中庭には、昨年から小さな蕾をたくさんつけたまま、深い眠りに入っている樹があります。 毎年、この花の匂いは、わたしに春を告げてくれます。 庭全体に凄い匂いを放ちます。 寒い庭で沈黙しているところに、陽が当たっていました。 光が蕾を包み込んで、珠玉の色を見せてくれました。 まだまだその眠りは深く、春告げの目覚めは三月初め頃でしょう。 <礎>
この時期になると水仙の花が気になります。 香りがとても好きです。 ・漢名の「水仙」を音読みしてそのまま「すいせん」 漢名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典から。 きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」のようなところから命名された。【花言葉は神秘】 ・学名でもある英名「ナルシサス」はギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめ続けたら、いつのまにか1本の花になってしまった。 ”ナルシスト”の名はここからくる。【花言葉は自己愛】 ひとつの花にも物語が秘められているのですね。 すっと伸びた茎の先に小さな白い花を咲かせる秘めやかさ、爽やかな香り・・・。 中庭の水仙は、まだまだ眠りの中です。 <押し競饅頭>〜おしくらまんじゅう おされてなくな〜
寒い朝が続きます。 気温は2℃。 それでも今日は珍しく5℃を超えて7℃まで上がる予報です。 今までの寒さからすると、7℃は暖かく感じそうです。 昨夜は、欠け始めたお月さまが煌々と光っていました。 今朝は、雲に覆われた夜明けでしたが、おひさまの光が上へ伸びている光景に朝の元気をもらいました。 <昴>牡牛座のプレアデス星団〜王者の星 今見えるのは約四百十年前の光・・・その時から何度生まれ変わっていることでしょう?
毎日雪の舞うお天気が続いています。 夜には、轟く風に何度か目が覚めてしまいました。 そして、朝方は、寒さで凍えて目が覚めました。 朝は、薄っすらと樹々の雪化粧が見られましたが、すぐに融けてしまいました。 青空が出たり、雲に覆われたり、また雪が舞ったり・・・と忙しいお天気です。 気温3℃。 11日に二代目(2年半)デジカメが不慮の事故に遭って、三代目が本日届きました。 一代目は、1年もしないうちに車上荒らしで盗まれてしまいました。 届いたのですが、使い方が違って、なかなか慣れません。 初写真を撮りました。 青空だけれど、寒い寒い空です。 寒さの峠は越えたらしいけれど、木曜日にはまた雪マークが付いています。 <歌留多>
ぼたん雪が舞う朝です。 気温は1℃。 湿雪と予報の通り、水分を含んだ雪でした。8時を過ぎると薄日が差して、少しずつ融け始めていたのですが、9時頃からまた降り始めました。 今日は雪の日になりそうです。 <楪〜ゆずりは> 家系が絶えることなく続くように願いを籠めた縁起のよい樹。
外出先で、橋を渡ろうとして、ふと見ると川岸にたくさんの鳩がいます。 ひなたぼっこをしているのでしょうか? 川の水は、青空を映して青く流れています。 青い川は、冬の顔。 その中にあって、川原の緑は鮮やかです。 風が強く、髪をひらひらと揺らして吹いて行きます。 朝は、ぽつぽつと雨模様だったのですが、午後からは雲の多い晴れへと変わって来ました。 風が冷たいけれど、気温は8℃です。 おひさまが顔を出したので、少し暖か気分になりました。 <弱冠>成人式の冠 生まれてから十年「幼」学問をはじめる 二十年「弱」冠をつける★ 三十年「壮」妻をむかえる 四十年「強」仕官する 五十年「艾」重要な官職につく 六十年「耆」人を指揮する 七十年「老」家事をその子に教える
2時間近く、山沿いの道を歩きました。 木洩れ日の陰影や様々な樹々の形にひとりで感動していました。 気温は11℃まで上がり、暖かい午後でした。 山からの大盤振舞をいただきました。 <大盤振舞>一膳の御飯から
山茶花の 花びらの 移ろいに こころ惹かれて 見つめます。 薄紅から 白色へ そして鶸色へ その移ろいは 七変化。 <福寿草> 南天と合わせて寄せ植えにされる福寿草は「難を転じて福となす」の語呂合わせだとか。 人生には「五福」があるとされてきました。 一、長寿(寿命が長いこと) 二、富貴(財産に不自由がなく、地位が尊ばれていること) 三、康寧(身体は健康、心は安定していて穏やかなこと) 四、好徳(好んで徳を積むことができること) 五、善終(臨終を迎えるときに、心残りなく、安心して現世を離れることができること)