにたどり着く事ができました。長作さんは昭和53年に他界されており、残念ながら兵士水藤命について分かる事はありませんでした。そこで町にある「正滝寺」を訪れ、昔からの事を知る方はいないか聞きましたところこのお寺の住職さんが「そう言えばうちの先代(住職)が昭和21年に3人の兵士の葬式を同時に執り行ったことがある」と話してくださり、古い資料を探し出してくださりました。そこには【海薫院釋大安・名須川水藤・行年43】とありました。ご住職いわく「きっと海軍なので海薫ると戒名ををつけたんでしょうね。」とその由来を教えてくださいました。その後も多くの方のご協力を得て水藤命のお孫さんを探す事が出来ました。

水藤命にはお子さんが6名おり、そのうちの3名が近郊にご存命との事。このお盆に親族で集まって葉書をお披露目する予定だったそうなのですが、猛威を奮うコロナ状況を鑑みてお披露目は改めて。という事になるとの事です。その際には皆で葉書を手に取り、水藤命に思いを馳せたく思いますとお孫さんは仰っておられました。

この度の返還、誠におめでとうございます。
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北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交戦国から相次ぐ 広がる「和解の証し」 なぜコロナ禍も一因に?】(Hokkaido Newspaper introduced OBON Society's activities.)

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北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交... 北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交... 北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交... 北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交... 北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交... 北海道新聞/【遺品の帰郷 旧交...
【遺品の帰郷 旧交戦国から相次ぐ 広がる「和解の証し」 なぜコロナ禍も一因に?】

と題して北海道新聞(東京報道センター/酒井聡平 記者) から戦没兵士の遺霊品返還についての記事が掲載されました。今年1月にOBONソサエティを介して兄の日章旗を受け取られた北海道斜里町のご遺族のインタビューも掲載されております。

後半6項/全項11がOBONソサエティに関する記事です。

戦没兵士の遺霊品返還を行う団体は当会以外にもありますが、OBONソサエティでは遺霊品のオークションなどによる売買は行うべきでは無いとの立場で活動をしております。どのような理由であれ、遺霊品に価格をつけ、結果市場価値を生み出してしまう恐れを危惧しております。また、厚生労働省でも「寄せ書きのある日章旗や千人針は、戦時中、出征する人が、その家族や身近な人々から贈られ大切に身に付けていたものです。御遺族の中には、戦没者の遺品や御遺骨がない方もおられ、日章旗などの遺品が唯一の形見になる場合もあります。こうした遺品がインターネットオークションで売買されていることは、御遺骨や遺品の帰還を待つ戦没者の御遺族にとっては耐え難いことであり、御遺族のこうした気持ちに御配慮いただきますようお願いいたします。」との指針を示しております。
関連資料をコメント欄に置いておきます。

【記事全文】北海道新聞のウェブサイトから (無料登録あり) https://www.hokkaido-np.co.jp/article/717042/?rct=n_war

またOBONソサエティではYouTubeチャンネルにてたくさんの動画を公開しております。https://www.youtube.com/c/OBONSOCIETY/videos
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読売新聞/ガダルカナル島の日章旗、80年ぶり故郷・郡山へ…遺族「お墓の家族に報告したい」((Japanese Newspaper featured Flag return in Fukushima Prefecture ))

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読売新聞/ガダルカナル島の日章...
太平洋戦争の激戦地だったソロモン諸島のガダルカナル島で、1942年に戦死した郡山市出身の 宇南山うなやま 民男さん(当時23歳)の所持品だった日章旗が22日、保管されていた米国から遺族に返還された。80年ぶりに古里に戻り、遺族も感慨深げだった。

郡山市遺族会や宇南山さんの遺族などによると、民男さんは1919年生まれ。42年1月、広島県の宇品港から戦地に向かい、同年11月、ガダルカナル島で腰と腕に砲弾の破片を受けて戦死したという。

