小さな白い花びらが散る頃になりました。 雨粒を湛えて散りゆく憂いを見せています。 わたしが撮るとまたフリカケ風になってしまいました。 おあじはいかが? スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。 3月23日<面影草> 山吹の異称。 江戸時代山吹のお菓子(お茶)は、賄賂のことでした。 山吹には一重咲きと八重咲きがありますが実は実らないとか・・・収賄も結局は実らないものですね。 3月24日<海千山千> 蛇は、海に千年、山に千年住むと、竜になるという言い伝えがあります。そこから、さまざまな経験を積み、物事の裏の裏まで知っているしたたかな人のことを海千山千と呼ぶようになりました。 竜は、九似といって、九種類の動物に似ているとか・・・角は鹿、頭は駱駝、耳は牛、目は兎または鬼、鱗は鯉、掌は虎、爪は鷹、腹は蛤、項は蛇です。
昨日、郵便を出しに行った帰りに遠回りをして、大きな辛夷の樹が二本並んで咲いている道を通りました。 狂ったように咲いていました。 遠くからでも白く燃えている感じに見えます。 昨夜は春の嵐が吹き荒れていましたので、その風に乱舞していたことでしょう。 今朝は踊り疲れて、白い花びらを一面に散らしていることでしょう。 スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。 <貝寄風> 大阪四天王寺の聖霊会は、昔旧暦の二月二十二日に行われていました。ちょうど今頃。住吉の浜に吹き寄せられた貝がらで造花をつくってお供えしたことから、この頃に吹く風を貝寄風というようになりました。 この風が吹くと本格的な春がやってきます。
春から初夏にかけて、花の咲くことを知らせてくれる風。 もとは、中国の「二十四番花信風」です。小寒〜穀雨までの八節気を二十四候に分け、それぞれの候ごとに、花を咲かせる風が吹くとされていました。 小寒初候・・・梅 中候・・・山茶(椿) 小寒末候・・・水仙 大寒・・・瑞香(沈丁花)、蘭、山礬(そめしば) 立春・・・迎春(黄桃)、桜桃(ゆすらうめ)、望春(こぶし) 雨水・・・菜(菜の花)、杏、李 啓蟄・・・桃、棣堂(山吹)、薔薇 春分・・・海棠、梨、木蓮 清明・・・桐、麦、柳 穀雨・・・牡丹、茶靡(ときんいばら)、楝(栴檀) 花を咲かせる風が大地に恵みをもたらせます。 そして、わたしのこころに恵みを運びます。
今朝、鶯が鳴いていました。 暖かい春の朝です。 窓から静かに覗いてみたのですが、鶯の姿は見えませんでした。 美しい声だけが陽ざしの庭からしていました。 お隣の白木蓮が咲き始めています。 白い大きな花が青空に向かって美しさを誇示しているようです。
道端のアスファルトと塀の間の僅かな隙間から、春の草花が顔を出しています。 陽射しを浴びて、気持ちよさそうです。 <鼓草>蒲公英〜タンポポの異称。 蕾の形が鼓に似ているから・・・ 茎を折って両端を少し割って水に入れると反り返って鼓のようになるから・・・ 蒲公英の語源も鼓を打つタンポポという音をまねたとか・・・ 昔の子どもたちは鼓のことをタンポポと呼んでいたとか・・・ 楽しいタンポポのお話です。 まっ白い綿毛をふうっーと吹いて、いっぱいの夢を飛ばしていたことでしょう♪ スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。
朝から相変わらずのスモッ曇りの空です。 おひさまが白い月のような顔をしています。 お向かいの庭の雪柳が満開になってきました。 ふわふわな白い雪が積もったようです。 <鞦韆〜ふらここ> ぶらここ、ぶらこ、ふらんど、ゆさはり・・・ぶらんこの異称。 ぶらんこは、古くからあり、古代ギリシャやインドや中国で、豊穣を祈る儀式に使われたとか。
強風が吹き荒れています。 朝のひととき、少しだけ青空が覗きました。 が、いつの間にか、空は雲で覆われています。 中庭の花桃が咲き始めました。 寒い強風に吹かれながらも、春を感じて咲き始めています。 上空の空は、綺麗な青色でした。 <大切> 「切」ひたむきなさま、心をこめてするさま、差し迫ったさま、身にしみて強く感じるさま・・・愛の本質をさす言葉。
相変わらずのスモッ曇り。 中庭のチューリップが笑顔を振り撒いています。 黄色の花を咲かせるのでしょうか? 陽射しの人気をひとりじめしています。 <歌舞の菩薩> 極楽浄土で歌ったり踊ったりして、如来や往生した人を楽しませる菩薩のこと。