【本】初ものがたり
9月
25日
◇あらすじ◇
鰹、白魚、鮭、柿、桜……。
江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ謎また謎。
本所深川一帯をあずかる「回向院の旦那」こと岡っ引きの茂七が、子分の糸吉や権三らと難事件の数々に挑む。
夜っぴて屋台を開いている正体不明の稲荷寿司屋の親父、
霊力をもつという「拝み屋」の少年など、
一癖二癖ある脇役たちも縦横無尽に神出鬼没。
人情と季節感にあふれた時代ミステリー。
一時期、柴田よしきさんばかり読んでいましたが、
最近は、宮部みゆきさんばかり読んでいます。
回向院(えこういん)の旦那と美味しそうな屋台の料理が味わい深い作品です。