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投稿日 2018-04-24 17:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
知り合いの知り合いにシックセンスを持っている方がいてまあ、他人だけど予知能力で私の病気について訊いてもらった頸の後遺症はこのまま残りますが今、患っている腰は良くなります、と頸は現状維持で、腰は良くなるのかそんな嬉しいことないそうそう前向きにお言葉を頂戴しておこう昨日のルートブロックもそこそこ効いてい...
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投稿日 2018-04-23 06:48
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おおきな絵本に小さな手生まれたてのような瞳窓の隙間からはそよそよと風が通り少しのびた髪の毛がさらりと揺れているページがめくられお花畑を新しい友だちと散歩に出かけている目の前には小さな主人公となりへ座われば沈むソファで微笑みを見せまたすぐに物語へ...
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投稿日 2018-04-21 18:09
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
夢を追う時君はやさしく応援する現実に追われる時君は僕の声が聞こえないお互いに疲れている一生に何度という話ではないが会話の先は見えている何も言わずに歯を食いしばって行くところまで行ったのなら僕の納得があるのかもしれない前向きに前向きに突っ込んで倒れていければそれでいいじゃないかナルヨウニシカナラナイヨ...
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投稿日 2018-04-20 17:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
初めて足が動かなくなったそれなのにうつむき笑っていたどうしたのですか?ああ、ちょっと足が大丈夫ですか、といわれ私が笑っているのだからたいしたことでないと思ってくれただろう五分ほどして足を引きずりその場から離れた近い将来、歩けなくなる日が来るような気がしているMRI検査での結果が明日にはわかる脊椎を三...
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投稿日 2018-04-19 19:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おいおい地図の見方もわからねえのかあんた、地獄へ来るような面じゃねえここは地獄の入り口ださあさあ、その地図を反対にして天国へ行ってくださいなおいおいだからこっちは地獄だぞ大丈夫かああ、仕方ねえ俺が天国まで案内してやるよあんた、いい仏さんみたいだからな...
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投稿日 2018-04-19 06:46
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
繰り返してしまう悪循環を受け入れながら、どうやって微笑んでいこうか。ひとそれぞれの葛藤や悩み、苦しい、痛みがあり、それは自分だけのものではないが、やはり当人にとって最大級の生きていくための試練であり、どうにかユーモアへ変換したいものだ。言うのは簡単だが、超越に近い次元と思えばほど遠く感じ、どちらかと...
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投稿日 2018-04-18 06:45
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
雨が降っています身体にはきつく響きますが心にはとってもやさしく響いてきますこのまま、このままずっとこのまま眺めていたいのですそんな気持ちの中にいても進む準備をしています電車が視界をさえぎり目の前には能面をつけたひと僕もそのひとりとなり揺られているのでしょう曇りガラスを手で拭い広がっています濡れた街並...
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投稿日 2018-04-18 06:15
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
キラリンひらめいて僕は発明をしよう、と戦争がなく差別もない平和な世界を創りだす機械いろいろなパーツを使い組み立てています絵や音楽に小説、詩演劇にミュージカルスポーツなどなど完成はしていませんとても難しいからですでも、あきらめません...
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投稿日 2018-04-17 05:21
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
みんなの魂は青だった今まで知らないで僕は自分の色も知らずひとに寄り添えば消えてしまう赤だった澄んだ青は赤を嫌った負の奇跡は運命かそれでも生きたかった僕は燃えて燃えたやっと青に消えぬ赤に無邪気を装いつつ僕は燃えに燃えて今が無邪気を装いつつ歯を食いしばり燃えた...
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投稿日 2018-04-17 05:19
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
焦燥の面舵一杯叶わぬ先の心は真っ二つ名誉は割かれ二時間四十分の命の選択譲れぬ命の者譲る命の者譲られる命の者誰が悲劇を聴く誰が地獄を見る生き方が沈む