日章旗は43年1月、ガダルカナル島に滞在していた米軍のチャールズ・マーコットさんが、現地の住民から受け取って持ち帰り、保管していた。受け継いだ息子のロバートさんが、日本兵の遺品返還活動を行う米オレゴン州のNPO法人「OBONソサエティ」に提供し、日本遺族会などの確認作業を経て返還が実現した。


この日は、宇南山さんのおいの妻・宇南山洋子さん(80)が郡山市役所を訪れ、市遺族会の渡辺守久・副会長から「武運長久」などの寄せ書きが入った日章旗を受け取った。洋子さんは「お墓の家族に、日章旗とともに民男さんの 御霊みたま が戻ったと報告したい。皆が喜んでいると思う」と話した。

同席した品川万里市長は「日章旗の返還は、日米の善意のリレーによって実現した。世界で戦禍が絶えない中、一日も早く平和と秩序が保たれてほしい」と語った。  
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220723-OYT1T50130/
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読売新聞/戦死の祖父 手帳戻る(Japanese Newspaper featured Journal return in Hyogo Prefecture )

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読売新聞/戦死の祖父 手帳戻る... 読売新聞/戦死の祖父 手帳戻る...
戦死の祖父 手帳戻る2022/06/08 05:00

姫路の岡崎さん 「沖縄の慰霊碑に報告を

太平洋戦争末期の沖縄戦で戦死した第2野戦築城隊付の陸軍少佐・岡崎梅太郎さん(姫路市出身)の手帳が7日、姫路市に住む孫・公一さん(64)の手元に戻った。戦争終結から77年。この日、姫路護国神社で手帳を受け取った公一さんは、会ったことのない祖父に思いをはせ、「大切に保管し、いつか、沖縄の慰霊碑に『返ってきたで』と報告に行きたい」と語った。(北野浩暉)

戦後77年 米兵が保管

県遺族会姫路支部などによると、梅太郎さんは1904年に生まれ、38年に入隊。45年5月20日、戦火が激しくなった沖縄県の首里で死亡した。

手帳は沖縄戦に参戦した米兵が戦地から持ち帰ったもの。戦後、米オレゴン州で保管していたという。

戦利品として持ち帰られた日章旗や日記などの様々な遺品返還事業を行っている同州のNPO法人「OBONソサエティ」に米兵の息子が提供。今年4月、同支部が調査を行って返還されることになった。

当時、従軍者に配られていた手帳で、表紙には「従軍手 帖ちょう 」の文字。従軍履歴のほか、「軍紀風紀の維持」などの行動規範、計算式といった梅太郎さんがつづったとみられるメモなどが残されている。

公一さんの手元には梅太郎さんの写る当時の写真がある。祖父にあたる梅太郎さんについて、父親らからあまり話を聞いていないものの、公一さんは、これまでに計3回、沖縄の慰霊祭に参加したという。

77年の時を超えて〈帰国〉を果たした手帳を前に「祖父のことや(手帳が)返ってきた経緯についてもっと詳しく知りたい。この次に沖縄へ行く時には手帳を携えて行きたい」と話している。https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20220608-OYTNT50017/?fbclid=IwAR2dfUQ_haqvwRGOnnHTeMtoImots7XYPwFWt4uKYeJ7gaPPDmyzofTisFg
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【動画/video】黄前 典夫 命「遺霊品返還式」(Mr. Norio Omae "Yosegaki Hinomaru" Returning Ceremony)

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【動画/video】黄前 典夫... 【動画/video】黄前 典夫...
【動画/video】→→ https://www.youtube.com/watch?v=H7AOD5yxuz0
提供:与謝野郡役場CATVセンター

