こんにちは Murasan です。
今回も前回に引き続き「技術」について掲載します。
「技術継承の仕組み」を検討していたとき何をベースに考えたかというと
いつも作業服の胸ポケットに入れている「メモ帳」でした。
おそらく現場で「もの造り」している技術者はメモ帳を持っているのでは
ないでしょうか。
私の場合は、設備保全をする際に注意するポイントや忘れてはならない
データやコツを記載していました。若い時は先輩から聞いたことを、まず
メモする習慣がありました。他の技術者も大体同じだったと記憶しています。
技術者にとってはなくてはならない大切な財産です。
「技術継承の仕組み」を構築する第一歩をチーム全員に対し、皆なのメモ帳の
内容を全てオープンにすることから始めました。メモ帳をチームで共有して
都度、バージョンアップを図っていく仕組みです。
メリットは形式知化することで繰り返し作業について無駄な時間が省けて
よりレベルの高い技術に集中できるようになることです。
技術者は個人技的なところがあってこそ面白いのですが、私自身が新しい仕組み
から生まれてくる何かを期待してワクワクしていたように思います。
この仕組みには、第2,第3の仕掛けを投入しています。追って掲載して
いこうと思います。
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