晴れの日は、続きません。今朝は、朝日が出たもののすぐに雲が広がりました。中庭の中央にある池は、冬色を深めて、冷たく眠っています。金魚も亀も池の底でじっとしているのでしょう。池の面は、樹々を映して、鏡のように沈黙しています。気温は、11℃。日曜日から、もっと寒くなる予報です。<かぎろひ>陽炎の語源〜東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへりみすれば 月西渡きぬ〜「万葉集」柿本人麻呂
通り道に枇杷の白い花が咲いていました。六月に実る枇杷の花が今どきに咲くとは、意外でした。誕生日の花 ・・・ 12月17日(12月9日説も) 花言葉・・・ 密かな告白、温和 、治癒葉を煎じたものが、せき止め・利尿などの民間薬として古くから利用されてきた。 を見ると、冬に咲く花だったのですね。たくさん咲いているので、大きな実を付けるためには、花もぎをするそうですが、たぶん、このまま咲かせておくのでしょう。毎年、小さな実がたくさんなっていますから。今朝は、寒くて目が覚めました。雨戸を開けると、吐く息が白くなりました。とても寒く感じますが、気温はそれほど低くはなかったようです。今は10℃。後日談・・・この樹の横を通ると豊潤な甘い香りがします。これが枇杷の花の香りなのですね。記憶に留めました。<鶴の子=雲孫>果てしない血の繋がり・・・子→孫→玄孫→来孫→昆孫→仍孫→【雲孫】
ようやく空いっぱいの青空が広がりました。おひさまもきらきらと煌めいています。主婦として、一番嬉しいのは、洗濯物がおひさまの匂いとぽかぽかな温かさを含んで、ふんわり気持ちよく乾くことです。青空の色は、冬の気温を混ぜ込んで、少し透明な青。上空の氷を溶かした色です。季節は、冬なのに、お向かいの雪柳の葉が黄葉し始めています。毎年、春に雪のような花を咲かせて楽しませてくれます。紅葉が終焉した樹と今から華やぐ樹・・・人と同じようにそれぞれのペースがあるのでしょうか?今日は、少し暖かくなりそうなので、午後から近所を歩いてみましょう。<月天心〜つきてんしん>冬の月は天高く、あたかも天の中心にいるように見える
昨日の帰宅途中、角を曲ると、夕日に出合いました。久しぶりに雲が龍のような、鳳凰のような形をしていました。最近、龍を見ていない・・・とずっと気になっていました。空を見る人々は、龍と友だちです。以前に「空に龍の気配を感じている。そんな秋の空を何体もの龍神が舞い踊っていたように見えた。山の上に大きな龍が静かに横たわっているように見える」と大好きな文章を書く人が綴っていました。龍といえば、わたしは『ゲド戦記』の龍を思い浮かべます。<夜這い星=婚星>星の嫁入り〜恋する魂
お隣りにまだ咲いています。昨年も初冬まで咲いていました。今年いっぱいは咲いている模様です。反対側のお隣りの庭には、向日葵が咲いています。毎日、天気予報は、晴れマークなのに、どうして、どんより曇ってくるのでしょうか?<箒星〜ほうきぼし>天が穢れを掃き清めている
朝起きると、外がしっとりと濡れていました。「雨かしら?」と窓を開けて覗いて見ると、辺り一面が乳白色の霧に包まれていました。久しぶりの霧です。乾燥したお肌をしっとりとしてくれそうな感じです。気温は、6℃。ペットボトルゴミ収集日なので、公園入り口まで持って行きましたが、小さな公園も霧に包まれていました。9時になろうとしていますが。まだ霧は極小の水玉のまま、漂っています。何時になったら、晴れるのでしょうか?<人間〜ひとあい=人愛> 人づきあいや、人に対する愛想のこと。「じんかん」と読めば、仏教用語で人の住む世界・現世のこと。「ひとま」と読めば、人のいない時。
東の方角に半分の月が出ました。茜色に染まったもこもこ羊さんが空の家路につきます。西の空が今日の終わりに輝き始めました。わたしが眠っている間、半分の月は、ゆっくりと天空を翔けていました。・・・・・・朝になると、今日の始まりを告げて、東の空が茜色に輝き始めました。雲の多い空に朝の光を放ちます。おひさまの目覚めです。どんよりとした雲を七色に染め上げました。 <奥の手=左手>昔は左手を尊重していたため〜困った時には奥の手がある。