〜77年の時を経てお父様が帰郷を果たされました〜

令和4年5月15日

京都府宮津市与謝野郡生涯学習センター知遊館にて黄前典夫命「遺霊品返還式」が行われました。
After 77 years passed, Father finally came home in Kyoto to see his son and daughter.
#flagreturn #navy #obonsociety #obonソサエティ #pacificwar #soldier #ww2 #京都府 #大東亜戦争 #太平洋戦争 #寄せ書き日の丸 #戦没者 #日章旗返還 #沖縄 #沖縄戦 #英霊 #護国神社 #靖国神社

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OBON捜索班手記/京都府与謝郡与謝野町で戦没者遺霊品を返還(Returning the remains of the war dead in Kyoto)

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左 山本洋子さん 中央 黄前国... 左 山本洋子さん 中央 黄前国忠さん 返還された遺霊品 返還された遺霊品 左写真軍服 黄前典夫 命 右写... 左写真軍服 黄前典夫 命
右写真 最前列中央 山本洋子さん 2列目男児 黄前国忠さん
与謝郡与謝野町の山添町長から返... 与謝郡与謝野町の山添町長から返還を受ける黄前国忠さん ビデオメッセージを寄せるOBO... ビデオメッセージを寄せるOBONソサエティ共同代表 レックス&敬子・ジーク OBON捜索班手記/京都府与謝... 会場では府内遺族会の会員約50... 会場では府内遺族会の会員約50人が返還を見届けた 返還の後、京都霊山護国神社へ無... 返還の後、京都霊山護国神社へ無事に返還式を終えたご報告と多くの英霊の御霊に哀悼の誠を捧げた OBON捜索班手記/京都府与謝... OBON捜索班手記/京都府与謝... 日本三景「天橋立」 日本三景「天橋立」 左上 与謝郡遺族連合会 江原会... 左上 与謝郡遺族連合会 江原会長 右上 与謝野町 山添町長
左下 日本遺族会 重井主幹 右下 京都府遺族会 吉里副会長
OBON捜索班手記/京都府与謝...
OBON捜索班の工藤です。令和5月15日、京都府与謝郡与謝野町へ同郡奥波見出身の日本陸軍兵士「黄前典夫 命 」の遺霊品返還の為、同町「知遊館」に寄せて頂きました。兵士が戦没して77年、うちOBONがご遺族の捜索を開始して約2年、ようやくにご遺族へ遺霊品を返還する事が出来ました。

兵士「黄前典夫命」の故郷、与謝郡は日本三景で有名な「天橋立」を近くに阿蘇海を望み、地元では丹後ちりめんが織られ、俳人「与謝蕪村」や歌人「与謝野晶子」がこの地に魅せられその名を名乗ったほどの風光明媚な土地にして「神々の遊湯」と言われる温泉の沸く土地でした。

昭和19年6月にこの地の奥波見地区から「黄前典夫 命」は日本本土防衛の最前線「沖縄」へ向かいました。銃後に幼い息子と娘を残しての出征でした。黄前典夫命の所属した独立歩兵第13大隊 (石部隊)3594は沖縄戦の中でも日米両軍激戦の地、宜野湾市の嘉数高地でぶつかり、その戦闘は実に16日間に及びました。米軍からこの渓谷は「呪われた罠」「忌々しい丘」などと呼ばれ恐れられていたそうです。嘉数の集落を背に部隊は文字どおりの死闘を繰り広げ多くの軍人がここで命を散らされたのです。黄前命もその中の一人でした。

この嘉数高地は現代では公園が整備され、両軍の戦没兵と現地で戦闘に巻き込まれた住人の御霊を慰める為、世界平和を願う地球を模した展望台が作られています。
旗の提供者である米国ニューメキシコ州在住のロバート・ヤング氏のお父様、エルマー・ヤング氏もまた米陸軍兵士としてこの地で従軍されました。氏の記録からこの地で玉砕した日本軍部隊の様子や、黄前典夫命の最後の姿が明らかになりました。返還式ではその様子をご遺族へお伝えし、当時エルマー氏が母国へ持ち帰り77年間大切に保管されていた「黄前典夫 命」の所持品を返還させて頂きました。

