対話から学ぶ
10月
15日
『人は社会的動物である』
古代ギリシア時代に
アリストテレスが言っています。
社会性を持つということは
他者と意思の伝達を行うことです。
人は太古から
新たな発見や発明、改善を行い
文化や文明を発達させてきましたが
それは対話から生まれてきたのではないかと想像します。
たとえば石器。
たまたま割れた石をみて
「これ獲物の皮をはぐのに使えるんじゃないか?」
と思いついた人がいて
やってみたら便利だった。
それを誰かに伝えてみたら
「それいいね。自分もやってみよう」
その人がまた誰かに
「石をこうして使うと便利だよ」
と教える。
そんな感じで
文明が拡がったんじゃないかと思います。
その前提となるものは
相手に対する関心です。
相手が話すことややることに
興味関心を持つ。
そこから学ぶ。
さらにその学びを自らアウトプットすることで
新たな発想が生まれる。
人間の文化や文明は
こうして対話から発展してきたのではないかと思います。