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鉄則の良し悪し (カーネル笠井)

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鉄則の良し悪し (カーネル笠井...
最近のことです。
妻「何、このコマーシャル。人をバカにしているんじゃない。」
ある家庭教師派遣会社のテレビコマーシャルを観ての反応でした。私はそれをぼうっとしか観ていなかったせいか、それほど気にもしませんでした。でもそう言われてみて、昔上司に言われたことを思い出しました。

以前、教室の宣伝の為に新聞の折込チラシの裏面を作成していたときのことです。何とか興味を持ってもらおうといろいろ工夫をしたつもりのものを上司に見せるとボツで、もう一度作り直していたのです。その何回か後のチラシでまたボツになったとき、このときはしつこく食い下がりました。すると、初めは話してくれなかったその理由を話してくれたのです。
上司「内輪受けする内容は、他人が見るとしらけるんだよね。」
とポツリと言ってくれました。これは宣伝業界では鉄則のようです。そう言われて私は、何となくそのことを感じていたので反発するよりもむしろ自分の未熟さをなさけなく思いました。

では何でそのことをもっと早く言ってくれなかったのでしょうか。きっと、若者のヤル気とそこから生み出される新しいアイデアは、どこの企業においてもかけがえのないものなのでしょう。その代わりにいろいろと初歩的なミスを犯しますが、そこをうまく修正するのが上司の仕事と心得ていたのでしょうか。

最近のテレビ番組やコマーシャルを観ていると、よくこの鉄則が守られていない内容のものが目につきます。上司のチェックが及ばないのか、それ以上に新しいアイデアが出てこなくて仕方なくOKを出しているのでしょうか。


子供達の勉強を見ていても同じようなことが言えます。興味を持って突っ走っているときには、いろいろな勘違いや回りくどい方法ををしています。でもそれをはじから修正するとヤル気をなくしてしまいます。でもベストでない方法が多いと必ず行き詰まります。ですから、そのときに初めて少し前までもどって修正してやるととてもスムーズで理想的な勉強ができ、思いがけない好成績を上げてくれるのです。これを考えると前述のコマーシャルも若手のヤル気をなくさないという意味では仕方のないことなのかも知れません。

ベストでない方法を多く使っている子供の成績は必ず伸び止まり、ヤル気もなくなってしまいます。ですから併走する大人がタイミング良くこれを修正してあげる必要があります。でも修正が多すぎると逆効果になってしまうのです。ところが、このくせ(ベストでない方法)が多少残っていて思うように成績が伸びないときがあっても、時間がたつとこれはむしろ個性になるような気がします。大人になっても勉強に興味を持ち続けている人を見ると、このくせが残っている人の方が断然多いと思います。悪いくせが勉強を続けるエネルギーのもとになっているとさえ思えてしまうのです。

子供達を指導していく上で、ヤル気をなくさせないことと、正しい方法を身に付けさせることのバランスが一番難しいと思います。
                               カーネル笠井
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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異国の地で育つ (母の目線)

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異国の地で育つ (母の目線)
我家に勉強を習いに来ていた生徒がいました。
ペルーからの帰国生で、お父様の仕事の関係で中学に入る前に
今度はパナマに旅立ちました。
今週は中2になった彼女が一時帰国して、
国語の勉強をしに来ています。
インターに通いながら、日本から届く教材をやったり、
国語を大事にしている姿は当たり前に日本語を使っている私達とは
また思いがちがうのでしょう。

子どもの頃から、いろいろな文化に触れてきた彼女が
どう自分の育った環境をいかしていくのか、
私には想像もできません。
きっと世界を飛び回るような仕事につくのかも知れません。

9月から更に移動して、コロンビアの学校に通うそうです。

             福井
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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変な日本語 (カーネル笠井)

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変な日本語 (カーネル笠井)
先日、昼食を食べにファミリーレストランへ行ったときのことです。注文を取りにきたのが中国人の女性と思われる店員で、少しぎこちない日本語を話します。私が注文をすると、それを繰り返した後で、最後に「取り合えずよろしいでしょうか。」と付け加えていました。“オイオイ、それは私が言うセリフなのに。”と思いながらも、言葉の語尾に特徴があることと、きっとほとんどのお客が注文の最後にその言葉を付け加えているのだなとも思いました。

私の友人にも中国から日本に来ている人が何人かいますが、やはり言葉の語尾に同じような特徴のある日本語を話します。昔から良く中国人が話す日本語としてたとえられる「〜であるよ。」といった感じの語尾になるのです。中国語は英語と文法が似ているので、中国人は日本人に比べて英語の上達が速いと昔から言われてきました。でもアメリカ人の話す日本語の語尾はたいてい「〜でありますか。」といった感じになります。国によって日本語の受け止め方がずい分とちがうのが面白いですね。

