-
投稿日 2022-09-08 00:00
カイの家
by
hiro
おそらく、平戸当たりか有田の置物だと思われる。裏に(原?半作)という角印が押してあるが読めない。箱の右上にも窯印が押してあるが、薄くてやはりよく読めない。ただ、左下に彩壷堂とある。まあ、鷺と古木型花瓶に似ていたので、購入した。http://home.h00.itscom.net/shiokawa/...
-
投稿日 2022-08-22 00:00
カイの家
by
hiro
板谷波山の霙青磁牡丹彫文花瓶である。先日、アップしたリヒター展が行われている東京国立近代美術館のMOMAT展で久しぶりに再会した。多分、前回見たのは、8年前の没後50年展だったと思う。マットな淡い青磁釉に含まれる気泡が「みぞれ」を思わせるようで、波山が霙(みぞれ)青磁と名付けたようだ。 昨日アッ...
-
投稿日 2022-08-21 00:00
カイの家
by
hiro
石川県立工業高等学校が所蔵する初代諏訪蘇山の「葡萄透し花瓶」である。高さ36.2cm、製作されたのは1907年から1909年の間で、現在、京都市京セラ美術館で行われている「綺羅めく京の明治美術-世界が驚いた帝室技芸員の神業」展に展示されている。 この花瓶と初めて出会ったのは20年位前である。日本...
-
投稿日 2022-08-09 00:00
カイの家
by
hiro
おそらく、20世紀前半から中頃、ドイツ辺りで作られた人魚姫のフィギャリンである。有名なコペンハーゲン市内にあるブロンズ像をモデルに作られたと思われるが、向きは逆である。 ロイヤルコペンハーゲンにもこのブロンズ像をモデルとした人魚姫のフィギャリンはいくつかあるが、これは、どれよりも顔が良くできてい...
-
投稿日 2022-07-16 00:00
カイの家
by
hiro
青磁釉桃置物である。20年くらい前に結晶釉などの窯変釉に興味を持ち始めたときに購入した。実は、当時、勉強不足で青磁はすべて還元焼成と思い込んでいた。日本のどこかで作られたものだと思うが、おそらく清朝写しだと思われる。確か河井寛次郎が陶磁器試験所時代に似たようなものを製作している。釉薬がとぎれている...
-
投稿日 2022-07-15 00:00
カイの家
by
hiro
伊東翠壺の柿浮彫文花瓶である。おそらく戦前のものと思われるが定かではない。深川製磁に同じようなものがある。ひとつ持っているのだが、だいぶ前に購入したものなので、どこに仕舞ったのかわからなく、一緒に撮りたかったのであるが断念した。ちなみに深川製磁のものは、青磁釉ではなく透明釉で、柿の実も上絵で赤く塗...
-
投稿日 2022-07-14 00:00
カイの家
by
hiro
7代錦光山宗兵衛のおそらく狼のフィギャリンである。京都から出てきたので、おそらく時代は1910年頃に試作されたものと思われる。カイに似ているかなと思ったが、イヌではなく、オオカミだと思う。尻尾の形からキツネも考えられる。 錦光山の磁器の釉下彩における動物のフィギャリンはネコ2匹に続いて、3個目で...
-
投稿日 2022-06-28 00:16
カイの家
by
hiro
九谷焼は石野竜山の「雉と松文花瓶」である。もしかしたら、石野竜山の弟子の作品かもしれない。石野竜山の赤はイングレイズ技法で描かれる。この雉のバックに描かれている太陽の赤もイングレイズである。石野竜山の赤を手に入れたいなと思っていたが、なかなか購入する機会がなく、やっと手に入れた。他の色は、すべて上...
-
投稿日 2022-06-16 00:00
カイの家
by
hiro
久しぶりに三井記念美術館へ「絵のある陶磁器 仁清・乾山・永楽と東洋陶磁」展を見に行きました。実は昨年の9月から改修のため休館していたので、リニューアルオープンの第1弾です。私はお茶はやりませんが、仁清や乾山の釉下彩陶器をじっくり見ることができました。最後の方に出てきた中国陶磁器も良かったですね。や...
-
投稿日 2022-06-06 00:00
カイの家
by
hiro
ビング&グレンダールの男性家事使用人(召使い)である。造形作家は、Jens Jakob BregnoとHans Tegner Christian Harald。上絵付であり、絵付け作家はなんとEmma Kongsbollである。上絵付だったので当初買うつもりはなかったが、作家がEmma Kongs...