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嬉しかったこと (塾長日記)

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この数日間で嬉しかったことが2つほどありました。


まずは、3日前の夜のことです。帰宅のため電車を降り、いつものように自動改札へパスモを当てそのままパスケースをポケットにしまい駅を出ようとしたときです。「あの〜 すみません!これを落としましたよ!」と、ちょっと小さめの若い女の子がしまったはずのパスモを手渡してくれました。深夜の駅に、ぽっと灯りがともりました。


そして次の日のこと。電車で上野毛〜中央林間に移動するときのことです。乗り合わせた某私立中学校1年生男子4人が楽しく話しをしていました。すると、その中の一人が「電車博士」らしく、田園都市線の全駅を順番通りに言い始めたのです。駅と駅の間を空けることなく、すらすらと言ってのけてしまいました。しかも、その自信に満ちた声は車両中に響き渡り、多くの乗客の笑みを集めました。今では珍しくなった○○博士、以前は結構いたものです。歴史博士、昆虫博士、計算博士、漢字博士・・・、みんな、その授業になると目を爛々と輝かせ、最高のパフォーマンスを見せてくれました。


子ども達にはもっともっと自分の好きなことを見つけてほしいと思います。
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計算力と集中力 (秋元)

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 深夜、轟音とも呼ぶべき雨音にふとパソコンを打つ手を休める。開け放した窓の向こうは、普段ならまばらながら夜の海に浮かびあがる街灯の明かりも、漆黒の闇に沈んでしまったようだ。部屋の明かりを消すとパソコンから漏れる光だけが目に眩しい。しばらくするとスクリーンセイバーがはたらいて、湿った闇に身も心も溶けていく。この一瞬の静寂こそが、深夜働く者の特権である。神経が研ぎ澄まされたような感覚に包まれる。しかし、これは幻想である。悲しいことに翌日になれば、必ず睡眠不足の鈍い頭に戻っていることを自覚する毎日である。

 
 ここのところ、電車の中では数独に懸命に鉛筆で計算している大人とよく隣り合わせ、インターネットを開くとインドの計算法の解説書の紹介が目につく。何となく算数に関係したブームが到来しているようだ。主旨は異なるが、その前には百マス計算が書店に山と積まれて売られていた。

 はじめて数独を目にしたときには、たて・横・斜めの3方向の和がすべて等しくなる魔法陣の5・6方陣あるいはそれ以上のものかと思って驚愕したが、そこまで複雑ではなさそうで安心した。(だからと言って易しいなどと決して思っているわけではなく、かなりの集中力と習熟度を要することは理解しております。)また、インドの計算法は暗算の手段として昔からよく知られており、数学の先生方がパズルの本などでよく紹介しており、日本にも江戸時代こうした計算法が見いだされていたということだ。(だからといって私がこういったものを普段使っているわけではない。)ただ、インド式計算法で思い出すことがある。


 ゆとり教育が叫ばれ、各教科の負担が減らされ、小学校の算数から3.14が姿を消しそうになったことがあった。考え方こそ大切で、計算で苦しめる必要はないという主旨のことが教育課程審議会から聞こえてきた。このとき、新聞のコラムにも反対意見を述べた数学の先生方がかなりおられた。学問的背景を述べられた後に、一様に具体例としてインドの幼いころからの算数・数学教育を挙げられていたのを思い出す。徹底して計算させるということだ。数学におけるインドの地位はご承知の通りだ。このとき思い出したことは、あるノーベル物理学賞受賞者の枕元の計算用紙というものだった。この人は子どもの頃身体が弱く学校を休みがちで、布団の中でよく勉強していて、枕元には常に鉛筆と計算用紙があり、その習慣は成長してからも続き、ふと思いついた解法、頭に浮かんだアイデアを、計算機に頼らず、必ず鉛筆と紙で計算して確かめたという話だ。

 今の子ども達は計算を嫌がる。計算だけでなく、面倒なことを嫌がり、集中力が続かない。算数を苦手とする子ども達の多くは、小学校の3年生あたりではっきりとしてくる。4年生で計算の苦手な子ども達は、全般的に集中力を欠くケースが多い。5年生になって式をきちんと書けない子は、線分図や表を書くといった作業を嫌がる場合が多い。・・・・・・

 と考えてみると、お風呂で指を折りながら10まで数えることから始まって、その先、かなり積み上げておかないと根本の集中力は身に付かない。そして手を動かす・頭の中ではっきりと確かめる・認識するという作業をくり返す地道な努力をしていないと算数・数学の輪には入れないのである。  


 と今年はこの暗算の考え方を問う問題に少し注意しておこう。
 
        (秋元)
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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親離れ 序章 (福井)

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親離れ 序章 (福井)
大井町線が北千束駅にとまり
立っていた私には、駅と隣接する赤松小学校の
下校風景が目にはいりました。

今日は降ったりやんだりのあいにくの天気
朝は一時晴れていたので傘を持たないで
濡れて帰る生徒もいるようです。

雨の日の下校風景、
思い出す1場面があります。

入学間もない1年生の息子に傘を届けにいきました。
下駄箱に傘を下げ、帰ろうとした私に
「もう少しで終わりだから待ってましょうよ。」
と知り合いの父兄が声をかけてくれました。

立ち話している私達めがけて
終わりの会が終わって子どもたちが
いっせいに飛び出してきました。

息子と目が合いましたが、彼は傘を持ち
友達とじゃれ合いながら
私の横を通り過ぎていきました。

肩透かしにあったようで
息子と友達が仲良く傘に入っている様子を
数メートル後で見ながら
私も家に戻りました。

友達と別れ
自宅への横路に入った所で
息子が待っていました。
最初の言葉をかけあぐんでいる私に
「A君のママは仕事をしていて雨でも迎えに来ないんだって。」
と、一言。

