あなたの戦いを知る
11月
21日
今日は、ベテランズデーです。国のために仕えた方々に敬意を表す日です。ベテランズデーにちなんで、戦いについて話したいと思います。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず 、if you know your enemy and know yourself、in a hundred battles you will never be defeated; know your enemyということわざの通り、私たちが敵を把握し、自分を知るならば戦いに勝てるというのです。この言葉は、クリスチャンならばまさに当てはまる言葉であると思います。
先週は、あなた自身について知ることについて、またそこに戦いがあることを話しました。では、あなたの敵とは誰なんでしょうか。今、あなたが戦っているのはなんでしょうか。
① 自分自身 Yourself
弱さ、エゴ、自分の考えの中、頭の中に戦いがある、negative self-talk, 人間関係、Soul tie, vows自分に起因する戦い。この分野は、ボンデージブレイキング、解放の祈り等のミニストリーでずいぶん改善される。
ロマ12:2
この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。
〇 神の御心がわかれば、こんな生きやすいことはありません。しかし、私たちは、自分の考えの中で戦いがあって、頭の中がスッキリしません。
Soul-tie になっている人の言葉が気になったり、人に言われたことが気になったり、あるいは、自分が信じている自分像と神様が言われる自分像が一致していなくて、迷うことが多いのです。
2コリント10: 4 -6
私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです。5 私たちは、さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ、6 また、あなたがたの従順が完全になるとき、あらゆる不従順を罰する用意ができているのです。
〇 聖書は、そんな私たちのややこしい頭の考えさえも、キリストの十字架に持つて行って癒されることができるというのです。
② 環境circumstance & environment
家族の必要、介護、自然災害、等々
自分の内側から来ていない戦いがあります。
この分野は、自分に課せられた義務であったり、突然の事故であったりします。体の障害なども本当の意味での試練と言ってもいいと思います。イエス様は、身体の障害について、神の栄光が現れるためだ(ヨハネ9:1-41)、と言われています。自然界でも、起るように何千に一件、または何万に一件という障害というのは出てきます。それも、神様の創造のいろいろなかみ合わせ仕組みの中で起きてくることです。私たちは、苦しみを感じるときに、その苦しみの答えを見出したい、あるいは、それを抱えているのが難しいので、自分の外に投影したくなります。そして、神が悪いことにしたり、誰かほかもののせいにしたくなります。私たちが、それを自分の一部として受け入れ、向き合うならば、神の栄光になるのです。
- 家族について Family
ルツ記、イエス様が十字架で母のことを頼むと託したり
例えば、介護などは、人間の身体の死に向かう法則に逆らえない。みな、介護が必要になる。病気や障害などもあるだろう。
これを解釈するに、私たち人間は、神が罰しているとか神の怒りだとか呪いであるとか、私たちの抱えきれないネガティブな気持ちを神のご性質に投影させる性質がある。本当に神がそうしているのでしょうか?
- 自然界 Nature
ローマ8: 19 -21
被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現れを待ち望んでいるのです。20 それは、被造物が虚無に服したのが自分の意思ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。21 被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。
ヨブ38: 4
わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。“Where were you when I laid the earth’s foundation? Tell me, if you understand.
聖書は、この世の自然界のあらゆる災害などは、究極的に人間の堕落と関係あるというようにロマ書にあります。自然界の本当の回復は、神の子供たちの回復によるのだと。また、聖書は、自然界のすべてのことは、あらかじめ、神が法則を定め、その定め通りに動いている。その歯車の通りに動いているのであって、それが、嵐になったり、地震になったりする。全世界の歯車の一部でものごとが起きている。ですから、神の裁きであるということも完全には当てはまらないケースるもある。ここで、大切なのは、神は神を愛するものには、全て働かせてを益としてくださる神を選んで行くという、戦いになります。we know that in all things God works for the good of those who love him.
③ 神の敵 God’s enemy
血肉によらない。真に霊的な戦い。この戦いができるチームが必要。如何せん、私たちの多くは、一番、二番の戦いで精一杯になってしまうのです。また、一番、二番のように表面的に見える霊の戦いもあります。私たちに霊の戦いの勇士たちが必要です。一番、二番を通らないと、三番を洞察できない。
ヨハネ10:10
10 盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。
エペソ6:10-13
10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。13 ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
◎あなたの戦いはどのカテゴリーでしょうか。What is your current battle?
何に対して今、戦いを感じていますか
人は、苦しみに会う時、戦いを感じる時に、全てを神のせいにしたり、全てを悪魔のせいにしたりします。私は、苦しむために生まれてきたんだ。とか、こんな不幸なことが起きたのは、神の御心なのだとか。あるいは、全部サタンのせいだ、だから、悪霊追い出しを毎日する。とか。両方、間違っています。
◎一番から三番、一つ一つ向き合い、勝利を経験するなら、洞察と権威が増していきます。なぜなら、それだけ、キリストを個人的に知るようになり、キリストのご性質を理解するようになるからです。
◎今の戦いから逃げないで、勝利していきましょう。
鍵は、イエス・キリストです。私の弱さに、キリストはどんな答えをくださるのか、家族の介護や世話に向き合う時、私はキリストの何を学ぶのか、霊の戦いをする時に、キリストの力がどんなに強いかを知るようになることです。
◎次の三週間、この三つのカテゴリーを掘り下げていきたいと思います。そして、ますますキリストと私たちが一つになり、キリストをよく知ることができる助けになりますように。
ピリピPhilippians 3:8
8 それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。