「フランス暴動」発生1週間も止まぬ深層 「暴動 ヨーロッパ」検索でたくさん出てくる暴力と憎しみの連鎖
6月
17日
内務省によれば2日朝時点で、フランス全土で約5000台の車両が放火され、市役所など公共の建物が1000棟近く焼失または破壊され、警察署や憲兵隊兵舎への襲撃は250件に上った。
フランス南部マルセイユではゴム弾に当たった通りがかりの男性が呼吸困難で死亡した。
移民系住民が7割を占めるパリ北郊外、セーヌ=サン=ドニ県で育ったRNのバルデラ党首は、「過去にも移民系若者が破壊行為を繰り返しており、彼らは理由を見つけては破壊行為を行う願望を持っている」と指摘し、少年犯罪者の親への家族手当支給停止や犯罪者の更生のための街の清掃活動を提案している。
■暴力が日常化しているのは、フランスだけではない。静かに平和に暮らしたいものだ。