よって件のごとし
10月
13日
あらすじ
江戸は神田三島町にある袋物屋の三島屋は、風変わりな百物語をしていることで知られている。
語り手一人に聞き手も一人、話はけっして外には漏らさず、
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」これが三島屋の変わり百物語の趣向である。
従姉妹のおちかから聞き手を受け継いだ三島屋の「小旦那」こと富次郎は、
おちかの出産を控える中で障りがあってはならないと、
しばらく百物語をお休みすることに決める。
休止前の最後の語り手は、商人風の老人と目の見えない彼の妻だった。
老人はかつて暮らした村でおきた「ひとでなし」にまつわる顛末を語りだす
第一話 賽子と虻
第二話 土鍋女房
第三話 よって件のごとし
八刊目になりました。今回の作品は、なんだか時間が止まったような留まったような感じでした。
いつもの面白さがあまり感じられませんでした。
【本】