では、日本人は外国ではどんな外国語を話しているのでしょうか。あまり外国に行ったことのない私には想像もできないのですが、機会があったら是非調べてみたいと思います。
                            カーネル笠井
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アハ効果 (母の目線)

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アハ効果 (母の目線)
国語教育に関する記事で大村はま先生の名前を
目にすることが増えてきました。
著書の「灯し続けることば」・「教えるということ」を繰り返し読んでいます。
学校の先生であった作者とは立場が違いますが、
国語を教えるということでたくさん学ぶことがあります。

本の中で書いておられる文に
わからない相手に、わかるように工夫して説明するのが
本物の教師だというものがあります。
受け取る生徒のせいにせず、言葉を重ね、教材を工夫し、
わかる喜びを与えていくのが教育だともいってます。

受験という目標がありますが、
教えている生徒の中に
茂木健一郎氏のいう「アハ効果」を何度もおこし、
どうしたら国語がわかる喜びを味わってもらえるか。

梅雨の中休み、そんなことを考えています。


            福井
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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長所と短所 (母の目線)

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長所と短所 (母の目線)
コーチングでエゴグラムを勉強していた時です。
ひとつひとつの性格に二つの面があることがわかりました。

秩序があると偏見を持ちやすい。
分析力があると冷たい。
協調性があると自主性がないなど・・。

今、おもてに短所としてでている性格のよい面に注目して
伸ばしていけたら、逆に自分の強味になってくるはずです。

子どもたちが持っている可能性を潰すことなく、
よい面を伸ばす教え方はないかと日々模索しています。

             福井
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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子どもと携帯電話 (ラッコ横山)

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子どもと携帯電話 (ラッコ横山...
子どもの携帯電話所持について議論がなされていますが、先日 新たに携帯電話を購入してもらった生徒がいます。どうも、子ども同志のコミュニケーションのためなのでしょうか。あるいは持っている子を見て自分も欲しいと思ったのでしょうか、理由はどうであれまた国民の所持率の上昇に貢献したことに変わりありません。

そこで、理科の先生からのアドバイスです。
「いろいろなものを写真に撮るように」と。
なるほど。確かに携帯電話でありながら画像を取り込めることが可能なわけですから、季節の植物、昆虫、空の様子、町の行事ごとなど(hotlineの先生方の顔写真は含みません!)、1年間を記録できていつでも取り出せるものとして考えればとても便利かも知れません。生きた資料室のようなものです。

携帯電話の所持を禁止することも必要なのかも知れませんが、もっと子どもらしい活用法を考えることの方が先決かも知れませんね。

            ラッコ横山
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偏差値の効用 (カーネル笠井)

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偏差値の効用 (カーネル笠井)
先日、担当している6年生のお父様からこんな相談を受けました。
「先月の月例テストで70あった国語の偏差値が、今月は56まで下がってしまったんです。国語の勉強の仕方が悪かったのでしょうか。勉強方法を変えるなど、何かすぐに手を打った方が良いのでしょうか。」
そこで成績表を見せてもらうと、国語とは逆に算数と理科の偏差値が先月の55〜56からともに60まで上がっていました。
「算数、理科は良くなったので4教科の偏差値は62で変わらなかったのですがね。」
この成績表を見せてもらい、すぐに2つのことがわかりました。

まず1つ目は、この子がこのテストで発揮した全体の力は先月も今月も同じだということです。きっと、先月は国語の成績がとても良かったので、あと算数、理科をもう少し頑張れば目標校への偏差値まで届くと思い、今回のテストではここで集中力を使ってしまい、多少国語がおろそかになってしまったのだろう、ということです。まだこの時期の6年生ですと、国語が得意と言っても、算数、理科を意識して頑張るとそちらに力を使ってしまい、国語までは集中力がまわり切れないということです。

2つ目は、時間が限られている場合には国語に集中して取り組ませれば、すぐに大きく成績をのばせるということです。最終的にはこれを大きな武器として使うことができます。


長い間子供達の偏差値を見てきましたが、偏差値はこういう面に関してはとても正直に、そして正確なデータを提供してくれるものだと思います。
「前回は国語がとても良くできたこと、今回は算数、理科で今までにない偏差値を取れたことを喜んであげて下さい。今の時期だと1つの試験内でも、どこかで頑張ればその他で力が抜けてしまうのは当たり前ですから、勉強の仕方を変える必要は全くありません。頭の持続力がついてくる秋以降には、どの教科もその最高まで持っていけるようになるはずですから心配はいらないですよ。」
とお話しして納得してもらいました。すぐ後で本人に聞いてみましたが、ほぼ予想通りの答えが返ってきました。

