🌹こどもたちへ、若い人たちへ🌹後悔している買い物🌹生命保険。
1月
9日
生命保険。
結構、後悔、というか、こうしておけばよかった、と思うことが多い分野です。
生命保険に入った場合、支払う保険料を計算してみます。
仮に
1か月3万円だとして、1年で36,000円、45年払うとして、1,620,000円
1か月5万円だとして、1年で60,000円、45年払うとして、2,700,000円
1か月3万円だとして、1年で36,000円、45年払うとして、1,620,000円
1か月5万円だとして、1年で60,000円、45年払うとして、2,700,000円
老後で4000万円預貯金を目指している中で、無視できない大きな金額です。田舎に行くと家やマンションが買えます。
けれど、契約するときには、いい加減、というか、あやふや、よくわからないままに契約していることも多いのが生命保険です。
なぜなんでしょうか。
そもそも保険は、助け合いの精神に基づく制度です。
みんながお金を出し合って、困った人が使えるようにするためのものです。
みんながお金を出し合って、困った人が使えるようにするためのものです。
なのに、保険の注文を取ろうと、いろいろな会社が競争しています。
このところ、若い人の割合が減っているし、一つの保険に入った人は別の保険に入ろうとはしません。
つまり、少ない数の人たちを、たくさんの販売店が「取り合っている」という実態があります。
最近はショップ型の保険代理店も増えてきましたが、以前は、ショップがなく、外交員を通じて契約をしていました。
紹介、とか、会社に出入りしているから、とか、 親戚や同級生 が代理店を始めたから、なんて理由で、その人に契約をお願いするのが普通でした。
20代の人たちは保険に詳しくありませんので、代理店が提案してくれたものを、よくわからずに契約します。
代理店はいろいろなことを紹介してくれるわけでもなく、その時に売りたい保険商品のみを絞り込んで紹介したり、毎月の保険料が安いことを重点的に商品の魅力にしたりします。商売だから当たり前ですけどね。(みんながみんなそうだ、というわけではありません)。
積立と掛け捨て、というものがあります。
積立の方が有利なようにも見えますが、それぞれにメリットがあります。
掛け捨て、だと、解約返戻金や満期受取金など、受け取ることができる金額が少なかったりなかったりします。
若い人はこのことがわかっていたら契約しなかったかもしれません。もちろん、契約してよかった、という内容かもしれません。
そもそも、自分のお金に対して、「掛け捨て」、「捨てってなんだよ」、なんて思いますよね。
ある保険証券には、掛け捨ての内容なのに、余白に大きく、配当金「積立」と書いてあったりします。
全体が積立のように見えますが、基本契約そのものは掛け捨て、配当金だけが積立、ということです。
悪質、と言い切れないかもしれませんが、ひっかけのような、ずるがしこい表現だと思います。
医療保険だと、入院すると保険料が受け取れます。ただ、「5日以上の入院に限る」とか「8日以上の入院に限る」なんて補足事項が付いています。
そうするとそれを下回る期間の入院ではお金がもらえません。
一方、病院は、手術の内容によっては、3日で退院、1週間で退院、というパターンがありますので、実質は保険料がもらえないということになります。
一方、病院は、手術の内容によっては、3日で退院、1週間で退院、というパターンがありますので、実質は保険料がもらえないということになります。
そもそも、高額療養費制度というものがあって、健康保険に入っていれば、一定の金額を超える代金(たとえば約8万円を超える代金)は支払いを免除されます。
毎月8,000円の医療保険料を払っていたとすると、1年で96,000円、5年で48万円です。入院してもしなくてもこの金額はかかります。
場合によっては、保険に入らず、入院の費用を払った方が安かった、なんてことも考えてみる必要があります。
こういったことは、代理店は十分に説明してくれません。なので、生命保険を考えるときは、しっかりと情報を集める必要があります。
特におすすめは、家電量販店方式です。最近は、家電量販店に行って、見積もりを取って、他の販売店に行って値引き交渉をするなんてことが一般的になっています。
保険も同じように、代理店から勧められた商品と見積もりをもって、他の代理店にきちんと見てもらって、「オタクどとっちが私向き?」なんて尋ねてみましょう。
3社ぐらい比較するといいと思います。ネットじゃない方がいいと思います。話しているうちに出てくる問題もあるので、必ず相対してお話してくれるところに絞りましょう。
中には嫌な顔をする代理店もあるかもしれません。そんなところとはスパッと縁を切りましょう。紹介でも親戚でも関係ありません。
自分自身のため、家族のための大きな金額の買い物です。なんとなく流れにのっかって契約してしまうのだけは避けましょう。
こどもたちへ、若い人たちへ。