新年礼拝 頭を上げよ!
1月
7日
あけましておめでとうございます。
英語では、ハッピーニューイヤーと言いますが、日本語では直訳すると、Congratulation on New Year! となりますね。
日本の文化には、代々、新年をポジティブに過ごすことを勧めてきたそうで、それが習慣になり、「おめでとう」というのだそうです。決して初めの一週間ほど、否定的なことを口にせず、肯定的なことだけを言うようにし、それによって、福を呼び込むようにしたのだそうです。これは、なかなか迷信のように感じるかもしれませんが、実に聖書的でもあります。
聖書の言葉を見てみましょう。
詩編24:7, 8
7 門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。8 栄光の王とは、だれか。強く、力ある主。戦いに力ある主。Lift up your heads, you gates; be lifted up, you ancient doors, that the King of glory may come in. 8 Who is this King of glory? The Lord strong and mighty, the Lord mighty in battle.
◎ 門… ユダヤの習慣では、門で相談ごとがなされ、決断がなされ、契約が結ばれたりします。私たちの身体で言うと、頭です。
その頭を上げよ。と聖書は言っています。どういうことでしょうか。一度、教会で実験をしたことがありますが、目を閉じて、人生の中で一番悲しい時、つらかったことを思い出してください、というと、みなさん、だんだんだんだん、肩が縮こまり、頭がずーんと下がって来るのです。また、反対に、人生で一番感謝だったこと、嬉しかったこと、幸せを感じたことを思い出してくださいと言うと、どんどん頭が上に上がり、天を見上げるような形になりました。
私たちは、感謝の心を持つときに、肯定的なことを数える時に頭が上がるのです。
◎ 永遠の戸 Everlasting door
聖書の有名な言葉で、
13 こういうわけで、いつまでものこるものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。(1コリント13:13) And now these three remain: faith, hope and love. But the greatest of these is love.
人は、何かを信じてみな生きています。人は、何かを信じずには生きて行けない存在です。無神論者もです。例えば、「私は、いつも○○だ」という言葉を信じていませんか? 私たちの、希望は、私たちの信じていることにかかっています。そして、私たちの信じたいことは、必ず「愛」であり、裏切らない愛であります。もし、私たちが裏切らない愛を信じるなら、必ずそこに希望があるのです。希望は、絶対にあなたを去らないのです。
◎裏切らない愛を信じることは、永遠に繋がります。それは、刹那的な、今、この瞬間だけ満たされる愛ではなく、裏切らない愛は、永遠に続くからです。
◎永遠につながる戸とは、あなたの心の扉です。裏切らない愛とは、私たちがまだ罪人であったときに、ご自分のいのちを下さるほどに私たちを愛してくださったイエス・キリストの愛です。
あなたの頭を上げ、そして心の扉を開くなら、だれが入って来ると書いてあるでしょうか。それは、栄光の王、戦いに強い主です。今年どんなに苦しいことが起ころうとも、あなたの頭を上げ、心を開くならば、その戦いに打ち勝たせてくださる強い神様が入ってきてくださるのです。