もっと時間があったら
10月
21日
「もっと時間があったらな」
と思うときがあります。
もっと時間があれば
もっといい企画になったかももしれない
もっと時間があれば
好きなところに旅行いけたかもしれない
もっと時間があれば
ゆっくり寝て疲労がとれるかもしれない
自分の自由にできる時間が
あり余っているとしたらどんなに良いだろう。
普段から忙しくしている人は
そんなことを考えることもあると思います。
ところが
1日の自由時間が多すぎると
幸福度が低下するというペンシルベニア大学の調査があります。
引用:自由時間が多すぎると「幸福度が低下する」と判明
人には適度な緊張と制約があるなかで
時間を使うことで達成感や成長を実感することができます。
しかし適度な緊張も制約もなく
時間があり余っていると
何もしないことに慣れてきて
そのうち行動すること自体が億劫になります。
これは私も実体験がありまして
次年度の事業計画案を作成するために
集中して取り組もうと思って
有給休暇を2日間とって
ホテルにこもってやろうとしたことがありました。
ですが、結果的にほとんど進みませんでした。
時間がありすぎると
却ってなにもできなくなるということを体感しました。
行動がおっくうになると
新しいことに取り組もうという意欲がなくなります。
定年後は仕事を完全に止めて
自分のやりたいことに取り組もうと思っても
なかなかそうはいかないのかもしれません。
ある程度の制約をもっておくほうが
行動を促すことができそうです。
人間はそのようにできているのかもしれません。