自分自身を知ること
10月
10日
私たちは子どものころから
いろいろなルールを守っていくようしつけられます。
・わがままを言ってはいけない
・先生の言うことはきちんと守らなくてはならない
・学校には遅刻せず休まずにいかなくてはならない
こうしたルールから逸脱すると
「問題児」というレッテルを貼られて
親が呼び出されます。
自分の子供が一般的なルールから逸脱していると
親は悲しみ怒ります。
子どもの人生に対する親の期待もしかりです。
・勉強して良い学校に入って良い会社に就職する
・無駄遣いをせず貯金をする
・家庭ができたら家を建てる
・定年まで同じ会社で勤め上げる
こうしたルートが幸せな生き方であるとされて
そのように生きるよう親は期待しました。
ここから逸脱すると
やはり親は悲しみ怒りします。
うちの子はまともではない、と。
親の期待を裏切ることで、親の感情を損ねることは
子どもにとっては辛いことなので
「良い子」は親のいうことを良く聞いて
その通りに生きていきます。
学校を卒業して
会社に入れば
会社や上司の期待に沿えるように頑張ります。
こうして
本来の自分に蓋をして
他者の期待を応えて生きることが
当たり前となり
疑問にも思わない状況が生まれます。
ここまでくると
「本来の自分とは?」
「本当にやりたいことは?」
といった問いに対して
まったく答えが出てこなくなります。
私自身もそうでした。
ただし、こうした他人の期待の応える生き方が
必ずしも不快なことではなく
得られるメリットもそれなりにあるので
本来の自分を知らなくとも
そこそこハッピーに暮らしていけるのです。
しかし人生の半ばを超えて
ふと自分の人生を振り返ったときに
自分は自分のやりたいことを
知らないままに死んでいくのはどうなのか。
ここまでこうして生きてきたのだから
このままこうして生きていく、というのもありかなとも思います。
それが辛くないのであれば。
ただその生き方は
穏便で平和で大過ないかもしれない。
辛くはないけれども、なにかしらの欠乏感がある。
そんな思いがあるのであれば
いちど本当に自分がやりたいことに
向き合ってみるべきです。
そのためには自分を知ること。
自分で自分の姿を客観的にみることが
できないのと同じように
自分の心も
なかなか自分で俯瞰することができません。
ですので
対話が必要なのです。
また自分を知るための
客観的に見てみるのも良いでしょう。
私が提供しているのは
「脳傾向性診断」です。
自分の脳の使い方によって
自分がどのようなキャラクターであるのかを
知ることができます。
診断テストの結果を
私と一緒に読み解くことによって
過去にあった人生の岐路で
どのような価値観で
どのような判断で
何を選択してきたのか
それを振り返ることができます。
自分自身を振り返ってみる機会を
作ってみることをお勧めします。
脳傾向性診断解説セッションのご案内