大きな鳳凰が朝日の空を翔けていました。そして・・・ぐるんと時計の針が回った夕方の空には・・・もうすぐ、まんまるになりそうな白い月が浮かんでいます。暖かい冬の一日でした。↓に Web de photo が表示されるはずなのに・・・やはり出ませんでした。スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。
冷たい空気を暖かくするように、赤い木瓜の花が咲いています。早春の花・・・花言葉は、妖精の輝き。少しずつ早春の花たちが目覚めはじめています。デジカメ三代目になかなか慣れずに、接写すると必ずボケてしまいます。苦手な取説を読まなくてはいけないようです。<億劫>古代インドで使われていた時間の単位。一劫(百年に一度天人が降りてきて、その羽衣の袖が岩を擦って擦り減るまでの時間)×100,000,000
二月の誕生色は、蕗の薹の若芽のような色・黄緑色だそうです。蕗の蕾は、恋する春をしずかに待っています。着物や帯の文様にも使われています。中庭では、チューリップの芽が春のめざめを待ち焦がれています。今朝も晴れマークがついているのに・・・どんより曇天な朝です。恋するおひさまを待ち望むわたしです。
冬の只中にあっても、眠っている樹木は、静かに春への準備を始めています。立春の中庭では・・・「春が始まりました」と告げるように紅梅が一輪咲いていました。まだ寒い日が続きますが、一日、一日・・・と冬を押し遣って、春の温かみが沁みてくる季節になりそうです。節分が過ぎたので、お雛さまを出しましょう。
昨日一日中降り続いた潤んだ空気に暖かめの朝の気温が合いまって、乳白色の霧に包まれた朝です。小さな霧の粒子が空気中を浮遊していました。霧で包まれた屋根の向こうの山は、全く見えません。9時を回って、ようやくおひさまが顔を出しました。おひさまの光が霧の粒を吸収して、透明な空気に変わってきています。昨日、今日と私立高校の入学試験。元気で、試験を受けられたことに感謝です。成績も霧が晴れるように頑張ってほしいものです。
28日以来の青空です。気温は、8℃で、上がりません。それでも、お天気につられて、買い物に行くついでに白洲梅園まで足を伸ばしました。梅園の入口の白梅が少し咲き始めていました。まだまだ開花までには、時間がかかりそうです。空には、白いクロワッサンが浮かんでいました。とても遠い遠い空の上です。おひさまの下は、仄かに暖かですが、気温が低く、凛とした寒さの中、園内を少し歩きました。草原の上には、わたしの影法師・・・背の低いわたしが、午後の陽ざしのお陰で、スリムな長身さんに変身していました。<忠実〜まめ>「真実〜まみ」や「真目〜まめ」のことだといわれています。「健康で働き者」「よく気が付いて、面倒臭がらずにてきぱきとこなす」意味合いへ・・・「豆」の文字にもかけます。
青空が出たり、雲に覆われたり、小雨が降ったり、また晴れたり・・・二月初めの日は、忙しい日和です。如月〜きさらぎ・・・・衣更着・・・寒さが厳しいので、衣を更に重ねて着る・気再来・・・陽気が発達して来る・木草張月・・・草木の芽が張り出すどのイメージがありますか?確かにまた寒い日がやってきますし・・・暖かいおひさまが顔を出すこともありますし・・・草木の芽は、着実に膨らんできています。一年で一番短い月の二月に何をみつけましょうか?余談ですが、友人の参加する人形劇の会の名前は「きさらぎ」二月に結成されたからだそうです。分かりやすい・・・。池の中の生き物も静かに春を待っています。
本日の美人の日本語は<心根>です。 心を土壌に見立てるのは、農耕民族の日本人らしい発想です。 心根は、本性や根性や気だてをさし、つまり心の深い部分を表しています。 根っこが大切・・・根っこさえ枯れなければ、いつしか芽を出し、花を咲かせたり、実を結んだりすることができるのです。 土壌の中にしっかりと根っこを張って、美しいこころの花を咲かせましょう♪ こころの深い部分・・・いく層もの襞で織りなされていることでしょう。その襞の色も無限に近いくらいの色を持っているのでしょう。そのときに顕れる襞の色がそのときのこころの色になるような気がします。年末までオシロイバナが群生していた線路脇に水仙の白い花が咲き始めました。773
冬の夜空を見上げると、大好きな星座が目に入ります。それが「オリオン座」です。あまりに美しく輝いていたので、写真を撮りましたが、その美しさを撮り込むは、できませんでした。オリオンとは、昔のギリシャの人で、力持ちの狩人でした。棍棒と楯を持ち、三つの星が並んだ腰のベルトに剣を提げた戦士のような形をしています。一等星のベテルギュースとリゲルが光り輝いています。オリオンというのは、おおいぬとこいぬをお供に連れて、地上をのし歩いた狩りの名人でした。オリオンは、どんな獲物でも、自分の目に留まったが最後逃げられないといつも自慢していました。これが女神ジュノーのご機嫌を損ねてしまいます。ある日、オリオンが兎を追い掛けている時、ジュノーは、一匹の蠍を送り、オリオンは踵を刺されて死んでしまいます。さて、ここにエスクラピウスという、大変な名医がいました。どうやらこの医者は、蛇から医術の秘法を学んでいたらしい。だからいつも彼は、蛇を持って歩いていました。死んだオリオンの所に呼ばれたエスクラピウスは、オリオンを生き返らせました。この知らせを聞いて、死の神プルートーは心配しました。もし医者が死人をみんな生き返らせてしまったら、死の国はいったいどうなるのでしょう。そこでプルートーは、兄ジュピターの所へ行き、その心配を話しました。ジュピターは、稲妻を投げて今度は永久にオリオンとそれにエスクラピウスも殺してしまっいました。こののち、物語の登場人物は、空に上がって、星の間に置かれました。オリオンと二匹の犬、エスクラピウスと蛇、蠍、それからオリオンが追いかけていた兎も。蠍は暴れないように射が近くに置かれ、再びいざこざを起こさないように、オリオンと蠍は空で正反対の位置に置かれています。オリオンは、冬の空に輝き、蠍は、夏の空にあるもので、一方が昇れば、一方は沈むわけです。天空の星々にも壮大な伝説が太古から現在でも繰り広げられているということですね。