大人ではあまり考えられないこのような成績の変動は、子供達には当たり前のことのように良くあります。ですからここであわててあれこれやると長い迷路に入ってしまい、成績がどんどん下がってしまうというケースが多いのです。このようなときには全体の偏差値をみて判断することがとても大切です。
                              カーネル笠井
 
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七転び八起き (カーネル笠井)

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七転び八起き (カーネル笠井)
よく「人生、七転び八起きだ。」などと口に出しますが、何故七回転んだら七回起きればいいんじゃないのと疑問に思うことはありませんでした。七回転んだら八回起きるという意味であることはわかっていても、これが「七回目に転んだのなら八回目に起きればいいのだ。」とか、「七回転んだら、それよりももっと多い八回起きるくらいの気持ちのたとえだ。」などと勝手に考えてしまうからのようです。よく政治家たちがテレビのインタビューで「200%有り得ない。」なんて、本当に有り得ない表現をするので頭がまひしてしまっているのかも知れません。ところが七転び八起きにはちゃんとした理由があって、これを初めて知ったのはずい分と年令を重ねてからでした。

この説にもいくつかあるのですが、私がきっとそうだろうと思うのが次のような説です。
「人は生まれてきたときがまず1回目の“起き”になるからだ。」というものです。ですから生を受けてから何かがあるとそれが1転びになり、それから立ち直ることは2回目の起きになるのです。もっともつじつまの合う説だと思います。

本当の意味を知らず、何気なく使っている言葉って本当に多くあるものです。
                        カーネル笠井
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論理的文章力 (母の目線)

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論理的文章力 (母の目線)
難しいタイトルになってしまいましたが、
簡単にいうと相手に自分の考えを順序だって説明し、
わかってもらう文を書くことが出来る力のことです。

最近の子ども達の文をよんでいると
単語だけ、話し口調、助詞の乱用が目立ちます。
たとえば
「〜で、〜で、〜だから。」
「〜というか〜かもと思う。」

普段からきちんとした文にして会話するこが
大事だと思います。

         福井
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走馬燈 (カーネル笠井)

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走馬燈 (カーネル笠井)
よく、死などの危機に直面したときに、過去の記憶が走馬燈のようにめぐりめぐって思い出されることがあると言いますが、実は私も同じような経験を何回かしたことがあります。一番良く覚えているものは30代半ばのときに経験したものです。

深夜になってしまった仕事帰りに、最寄駅からは自転車に乗って帰ったときのことです。交通量の少なくなった車道を自転車で横断しました。反対側の歩道は10cmほどの段差があって高くなっていました。いつもは、それくらいの段差は走りながら前輪を持ち上げて簡単に乗り越えていたのです。この日もそのつもりで歩道に向かって進んでいました。しかしこの日は、段差に向かって少しななめに進んでいたことと、ジャンプするタイミングが少しズレてしまったことで、前輪が段差に引っかかってしまい、ハンドルが大きく曲げられてしまったのです。当然自転車はそこにたおれ、乗っていた私は歩道の上にいきおい良く放り出されてしまいました。そのときです。
『かなりのスピードがあるな。このまま体が転がらないように手で支えると、手にかなりの負担がかかり、すりきず程度じゃすまないかも知れない。だったらむしろ柔道の受身のように左肩から入って一回転した方が安全だ。多少スーツはよごれるけれど仕方がない。』
といった内容のことを一瞬に頭の中で考えていたのです。内容はもっと断片的だったのかも知れませんが、後でもこれだけの内容があったことをはっきりと覚えていたのです。そして結果はそのときの予想通りにうまく一回転して止まったのです。たいしたすりきずもなく、スーツもそれほどよごれなかったのです。

すぐにどこからともなく一台のタクシーがやってきて止まりました。
運転手「お父さん、大丈夫ですか。何か手伝いましょうか。」
私「すみません。たぶん大丈夫です。」
運転手「あぶないですよ、気をつけてくださいね。それでは。」
と言って走り去っていきました。実はこのときの私は、転んだことよりも「お父さん」と呼ばれたことの方にショックを感じていたのです。自分ではまだまだ若いと思っていたのですが、回りから見ればしっかり「お父さん」といった感じなのでしょう。それに加え、やはり体力のおとろえも感じ、その後あまり無茶をしなくなるきっかけにもなる事件でした。

長く生きていると本当にいろいろな経験をするものです。
                             カーネル笠井
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