2015.8.10 3刷
単行本が図書館にないので、最近は、文庫本を借りています。
文庫本は、読み難い。
それでも、面白い作品でした。
日曜日の宵から月曜日の朝にかけて、
物語は夜の闇の中をスリリングに展開して行きます。
私も同じ夜を駆けるように読み進みました。
◇内容◇
その夜―。
関沼慶子は散弾銃を抱え、かつて恋人だった男の披露宴会場に向かっていた。
すべてを終わらせるために。
一方、釣具店勤務の織口邦男は、客の慶子が銃を持っていることを知り、
今晩中に銃を奪い「人に言えぬ目的」を果たすために。
それを阻止しようと佐倉修治は追いかけていく。
いくつもの運命が、一夜の高速道路を疾走する。
読後は、しっくりこない。
↓
文中より…「我々は、被害者同士で殺し合い、傷つけあったような気がしますね」
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