天国へのGPSのプログラムはあるのか? 息子が、日本の桜を見たいと言う。爺さんと婆さんが、春になると“日本の桜は綺麗”と何遍も聞いていたからだと思う。仕事の関係で、休みも一週間しかとれないし4月の始めしかとれない。桜の季節に少し早いかもしれないが、見れなくもない。爺さんは、息子より先に出発した。壊れたビデオカメラを先に買う為に。息子は、3月29日に出発、と聞いていた。息子は読み書きは幼稚園程度、でも話すことは出来る。少し変で、しかも、大阪弁。体つきは、日本人だが、話をすると、どこかおかい。知らない人が、みたら、何か変だと思う。関空に着いたら、電話するように、大阪駅で待つから、リムジンに乗ってきなさいと、到着時間をはるかに過ぎても電話がない少し心配したが、小さな子供でない。爺さんが間違っていた。到着は翌日だと思い出した。計画をたてないのが爺さん流、息子が起きて来るなり、“さあ行くぞ”、息子“何処え”、“爺さんが生まれた福井”妹に借りた車のGPSに目的地を入力、もちろん一般道、高速料金は、払いたくない。翌日次の目的地、泊まった、従兄弟が、今年は、雪が多いし、寒かったので、山越えの道は、やばいかも? でも息子が、小学生の夏休みに長野県にある世話になった家にいくことにした。出発の朝電話で昼過ぎに着くから、GPSをセット、今度は、最短距離で入力、始めのうちはよかったが、だんだん、道が細くなり険しくなって来た。ついに、雪の為冬季は、閉鎖中、しかたなく地元の人に代わりの道を聞く、GPSはそのままに、昼過ぎに着くと言ったから、どこをどう走っているかわからない、GPSが頼り。道中、また、閉鎖中かもしれないかもと話しをしていた。峠を越え里が見えてきた、もう大丈夫だと、信じていた。日本の諺に“うわさをすればかげ”英語にもある、“悪魔のことを話すと現れる”信じられない、また、閉鎖中、ゲイトのむこうに家があるのに。引き返せば、大変なロスである、車から降りて、話をする、少し戻ると農道の別れ道があるから、助かった。人生、なんでも最短距離が、いいとはかぎらない、爺さんのように、ふらふらとのんびり生活するのがいいかもしれなあい。決めるのは、“あの鐘をならすのは”、 あなたじしんです。
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