返還式には日本遺族会から重井主幹が、京都府遺族会からは吉里副会長はじめ、伊藤女性部長、梅原青年部長、宮津市遺族会や与謝郡遺族連合会からは山口会長と江原会長、そして丹後広域振興局上原副局長、与謝野町からは山添町長と参列して頂きました。そして何よりも多くの府内戦没者のご遺族たちが会場へ駆けつけてくれました。50名以上の関係者に見守られ遺霊品は「OBON」から「日本遺族会」へそして「与謝野町長」からご遺族の「黄前国忠さん(長男)」と「山本洋子さん(長女)」へと手渡されました。兵士「黄前典夫命」が銃後に残した子供たちが時を超えて父親との魂の再会を果たされました。

返還を受けご遺族の黄前国忠さんは「こんな日が来るとは夢にも思っていなかった。旗に父や祖父の名を見てからどうしたって涙が止まりません。署名を残した叔父(御年90)にも見せてあげたいです。米国のヤングさん、OBONソサエティや遺族会の皆さん本当にありがとうございました」と涙をハンカチで拭いながらお話してくださいました。会場の皆様もその場に自身の戦没した肉親を想い涙されていました。京都府遺族会の吉里副会長は式の後に「黄前さん同様感激の1日でした。家に帰るまで親父と一緒でした」とメッセージを寄せられました。参議院議員で日本遺族会の水落敏栄会長からは「この返還式を契機として世界の恒久平和実現への思いがたくさんの皆様の心にともることを祈念します」とお手紙を頂きました。

この返還式が多くの方々の胸に平和の大切さや先人たちの尊い犠牲の上に今の私たちがある事を今一度思い出させてくれた事は本当に有意義であったと感じています。OBONソサエティは今後も日本遺族会、各都道府県や支部遺族会、そして厚労省と協力して1枚でも多くの寄せ書き日の丸や兵士の残した手紙や遺霊品をご遺族や所縁の地に返還し、この平和が戦火によって二度と侵されないように後世に語り継いでいかれるように活動していきたいと思っております。黄前典夫命の遺霊品はこれらの日章旗、仏画入れ、煙草入れの他に「銃剣」があります。これは銃刀法などの制約で今回の返還式には米国から持ち込むことが出来ませんでしたが現在所定の手続きを始めましたので暫くの後に同じくご遺族への返還が叶う事と思います。その時はまたご報告できればと思います。
最後に捜索にご協力くださった皆様、返還式開催に向けて尽力くださった皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
そしてご遺族様、この度の遺霊品返還 誠におめでとうございます。

返還式の後に京都霊山護国神社へ赴き、戦没者の遺霊品を無事にご遺族へ返還出来たご報告と、大戦で散華された多くのご英霊に哀悼の誠を捧げて来ました。
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読売新聞/日章旗 80年ぶり古里に(Japanese Newspaper featured flag return in Kyoto Prefecture )

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読売新聞/日章旗 80年ぶり古...
日章旗 80年ぶり古里に 旧養老村出身・黄前さん遺品

第2次世界大戦の沖縄戦で戦死した旧養老村(現・宮津市)出身の日本兵、黄前典夫さんの持っていた寄せ書き入りの日章旗が、保管されていた米国から遺族に返還された。日本兵の遺品返還活動に尽力している米オレゴン州のNPO「OBONソサエティ」と、日本の遺族会の協力で約80年ぶりに古里に戻り、地元の家族の涙を誘った。

米から返還 子どもら「感激」

NPOによると、典夫さんは1915年生まれ。沖縄戦に兵士として赴き、45年4月に爆風で飛んできた金属片を受けて戦死したという。
日章旗はニューメキシコ州の米軍兵、エルマー・ヤングさんが戦地で見つけて保管していた。ヤングさんが亡くなり、家族のロバートさんが2020年4月、NPOに対し、持ち主に返すよう依頼。協力の依頼を受けた与謝郡遺族連合会などが典夫さんの遺族を捜し出した。

