【歴代内閣総理大臣 「國酒」 揮毫色紙とは】 「日本酒を国酒(國酒)と呼ぼう」 ということが始まったのは34年前の大平内閣の時だそうです。 きっかけは1972(昭和47)年の日中国交回復で、中国側が白酒(ぱいちゅう)での乾杯で日本側を遇したことに 影響を受けた事による。 それまでの日本政府は、外交の場面ではフランス料理とワインとしており、 日本酒がそのような晩餐に登場することはほとんどなく、国を代表する日本酒を 「国酒」 とすることで、 その地位を向上させようと考えたのです。 以来、歴代の総理大臣による國酒と揮毫(きごう)された色紙が作成され、日本酒造組合中央会に展示されている。 しかし、この活動は業界内にとどまり、日本酒を国酒と呼ぶことを知っている人は少ない。 神戸角打ち学会は発足当初より、日本酒を國酒として訴え続けています。