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コーチングは、100%クライアントの時間ですから、クライアントが話したいテーマであれば、基本、どんな内容でも構わないと思います。継続セッションでは、クライアントが置かれているその時の状態で、解決したい課題や悩みがあれば、それがテーマになります。私の場合は、仕事に関わるテーマが多いですね。しかし、人によっては、プライベートなことが話題に上り、ただ聴いてほしいというモードになる時も。そういう時は傾聴に徹します。テーマがはっきりしている時ばかりでなく、「特に、今日は、テーマが無いのですよ」といきなりクライアントが口にすることは結構あります。しばらく、話し始めるのを待っていれば、いかなる時も何らかの話...
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今日は、ジョン・ウッデンの成功の定義に出会ってしまった。ウェキペディアによると、ジョン・ロバート・ウッデン は、アメリカ合衆国インディアナ州ホール出身の元バスケットボール選手、指導者。その卓越した指導力でUCLAを7連覇を含む10度の全米制覇に導き、「ウェストウッドの魔術師」「20世紀最高の指導者」と謳われた。選手としても、パデュー大学時代にオールアメリカンに3度選ばれた実力者。「成功とは、ベストを尽くしたことで得られる満足感のことだ。」結果じゃなく、日々のプロセスに全力、ベストを尽くし、やり切った!と満足する。それが小さな小さな成功だとしても、積み重なると最高の自分に近づくと名言はおっしゃっ...
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今朝、今年の6月に、親から二代目社長としてバトンを受け継いだ、若き建設業の経営者のお話を伺いました。5年間の見習い期間に、お父様から、『任せ方』について【尊敬・信頼・我慢】が大切だぞと事あるごとに言われてきたそうです。 尊敬とは、どんな人にも敬う心をもって接すること。 信頼とは、どんなにわずかでも、相手の可能性が少しでもあればそれを信じること 我慢とは、すぐにできるようになることのほうが少ない。我慢して見守ること。お父様の教えは、頭では理解できても、建設現場のメンバーに対峙すると、「まじか!」と驚愕するような場面に多々遭遇し、我慢ができないことは日常茶飯事。時に、お父様ともぶつかることもあった...
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人は、「心(こころ)」と「身体(からだ)」と「社会(職場、家庭、地域など)」がものすごく緊密に繋がっています。一連の働きが秩序だっていて、お互いに作用しあうという意味で、ひとつのシステムとして考えられるのかもしれません。家庭でのトラブルが、気分に影響し、頭痛や胃腸の痛みを生じ、仕事上のミスに繋がり、上司との不和に・・・・・なんて具合に、どこかで無理をしたり、問題が生じたりすると、「心(こころ)」にも「身体(からだ)」にも「社会(仕事、家庭)」にもひずみがでます。私は、コーチとしての資格しか有していませんが、対人支援を生業(なりわい)としているゆえ、人として健康な状態にあるかどうか、すなわち、心...
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心地よい仕事空間の話を、以前このブログでも話題にしましたが、先週、コーチング練習でクライアント役になったため、「部屋を片付けて心地よくしたいんです!」とテーマにしてみました。そのおかげで、ゴールイメージと具体的な進め方までイメージでき、コミットしたとおり、まずは、本棚の整理から始めてみました!床に置くしかなかった本や書類も片付き、机のスペースも広くなって、快適!コーチングの効果、ばっちりです!秋晴れの、快適な気候が、さらに背中を押してくれました。次は、クローゼットの中の整理。古着が途上国のワクチンにかわるというシステムにさっそく申し込んでみました!https://furugidevaccine...
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私の住む横浜は、台風の接近で今日は大荒れのお天気。緊急事態宣言が今日から解除され、出社日数も10月から増えるそうで、家族2人とも雨の中出かけていきました。傘が役に立たない雨と風ですが。少しずつ経済を回す方向に舵が切られるわけだけど、まだまだいろいろ起こりそうですね。コロナ禍を境に、確実に変わったことは、移動しなくても遠方の方とWEB会議システムで打ち合わせやコミュニケーションが可能になったこと。地方のお客様とZOOMを介して、ビジネス上の大事なことがサクサク決められるという状況は、5年前にはとても予測できなかったですね。毎週ミーティングを開催していますが、この頻度で地方に移動して打ち合わせをし...
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コーチングは、“傾聴”が土台。頭ではちゃんと理解しているし、意識もしているけど、まだまだだと正直思う。聴くの「聴」は、分解すると、「十」と「耳」と「目」と「心」十分に、相手に耳を傾け目も傾け心も傾けて初めて「聴く」になる。セッションの時間捉えきれなかった言葉は、どれくらいあったろうか?嬉しかったり、困惑したりした時の声のトーンや表情をみて、適切なフィードバックができただろうか?言葉の裏に隠れた本心をちゃんとキャッチできていただろうか?セッションが終わってから自己反省をしたり、スーパーバイザーにフィードバックをいただいたりすると、もっともっと「心」が聴けるようにならないと、と思う。傾聴は、頭で知...
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組織で仕事をしていると、部門間の対立に直面することがあります。営業部門と開発部門との対立は、IT業界にいた時は、頻繁に起こっていました。営業が、お客様に過大アピールした結果、それを実現する開発と仲が悪くなってしまうパターンです。製品(プロダクト)の売上責任を負う部門と、全製品の販売を担う営業部門との対立も起こりがち。営業は、売りやすい製品で予算を達成しようとしがちですので、売りにくい製品の担当部門とはどうしてもコンフリクトが起こります。こうした構造の中で、右往左往し、どうしたらよいか困っているとの悩みも時折受けます。こうした時は、視点を変える。かの有名なピーター・ドラッカーは、「顧客に価値を認...
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独立に際し、意識したことは、(知識+スキル+経験)× 心のあり方 掛け算で表される「心のあり方」は、プラスかつ豊かであらねば、と考えたからです。その想いがどこかで呼応したのか、ちょうどその時期に、友人から「法華経の勉強会」に誘われました。まさにご縁です。仏教に限らず、宗教には関心が低く、法華経って何...
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セミナーで、弱いチームと強いチームのお話を伺った。弱いチームは、目的の是非を問うチームだと。何かやろうとすると、「どうしてそれをやるのですか?それ、しなきゃいけないのですか?」と。理屈をこねる、やりたくない気持ちが前面に出る。一方、強いチームは、目的に向かって方法や手段を問う。「どうしたらそれできるだろう。」と皆が知恵を出し合って協力する。単純に二分するのはどうかという意見があるのかもしれないけど、強いチームはきっと、リーダとメンバーの関係性がよいチームであることは間違いないと思う。チームの関係性を高めるため、私ができるコーチング支援をいろいろな角度からやっていかなきゃ!とあらためて決意した今...