与謝野町の知遊館で15日に返還式があり、典夫さんのそれぞれ長男、長女で、織物業黄前国忠さん(83)(与謝野町)と、山本洋子さん(81)(宮津市)に、たばこ入れと仏画入れとともに返された。ロバートさんは「戦場で遺留品を取得し、敬意を込めて大切に保管した。返還が慰めをもたらしますように」とのメッセージを寄せた。

旗には「武運長久」「心身健全」などと書かれ、多数の署名もあった。国忠さんは幼かったため父の典夫さんの顔を覚えていないといい、「この日を迎えられ言葉に尽くせないほど感激している。(旗を)見ただけで涙が出る」とハンカチで目頭を押さえていた。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20220516-OYTNT50082/?fbclid=IwAR1inBR8WUBlEhHzlENsBW8QEs0UqaECo3SRtsKdZj403bDHKoApWYvv_JQ
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京都新聞/沖縄で戦死した父の形見、京都の故郷に 日章旗など、米から遺留品返還(Japanese Newspaper featured flag return in Kyoto Prefecture )

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京都新聞/沖縄で戦死した父の形...
5月15日に京都府与謝郡与謝野町にて執り行われました、同郡奥波見出身陸軍兵士「黄前典夫命」の遺霊品返還式について京都新聞が記事を掲載してくださいました。
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毎日新聞/ルソン島へ「出征」日章旗、米国から遺族の元へ(Japanese Newspaper featured flag return in Saitama Prefecture )

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返還された日章旗を手にする遺族... 返還された日章旗を手にする遺族の根岸信明さん(左)と小林哲也・熊谷市長=埼玉県の熊谷市役所で2022年5月13日午前9時31分、中山信撮影
太平洋戦争が終わる2カ月前の1945年6月、フィリピンのルソン島で23歳で戦死した元日本陸軍兵長の根岸愛三郎さん=旧大里郡吉見村(現埼玉県熊谷市)出身=が戦地に持参した日章旗が13日、77年ぶりに遺族の元に戻った。

「祈武運長久」などの文字とともに、家族や地域の人々ら約80人が名前を寄せ書きした日章旗は元米兵が戦地から持ち帰り、テネシー州在住の米国人が大切に保管していた。保管者が戦没者の遺留品を日本の遺族に返還する活動をしている米国の非営利団体「OBONソサエティ」に返還を依頼。日本国内の遺族会組織が調査した結果、根岸さんの弟の子で、実家を継いでいる元熊谷市職員の根岸信明さん(71)らの遺族が判明した。


13日に熊谷市役所であった返還式では栗原健昇・同市遺族連合会会長から根岸さんに横約1メートル、縦約70センチの日章旗が手渡された。栗原会長は「保管していた方は『この旗の返還によって皆様方のお心が少しでも慰められるよう望んでいます』とコメントを寄せています。80年近くたっても戦後はまだ終わっていないという気がします」とあいさつした。

根岸愛三郎さんは妻と2人の娘を残して亡くなった。おいの根岸信明さんは「話を聞いた時は大変驚きました。出征した伯父、寄せ書きをした人たちの気持ちはどうだったのか。戦争の悲惨さを感じます。供養のうえ、後世に引き継ぐ資料として市立図書館に寄贈したい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20220513/k00/00m/040/124000c?fbclid=IwAR1HbVj0pEyizeTcHJclA0xdkdjM-ok-PLGCqFfanIoptaLCAURC_fil4Cw
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京都府遺族会/与謝郡遺族連合会/OBONソサエティ 合同プレスリリース

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京都府遺族会/与謝郡遺族連合会...
来たる5月15日(日)に京都府与謝郡にて執り行われる日章旗返還式について本日「京都府庁記者クラブ」にプレスリリースを出しました。

追記:水落会長の参列は代理者になりました。
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