マカン・マラン ふたたび、みたび、おしまい
11月
26日
先日読んだ『二十三時の夜食カフェ』がとても気に入ったので
続きを一気に読みました。
心が洗われる【いのちの洗濯】的な本です。
表紙の装丁からも美味しさが伝わってきます。
『女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび』
◆一陽来復~陰極まりて陽に帰る
『きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび』
◆「この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと自分自身にしか起こせないことよ」
◆「自分の足でしっかりと立っていれば、それが自ずとあなたの居場所になるの。
要するに、あなたがどこに立ちたいかよ。
本当に大切なのは、自分がなにを一番守りたいかよ」
◆「大事なのは、先のことをあれこれ気にかけるより、
今をできる限り上機嫌に過ごすことなんじゃないかしら」
「人間を素粒子レベルで考えると、
一年間で、人ってまったく新しい素粒子に入れ替わるんですって」
「それじゃあ、誕生日のたびに、生まれ変わるってことかしら」
「そういうことになるのよ。そう思うと、誕生日って、
いくつになってもすごいわよねぇ」
『さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい』
◆「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たり、甘えたりしないで、
自分自身の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが大人の嗜みというものよ」
◆三つの感嘆
なにかを食べたら、「嗚呼!美味しかった」
朝起きたら、「嗚呼!よく寝た」
スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「嗚呼!気持ちよかった」
そう声に出して呟くのだ。
【本】