もう一度、実家の縁側・・・ 夏の象徴「スイカを食べる」にこだわってみる。

ブログスレッド

12月

14日

昭和の家の縁側で過ごした夏の思い出は、

今もなお私にとって特別な意味を持ち続けています。

あの時代のシンプルで豊かな時間が、

心に温かい余韻を残しているのです。

祖母が持ってきた大きなスイカを、家族みんなで分け合う。

真っ赤な果肉から滴る甘い汁が、喉の渇きを潤してくれる。

種を指ではじいて飛ばす兄弟の姿に、大人たちは苦笑い。

縁側は、家と外をつなぐ大切な空間でした。

木の温もりを感じながら、涼しい風にあたり、

日差しを浴びるひとときは、心を和ませてくれました。

風鈴の音が響く中で、スイカを頬張る瞬間は、まさに夏の象徴です。

冷たいスイカの甘さと、外の暑さとの対比が、心地よい思い出として蘇ります。