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投稿日 2017-10-16 07:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
電車が発車する直前非常停止ボタンが押され車内にため息が充満し早朝の象りを眺めいるドアに荷物が挟まり四分の遅れに苛ついては妙に躓きを恐れているふと想い出す子どもの頃電車のドアに腕が挟まったまま発車したことがあった三人程のオジサン達が私を引っ張り助けてくれたことをあの頃は時間の感覚も緩い感じだったからそ...
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投稿日 2017-10-15 17:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
起き上がれない日曜日の朝察するように猫が布団へ潜り込んでゴロゴロと言っている比喩した詩など書けそうもないストレートな言葉しか吐き出せないくらい滅入っている昨日までの熱き日々がいとも容易く冷めていた呼吸を感じてもお前は終わっちゃいないだろうそんな私は微塵しかなくてこのまま終わってしまうことも受け入れて...
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投稿日 2017-10-14 15:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
聞きたい音だったり見たい景色だったり感じたい匂いだったり嫌いになった訳ではないよひとりになってひとりの自分と話したくてそんな時間も必要でしょあたりまえを忘れようと解放された空気を吸い込むけどふとあなたを想像する自分の悪戯にため息をつきながらアイラブユーを遠ざけそんな嘘のわたしも演じてみたくてわかるで...
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投稿日 2017-10-13 10:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
車窓に雨が泳ぐスピードしわくちゃなセロハン過去の自分と重ねる顔が写り頚のセラミックを冷やされ腕を摩り電車に揺られている我慢を楽しむ余裕もなくそれでもそんな言葉に無理やり励まされ逃げる時間ホームへ降りベンチに座る杖をつき中年の男性足を引きずるその一歩一歩で地に神経を響かせながらカッタンカッタンと通り過...
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投稿日 2017-10-11 23:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
なんだか疲れちゃってハワイの音楽なんか聴いて鳥が鳴いて波の音がしてギターがゆっくり弾いてなんだか癒やされてパインジュースがあってからだが波風にゆれていいなってこれはいいなってにこにこ顔になって口もとがゆるくなって光は海をグリーンにしてその色は眠りに誘ってわたしを永遠にして溶かしていいのよってそれでい...
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投稿日 2017-10-10 20:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
Dear さよならを言わなかった君君は癌と闘っていた誰にも知らせないでくれと意思は強かったらしい僕は君を親友だと思っていたから訃報を聞いた時には訳わからず泣き崩れて……まだ僕の中で君が死ねないFrom さよならを言いたかった僕#ディフロ詩
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投稿日 2017-10-10 14:34
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
昨日は半日を和綴じの落書き帳作り。50冊ほど完成した。達成感がハンパなくあり、充実した休日。今度はA5判の半分の大きさを作ろう。ポケットに入るメモ帳的な。糸通しで、まだ指が少し痛いぜ!...
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投稿日 2017-10-09 18:46
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
笑える、かなり笑える人事課から通知が一枚仕事を辞めてどう生きて行くんだよそれに学生の子どもがいて貰えるかわからない年金は十年以上先の話だはい、五十歳になりました当たり前のように定期便が来るようだ終身雇用、年功序列だろっ長年働かないと生涯収入は平均とならない会社としては長年勤めた者に辞めてもらえれば人...
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投稿日 2017-10-09 00:56
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
指が限界だろうか、いや針も折れ、夜中、穴開けで金鎚の音もうるさい、ああ作業を終わりにしよう。うーん、五十冊か、三百冊くらいは作りたいなあ、先は長いぞ! 一冊を百円でとあるところで売ろうとしているが、はてはて売れるのだろうか? それは考えないことにしよう。なんとか、印刷機(業務用)を購入できる財源を得て、ひとさまの全集を作るところまで、たどり着かなければ。製本のできる喫茶店という夢に向かって……...
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投稿日 2017-10-07 20:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
息子が車の中で言う俺はこの雲が雨を持ち堪えている空の感じが好きだなおっと、その感覚は私にはなかったなあ、と雨降りのしんみりは好きだがこの晴れと雨の間にある中途な空模様を好む感覚に驚いたはたしてどうしてその曇天がよいのだろうか心中を訊いてみるとギリギリで頑張っている感じがいいんだよと、答える息子反抗期...