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投稿日 2010-10-29 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
雑貨品が好きな24歳の<和子>は、代官山のフリーマーケットで体長15センチほどの「あみぐるみのクマ」を買って帰り、<ミル太>と名付け部屋に飾りますとなんと「クマ」が喋りだしました。話しを聞いて見ると<ミル太>には、惣菜工場を経営していた夫婦が、5歳の子供を残して借金を苦に心中自殺した事件が気にかかり...
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投稿日 2010-10-28 20:08
四季織々〜景望綴
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keimi
『ざぼんじいさんのかきの木』を本日の絵本に選んだきっかけは、昨日の中学校の読み聞かせ後の会話にありました。柿が店頭に並び始めた話→「そういえば柿の絵本があったよね」→『ざぼんじいさんのかきの木』を思い出しました。そこから、木練柿(こねりがき)の話に発展しました。(木練柿とは・・・木に着いたまま熟す柿のことです)通常(月夜の晩)は渋柿なのに・・・新月の晩になると甘くなる柿があるそうです。中に胡麻模様のある柿。熟しているのを確認する時は、皮を少しだけ引っ掻いて見るとのこと。渋柿が、何故か新月になると甘くなる?どちらかというと、月夜の晩は甘くて、新月の晩は渋くなるイメージなのですが・・・。人のこころ...
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投稿日 2010-10-25 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<豆腐小僧>は、江戸時代の草双紙や黄表紙、怪談本などに多く登場する妖怪で、本書の主人公として登場してきます。江戸郊外の廃業した豆腐屋の廃屋に住みついていた<豆腐小僧>ですが、たまたま現れた家をギシギシと軋ませる妖怪<鳴屋>から、自分の妖怪としての存在価値を問われ思い悩んだ<豆腐小僧>は、その理由を求...
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投稿日 2010-10-23 23:02
ゆきおのブログ
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yukio
古本屋で79円の棚で見つけました。パラパラ立ち読みをしたら、おもしろそうだったので買ってしまいました。ビル管理会社で働く主人公の仕事の様子は、なかなかおもしろそうだったのですが、後半はちょっとがっくり。作者は、1944年生まれ。だから今では、もう66歳か。その年代の人の青春小説と考えれば、こんなこと...
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「夜明け前」というと島崎藤村ですが、読んだことはありません。中学生当時、島崎藤村を「しまざき・ふじむら」と「ふじこ・ふじお」のように二人かと思っていたくらいの文学少年からは程遠い位置にいました。たまたま今朝WiKiでみると、この小説の時代背景は私が好きな幕末時代。それだけでも読むべきか?と今更ながら...
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投稿日 2010-10-20 21:16
ゆきおのブログ
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yukio
ゲスト武田鉄矢。インタビュアー久保純子武田 コミュニケーションの場として車は最高です。久保 車って二人の時間を作ってくれますね。確かに。嫌な人とは、車に乗らないし、話をするくらいしか娯楽がないというのも、当たっていますね。部屋の中に二人でいるより、車中では話をしているかもしれないなあ。武田 家...
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投稿日 2010-10-16 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
高校を卒業して「アヒルバス」の観光バスガイドとして5年目の<高松秀子>を主人公に据えた、いわゆる業界モノです。色々な企画ツアーの添乗員として事故もなく無事に見送るまでの裏方としての気苦労を知ると共に、居ながらにして東京の街のガイドブックとしても楽しめました。新人研修担当の<三浦先輩>は、ヘッドハンテ...
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投稿日 2010-10-15 18:52
ゆきおのブログ
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yukio
新聞小説を最近はずっと読み続けていて、読まないと大きな忘れ物をしたように思っています。しかし、新聞を読めない日もあり、あわてて次の日に新聞置きからとってきて読みます。わが家は、朝日新聞なので、(田舎なので統合版です。だから2つの小説が載っています。)川上弘美さん「七夜物語」さよという女の子と仄田く...
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投稿日 2010-10-13 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ギャンブル好きの家から出て行った父親の借金を母は勤めながら返済している家庭から小学校の教師になるべく大学に進んだ大学3年生の<宮瀬恵介>ですが、学費が払えなくなり一年休学して実家に戻ってきます。弟<春人>とよく子供の頃に観に行った映画館「銀映館」に出向くと、自給二千円の映写技師のバイトを見つけ応募し...
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投稿日 2010-10-11 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公の<ザンティピー>は38歳、ニューヨークのマンハッタンで探偵稼業をしている元警官で、語学が堪能という特技を持っています。ある日13歳離れた妹<サンディー>から、日本人の<笠島隆一>と結婚して北海道留萌小平にある温泉旅館「ゆーらっくの湯」に嫁いでいる旨の手紙を受け取り、休暇を兼ねて遊びに出向きま...