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日常のつぶやき~この庭と草木

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沼地のある森を抜けて

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沼地のある森を抜けて 2005.8.30 2005.8.30

読みたい本がないので

本棚から古い本を抜き出して読み返しました。

2005年8月30日出版の本です。

難解な内容で、新刊が出てすぐに買ったものの飛ばし読みした本でした。

ほとんど記憶に残っていません。

はじめのフリオの物語は、面白く読めましたが、

カッサンドラの物語に入るころから、進まなくなりました。

シマの物語・・・異次元の話に突入すると、更に進まなくなりました。

そういえば、現在とシマが交互に語られるので、

当初は、シマの物語を飛ばして読んだのを思い出しました。

我慢して読んでいくうちに面白くなりました。

私の中で、17年間の時が動き始めたようです。

シマの物語もなるほどと読めました。

最後は、壮大な宇宙観・世界観を漂わせているのに、

どうして、こうなるの?

ちょっと物足りなかったです。

ぬか床を故郷の島へ帰そうとした父母の心筋梗塞死、時子叔母の心筋梗塞死、

なのに久美は、なぜ故郷の島へ辿り着けたのか?

カッサンドラを葬り去ったから?

読後に疑問が残ります。

◇内容◇
時子叔母が死んで、久美は代々伝わるというぬか床を世話することになった。
そのぬか床に、得体の知れない卵が出現。いったい何が起こっているの? 
久美は酵母研究者の風野さんを伴い、ぬか床由来の故郷の島を訪ねる。
増殖する命、連綿と息づく想い……。
解き放たれてたったひとりの自分を生き抜く力とは?

【本】

何度もぬか床に挑戦したものの、結局、私のぬか床はないままです(苦笑)


#本

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