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投稿日 2017-10-24 00:20
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二Dear 夜空 月に照らされる 雲などはなくて 皮肉な空の下に 上手くいかない 俺が立っていて どうしてお前は 俺の黒さと違い 澄んだ黒なんだ 嵐を消し去った 余裕に噛みつく From 俺...
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投稿日 2017-10-22 22:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二勇気をもらえる世間があり 努力しているひとがいて 目標を追えば世界が見える プレッシャーがなければ 自由にもなれませんし 勝者の言葉に驚いた 自分を逃がしていたのなら 自由にはなれないと ファイターでなければ 開放できない自分がいて 可能性を追うことに 自由を見出しているのか 世間で何かひとつ 闘う...
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投稿日 2017-10-21 14:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二何処の海だろう 私は浮き輪に乗り寝ていたようだ 水平線の上には街が見えて 人気のない淀みがあった 両手で漕ぎはじめ 危険な海から上がらなければ 海は昔から怖いイメージがある 地に足が着かない処は苦手だ もちろん空も怖い 自分が飛行機に乗れば堕ちる 必ず、間違いなくそうなって…… 街を彷徨った 木造の...
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投稿日 2017-10-19 07:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二余計なことを言ってしまい 自分の言葉に言い訳を探し出し 大丈夫、大丈夫、と 誑かすいやらしさ 道徳心の欠片は見逃さない 人と自分 その存在の意味を追うように 社会は問題を提議し続け 種の保存に哲学で人間をさせ 善、悪、善、悪、善、悪と 螺旋の道を迷いながらも DNAに組み込まれた理想へ 逆らわず進ん...
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投稿日 2017-10-18 06:55
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二魂はこもり 薄い防御で オノノイテ 鈍い血流に 冷えてゆく 待っている 朝の姑息に キタイシテ それでいい 妥協の知恵 バスの暖房 この匂いの ハズレナイ 冬の予感に 身がまえて...
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投稿日 2017-10-17 06:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二日が暮れて 僕も赤くて 日が暮れて 僕が涙して 日が暮れて 僕を慰めて 日が暮れて 僕は生きて 日が暮れて 僕も暮れて 日が暮れて 僕に帰って...
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投稿日 2017-10-16 07:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二電車が発車する直前 非常停止ボタンが押され 車内にため息が充満し 早朝の象りを眺めいる ドアに荷物が挟まり 四分の遅れに苛ついては 妙に躓きを恐れている ふと想い出す子どもの頃 電車のドアに腕が挟まったまま 発車したことがあった 三人程のオジサン達が 私を引っ張り 助けてくれたことを あの頃は時間の...
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投稿日 2017-10-15 17:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二起き上がれない日曜日の朝 察するように猫が布団へ潜り込んで ゴロゴロと言っている 比喩した詩など書けそうもない ストレートな言葉しか 吐き出せないくらい滅入っている 昨日までの熱き日々が いとも容易く冷めていた 呼吸を感じても お前は終わっちゃいないだろう そんな私は微塵しかなくて このまま終わって...
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投稿日 2017-10-14 15:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二聞きたい音だったり 見たい景色だったり 感じたい匂いだったり 嫌いになった訳ではないよ ひとりになって ひとりの自分と話したくて そんな時間も必要でしょ あたりまえを忘れようと 解放された空気を吸い込むけど ふとあなたを想像する 自分の悪戯にため息をつきながら アイラブユーを遠ざけ そんな嘘のわたし...
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投稿日 2017-10-13 10:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二車窓に雨が泳ぐスピード しわくちゃなセロハン 過去の自分と重ねる顔が写り 頚のセラミックを冷やされ 腕を摩り電車に揺られている 我慢を楽しむ余裕もなく それでも そんな言葉に無理やり励まされ 逃げる時間 ホームへ降りベンチに座る 杖をつき中年の男性 足を引きずるその一歩一歩で 地に神経を響かせながら...
