調和を優先することに疲れたら
10月
30日
聖徳太子がつくったとされる
十七条憲法には
『和をもって貴しとなす』
と定められています。
なにごとをやるにも
皆が仲良くいさかいをおこないのが良い
ということです。
それ以前の縄文時代から
1万年以上にわたり
日本の文化には
全体調和を大切にする傾向が
あったと言われています。
調和は大事なことです。
しかし
全体の調和を優先しようとして
自分の感情に蓋をしてしまうことはないでしょうか。
そういうときは
周囲に合わせることを考えるのではなく
「周囲に合わせることを考えている自分」
に焦点をあててみると良いです。
・いま自分が考えていることはなにか?
・それは、自分が心から望んでいることか?
・自分が心から望んでいることは何か?
・そのために自分ができることは何か?
・このままの状態を続けてもよいのか?
このような自分への問いかけを行うことで
違和感を感じている自分を
俯瞰できるようになれます。
心が疲れているなとか
いらいらや不安な感情にとらわれたときこそ
自分のあり方を振り返る良い機会です。