息子には、彼なりの配慮や事情があるのだとわかった私。
親離れ、子離れの始まりでした。

                    福井
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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水無月 (福井)

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水無月 (福井)
今日から六月です。
TVに映る国会議員の人たちも夏服にかわりました。
九州南部は梅雨入りをしたそうです。

衣替え、紫陽花、カタツムリなど
六月にまつわる言葉もたくさんあります。

私はこの時期、授業の中でこんな質問をします。

「雨をあらわす言葉をあげてみて」

ポツポツ・ザァーザァーなどの擬声語
土砂降り・小降り・吹き降り
にわか雨・通り雨・霧雨・天気雨・夕立

たくさんの言葉をあげてくれます。

「朝起きて、雨が降っていたら
 今日の雨は、何て表現しようかなと考えて」
そんな言葉でむすびます。

             福井
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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松井選手と松井さん (カーネル笠井)

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松井選手と松井さん (カーネル...
 先日、テレビの特集番組で、3人の野球選手の子供のころの夢などを比べるといった内容のものが放送されていました。この3人とは、レッドソックスの松坂大輔、ヤンキースの松井秀喜、早稲田大学の斎藤佑樹選手のことでした。途中、松坂選手の小学生のときの作文に“松井さん”というタイトルのものがあり、その内容が紹介されていました。この中に次のような文章がありました。「松井さんはりっぱな運転手になってください。ぼくも一流の野球選手になりますから。」この文章を見て、私はある作品を思いつきました。しかし、番組のレポーターやコメンテーターたちは、

A「この松井さんは、まだ松井選手のデビューする前なので、松坂選手は知らないはずです。ですから、別の松井さんだと思います。」
B「きっと松坂君の知っている人の中に、松井さんというタクシーの運転手をしている人がいらしたんですね。」
C「このころから、一流の野球選手を目指していたんですね。」
などのコメントしか出てきませんでした。
 
私の思いついたのは、“あまんきみこ”の「車のいろは空のいろ」という作品に登場するタクシー運転手の松井さんです。ですから、この作文はおそらく松坂選手の読書感想文なのです。そのことに、番組関係者は何故誰も気がつかないんだろうなどと思い、つい一人でにやにやしてしまいました。人の知らないことをちょっと知っているだけで、ずいぶんと世界が広がったような気分になれるものだなどと考えたからです。

 
あんまり本を読むほうでない私がこの作品を知っていたのは、子供が使っていたプリントにこの作品が使われていて、たまたま私がそれを読み、なぜか印象深く覚えていたからだけなのです。それに、今春話題になった映画の「バッテリー」の作者の“あさのあつこ”を女優の“浅野温子”とまちがえていた私なので、あまりえらそうなことは言えないのですが‥‥。

             (カーネル笠井)
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縁の下の力持ち (福井)

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縁の下の力持ち (福井)
目立たずに
縁の下の力持ち的な事務の仕事を
黙々とこなす。
昨年から、中央林間校に加わった仲間です。

連絡事項をかわいいメモに書いてくれたり
若々しい身の回りの品々が
教室に色を添えてくれます。

もちろん、生徒達には
頼りになるお姉さん先生です。

子供達をたくさんの温かい手が支えています。

                   福井
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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ご挨拶

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ご挨拶
オーダーメード型進学塾 hotline(ホットライン)の目で見る 中学受験と子育てをサポートするhotline(ホットライン)公式ブログです


 皆さん はじめまして! 私達はオーダーメード型進学塾 hotline(ホットライン)です。

hotline(ホットライン)の授業は基本的にマンツーマンの個別指導です。
カリキュラム、テキスト、テスト、学習指導から受験指導にいたるまでオーダーメードです。

  まずは、入会審査にてご家庭の方針や志望校などをじっくりとカウンセリングします。その内容にしたがって学習計画を練ります。

  中学受験を控えたときには入試問題を中心に演習するようなプログラムに、また、弱点補強のために教科別、単元別による指導にも力を発揮します。
  私立の内部進学を目指す場合は、苦手分野の克服や先取り学習も可能です。

  指導にあたるのは四谷大塚や日能研、学習指導会(しどう会)など、大手進学塾で実績を積んだベテラン講師陣です。お子様の疑問点に即座に対応できるのが最大の強みです。教科指導にとどまらずにお子様に合った学習方法のアドバイスやご家庭でのサポート法もご説明します。

  低学年のお子様のことも配慮し、一部屋に何席かを設け、複数が同時に学習する環境を保っています。子供達が気持ちよく集中して学習ができるよう、すぐれた環境と雰囲気をご提供しています。

  お子様の健やかなご成長をお祈り申し上げます。

  
  これから、この公式ブログを通して、中学受験と子育てを中心に当会スタッフが母親目線で季節のお便りをお届けいたします。どうぞ、よろしくお願いします。

   

     オーダーメード型進学塾 hotline(ホットライン)

                塾 長  
                横 山  善 則
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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流れ星(福井)

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昨日、今日とペルセウス座流星群が
北東の空を通るそうです。

小さい時から一度流れ星を見たいと思っていました。

数年前しし座流星群が接近した時
夜中に家族で多摩川べりまで車を走らせ
長年の夢を果たしました。

自然は人間の力を超えたものです。
いつかオーロラを
いつか鯨を
見るチャンスが巡ってくることを願っています。

最近気になる新聞記事がありました。
中国が来年のオリンピックの開会式の天気を
晴れにするため、研究を重ねているとのことです。
自然を操作して歪みがでないのでしょうか。

子ども達に豊かな地球をバトンタッチするのが
大人の役割だと思っています。

                福井
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