『大正という時代「100年前」に日本の今を探る』に触れて
8月
10日
この本が出版された2012年は、元号が大正に改まってから丁度100年目にあたっていたそうです。
私達は「大正」というと、「大正デモクラシー」に象徴されるように民主主義が大きく進展した時代というイメージを抱くのではないでしょうか。ただ、それは学校で学んだ教科書に書かれている内容から浮かんでくるものであり、様々な面からの研究により新しい見方もなされているようです。
●ボランティアの始まりは大正時代
●米騒動からパンを食べる人が急増
等と言われると、なるほど・・・と思います。
また、大正時代も「国際化=国家間競争」の時代であり、当時のブロック経済が現在のTPPに似ているとなると、単なる過去の出来事で済ませることはできないとも思います。先達の行動と想いに触れ、過去の苦難を現在、未来にどのように役立てていくか、は大きな課題ですね。
時に、普段とは異なるジャンルの本を読むこともいいですね!心と頭のストレッチになっている感覚です(笑)