人材の流出にどう対処するか
12月
12日
一つの製品を仕上げるために職人は手の感触を大切にする。嵌めあいする製品の仕上げは１/1000mmの感覚（感触）が決めて！
今日はエンジニアの人材流出について記載します。
最近のプラントメンテナンス業界での課題について皆さんからよく聞く話は
次の三点である。
①入社して５～６年位働き、やっと仕事を覚えた社員が退職するケースが
多いこと。
OJTに人と時間を掛け、必要な資格を取ってもらい、これから一人前に
稼いでもらおうとしたところでの離職は会社にとっては辛い。
②年齢構成のバランスが悪く、技術継承が難しい。
60歳以上のベテランと若年者が主になり、働き盛りの30～40代が少ない
構成になって、抵抗感なくコミュニケーションできないケースが多い
③採用が困難
現場で機械を分解点検したり、配線等の電気工事をする仕事は敬遠され
がちになっている。また、地方では大手メーカーが大量採用するため、
中小企業には廻ってこないことが多い。
さて、どうするか？経営者の皆さんは、悩みながら、できることから
試行されているようです。例を上げると
ａ．一体感の醸成
風通しのよい職場環境を意識して、社員のエンゲージメントを高める
利益の分配についても見える化する
ｂ．ブランディング
自社を誇りに思えるようなビジョンや目標の見える化
ｃ．従業員の主体性を尊重する
１on１ミーティング等で個々の意見やありたい姿を共有する。
まとめると「社員が皆、同じステージに立つことから始まる」ように
感じます。
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内倉憲一 
鈴木玄 
Junya Suzuki
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