-
投稿日 2017-01-19 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
第一巻の
-
投稿日 2017-01-12 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者には、隅田署の女刑事<一柳美結>を主人公に 『シュラ』 で終わるシリーズがありましたが、本書は、同じく警察を舞台とする連作シリーズです。鑑識課の敏腕検視官<綾織美香>は、同じ警察官の婚約者<北森>の変死事件が、明らかに他殺なのに自殺と処理されたことに不満を持ち、その後の検視に対して手抜きが続いて...
-
投稿日 2016-12-31 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
堂場瞬一の「検証捜査シリーズ」として『検証捜査』・『複合捜査』に次ぐ第3弾『共犯捜査』です。福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。県警捜査一課刑事「皆川」は、追い詰めた犯人らしき人物は車でそのまま埠頭に突っ込んで亡くなってしまいます。身代金もなくなっていて、失態に嘆くも、また新たな誘拐事件がおきます被害...
-
投稿日 2016-08-05 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<湊かなえ>は、『Nのために』 ・ 『少女』 ・ 『蝕罪』 などの作品で、ミステリー作家としてのイメージが強いのですが、本書は趣きが異なり少し戸惑いました。丸福デパートに努める「律子」は29歳。同僚の「由美」は上司と不倫、医者の妻である姉から山登りに誘われた「希美」は翻訳の仕事をしていますが親のスネをかじっています。帽子デザイナーの「柚木」は、以前の彼の面影を引きずっています。まじめに、正直に、懸命に生きてきた彼女たちがそれぞれ経験する登山を通して、女性心理を丁寧に描きこんだ連作短篇小説でした。各登山ルートの描写もこまかく、山岳小説としても楽しめました。...
-
投稿日 2016-07-06 21:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『プリズンホテル』シリーズも、本書でひとくぎりです。個性豊かな登場人物たちのドタバタ劇でずいぶんと楽しませてくれました。ヤクザ作家の<木戸>も、大きな賞を受賞し、母親のトラウマも解消、<花沢>支配人の息子も、フロントマンの道を歩み出す予感、大親分の秘めたせつない恋話も色を添え、楽しめたシリーズでした...
-
投稿日 2016-07-02 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
-
投稿日 2016-06-30 09:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者のけいれきからすると、タイトルをみただけで、面白く読めるだろうと想像できるシリーズです。母に捨てられたというトラウマを抱える極道小説家の<木戸孝之助>は、たった一人の身内であるヤクザの大親分である叔父<仲蔵>が温泉リゾートホテルのオーナーになったということで、招待を受けます。ヤクザでありながら熱...
-
投稿日 2016-06-06 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
「夏目信人」シリーズとして、第1作目の短篇集『刑事のまなざし』に次ぐ長篇小説としての第2作目が、2016年3月15日に文庫本として発行されています本書『その鏡は嘘をつく』です。痴漢行為で不起訴になったエリー医師「須賀」が、池袋のマンションで首吊り死体で発見されます。痴漢冤罪を悔やんでの自殺だとされま...
-
投稿日 2016-05-15 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
単行本の刊行は、2012年12月ですので、若干昔のエピソードになりますが、それはそれでその後の芸能生活の流れがよく理解でき、楽しめました。本書には、芸能界を生き抜く(ライブドアの<堀江貴文>もいます)大御所と呼ばれる人たちを著者の目線から切り崩し、彼らの実態を浮かび上がらせています。<そのまんま東(...
-
投稿日 2016-04-12 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
能登半島の海岸に近い大社町で育った<僕=高木悠司>は、17年前の中学2年生の時に、同級生の<江上理沙>が突然神隠しにでもあったように行方不明になった事件を経験しています。東京の大学を卒業して入社した出版社は倒産、先輩の口利きでオカルト雑誌を発行している<マアジナル社>に勤め出しますが、UFOに絡む患...