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当院では引き続き、院内に入られる方へ体調の確認と不織布マスクのご着用をお願いしております。(お子さまについては可能な限りのご着用をお願いしております) 厚生労働省からも、重症化リスクの髙い医療機関等の施設においてはマスクの着用が推奨されております。 <ご受診時に体調の確認にもご協力をお願いしております> ☑1週間以内のコロナ/インフルエンザの感染歴☑3日以内に37.5℃以上の発熱の有無☑咳☑喉の痛み☑鼻水☑下痢、嘔吐☑1週間以内の同居ご家族のコロナ/インフルエンザの感染歴 など 当院には多くの新生児の赤ちゃんや妊婦さんなど、インフルエンザやコロナだけでなく種々の感染症に注意が必要な患者さまがご...
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2019年以来となるインフルエンザ警報が発令されています。岡山県下でも今シーズン学級閉鎖になった施設は1,000を超えたと言われています。 <病原体と感染経路>○病原体インフルエンザウイルスA、B、Cの型がありこのうち大きな流行の原因となるのはA型とB型です。 ○感染経路・飛沫感染…感染した人の咳やくしゃみで空気中にウイルスが拡散され、それを鼻や気管などに吸いこむ事で感染します。・接触感染…ドアノブなどについたウイルスに手が触れ、その手で鼻や口を触ったり食事をすることなどで感染します。 <代表的な症状と治療法>○主な症状 かぜとの違いは?・症状インフルエンザ…高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳、...
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岡山県下でも咽頭結膜熱(プール熱)が急増中! 「アデノウイルス」が原因となる感染症で通常6~7月頃に増え始め7~8月頃にピークを迎えますが、全国的にも季節外れの流行が起きています。流行が主に夏でプールで感染することがあることから「プール熱」とも呼ばれます。 <病原体>アデノウイルス…感染力がとても強い <主な感染経路>◯飛沫感染…咳やくしゃみなどの飛沫によって感染する ◯接触感染…目やになどが感染源になるため、タオルの共用や手指を介して感染 塩素消毒が不十分なプールに入ることでも感染することがあります。 !治療について! アデノウイルスに対する特効薬はありません ◯のどの痛み…うがいや鎮痛薬...
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乾燥対策として待合に加湿器を設置しております。産後ご入院されるお部屋でも加湿器をご利用いただくことができます✨ 引き続き倉敷市内でもインフルエンザ等の感染症が流行中です。 ?乾燥が良くないのはなぜでしょう? 乾燥するとのどや鼻の粘膜の防御機能が低下してウイルスや細菌が体内に入りやすくなります。また、湿度が高い時に比べて細菌やウイルスが空気中をただよいやすくなります。 ?普段からできる乾燥対策は? ☘️加湿器で部屋を加湿する 濡らしたタオルを干したり、お湯を沸かしたりすることでも、湿度を上げることができます ☘️意識的な水分補給 夏と違いあまり汗をかくことがなくのどが渇いたと感じることも少ない...
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感染予防のキホンは手洗い✨岡山県でもインフルエンザ注意報が発令されています。手洗いはすぐにできる感染予防の1つ、安心への第一歩です♪ 日常で様々な場所に触れる手は、見た目には汚れていなくても細菌やウイルスなどが付着しやすいですよね。 〇外出から帰宅したとき 〇食事の前 〇多くの人が使用するところを触った後 (ドアノブや共用で使用するパソコン等) などに手洗いをすると感染予防に効果的です。 手洗い前に比べると、石鹸と流水で洗った場合には手についたウイルスが0.01%程度にまで減ることがわかっています。 (厚生労働省「手洗いの時間・回数による効果」より) 妊婦さんは免疫力が低くなっていてインフル...
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意外と多い、秋の食中毒。食中毒といえば「夏」のイメージがありますが、10月ちょうど今頃の「秋」にも多いんです。 〇なぜ多い?秋の食中毒? 過ごしやすい気候になり、BBQや運動会などのイベントや行楽シーズンで屋外で飲食をする機会が増え、細菌性の食中毒に罹りやすい環境にあります。 秋が旬のフグやサンマ、山菜、キノコ類などの自然毒による食中毒が増えるのも特徴。 また、ここ数年では特に厳しい夏の暑さ。夏バテを引きずったまま、初秋の気温差で体調を崩しやすく免疫力が低下しがちであることもきっかけに・・・ 〇妊婦さんは特に気を付けましょう 妊娠中はリステリア菌などに感染しやすくなり、食中毒になると赤ちゃん...
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ママと赤ちゃんの安心のためにも✨今年もインフルエンザの予防接種予約を開始いたしました。10月2日以降接種スタートとなります。 妊婦さんはインフルエンザにかかると重篤な合併症を起こしやすいです。インフルエンザによる重症化を防ぐためにワクチン接種は有効です。 妊娠中は、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなっています。インフルエンザに感染すると高熱が続きやすく、お腹の中の赤ちゃんも高熱になるため体力を消耗してしまいます。そのため、分娩時に赤ちゃんに異常が出やすくなると言われています。 予防接種を受けてもインフルエンザに感染することはありますが、症状が軽減されるため赤ちゃんへの影響の心配もなくなり...
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妊婦さんや赤ちゃんを感染から守る環境整備 コンタクトポイントって? ESスタッフが患者様の利用される病棟・外来フロアや病室の環境整備を担当しております。除塵やフロア清掃、消毒などを行います。ドアノブやスイッチなど、人の手がよく触れるところは「コンタクトポイント」と呼ばれます。多くの人が触れる部位のため、感染予防のためにはコンタクトポイントの消毒も大切です。 ドアノブや手すりの他にも、当院のように産婦人科クリニックの場合には例えば赤ちゃんのベッドや血圧計のスイッチ、待合のテーブル・いすや自動販売機のスイッチや取り出し口など。人の手が触れるところは本当にたくさんありますね。 ご家庭でももちろん同...
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夏が流行のピーク、手足口病のお話です。「ヘルパンギーナ」や「咽頭結膜熱(プール熱)」と一緒に『子どもの三大夏かぜ』とも呼ばれたりしていますね。例年、報告される患者さんの90%前後が5歳以下の乳幼児のお子さまと言われています。ただ、まれに大人も感染します。 「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」が原因となる手足口病はウイルスが複数種類おり、一度かかって治っても、またかかる可能性もあります。 〇主な症状・口の中や手足などに2~3mmの水疱性発疹ができる・発熱は患者さんの約3分の1にみられるが、あまり高熱にならないことがほとんど。・爪が剥がれることがある・まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を起...
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?RSウイルス感染症も増えている?ニュースでRSウイルス感染症の増加がクローズアップされていますね。倉敷市のサイトでは感染症の発生情報が公開されています。市内でもRSウイルス感染症が増えているのが分かりますね。RSウイルスのことを少し知ってみましょう!〇主な症状基本的にはかぜ症状。・発熱・咳・鼻水多...