アタマのなかを整理整頓する
9月
17日
職場の環境改善の基本のキに
「5S」(整理・整頓・清潔・清掃・躾)
があります。
業績の良くない企業や部門があったときに
まずやるのが整理整頓です。
整理とは
いるものといらないものを分け、
いらないものを捨てること。
整頓とは
戻す場所を決めて必要なものをいつでも
取り出せるよう、秩序だてて配置すること。
これをやるだけで
いま何をやるべきで何をしなくてよいかが
わかるので生産性が上がります。
業績の悪い会社は、これができていないために
無駄な動きが多いのです。
自分の頭のなかはどうでしょうか。
やるべきことが次から次へと押し寄せてきて
なにから手をつけてよいかわからないときはありませんか。
優先順位をつけられず
何からやって何を後回しにすべきか判断できない。
こうしたことを考えているうちに時間が経ってしまい
行動ができていない。
自分では一生懸命やっているのに、結果がでない。
以上はすべて私自身の経験ですが
こうした自覚があるならば
自分のアタマを整理整頓することが必要です。
こうしたときには
自分の頭の中にあるものを
全て書き出してみるという方法があります。
・やらなければならない作業はなにか
・説明や説得しなければならない人は誰か
・現在リスクと思われること
・将来のためにやろうと思っていること
・いま現在の自分の気持ち
・自分がどうありたいか
・なににストレスを感じているか
などなど
とにかくアタマのなかにあるものを
全て言葉にして思いつくままに紙に書き出します。
そして
やることとやらないこと
自分でやれることと人の協力が必要なこと
に分けます。
そして
それぞれにいつまでにやるのか
期限を記入します。
ここまでやると
「やらなくてはならないこと」は
それほど多くはないことに気づくはずです。
あとはそれを
スケジュールに書き込んで粛々と実行するのみです。
アタマの中が整理できていない状態が続くと
ストレスになります。
そして整理してもすぐに混沌としますので
週に1日とかでも良いので
定期的にアタマの中の整理整頓を行うようにすると
おだやかな気持ちで過ごすことができます。