-
投稿日 2010-06-01 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者として新潮文庫では、 『ライオンハート』 ・ 『図書室の海』 に次ぐ3冊目の短篇集で、全14話が納められています。 収録作品の数が多いので、ひとつひとつの解説はかけませんが、寓話的な話、ミステリー、ホラー等、多岐にわたるジャンルの色とりどりの掌作品が楽しめました。 「あとがき」として、著者自身が...
-
投稿日 2010-05-28 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<レイモンド・チャンドラー>が描く孤独な私立探偵<フイィップ・マーロウ>にあこがれている探偵事務所の<最上俊平>33歳を主人公とし、前作 『ハードボイルド・エッグ』 に次ぐ、シリーズ2冊目になります。 探偵事務所らしい仕事の依頼を待ち続けているのですが、なぜか依頼はペット探しが舞い込み、今回も小料理...
-
投稿日 2010-05-26 21:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
読み終ると表紙の新興住宅街の写真が、「ああ~、なるほどなぁ~」と妙に納得できる内容でした。 『家日和』のタイトルに集約されるように6話の短篇が納められていますが、どれも35歳~40歳という年齢の市井の夫婦たちの登場です。 ネットオークションにはまり生きがいを見つけた主婦、会社が突然倒産して主夫になっ...
-
投稿日 2010-05-25 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
各章が短いエッセー構成ですので、肩をこることなく楽しく読み終えれました。 ボケとツッコミの大阪人の体質を、ものの見事に分析・解説された一冊でした。 大阪(府)と関西6件の他県人との比較も面白く、笑えました。 ただ、大阪人が「神戸」というときは、<兵庫県全体を指す>という部分には、そうかなぁ~という疑...
-
投稿日 2010-05-21 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書の単行本は2007年11月に刊行されていますので、1917年1月25日生まれの著者として90歳の作品になり、おそらく最後の長篇小説の執筆ではないかなと見ています。 小学生ながら天才的な絵の素質を持つ12歳の<俊>ですが、祖母<松代>と伯母にあたる<紗江>と一緒に志木温泉に泊まりに出向いた際、ひと...
-
投稿日 2010-05-21 00:15
日々是勉学
by
らっち
4月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2299ページトニー流 幸せを栽培する方法 (ソフトバンク文庫 ラ 4-1)気づき:トニーさんは、1つの事柄をいろいろと方向を変えて物事を見ることが出来る人だと思う。僕もせめて物事の裏表は考えるようにしようと思う読了日:04月01日 著者:トニー...
-
投稿日 2010-05-20 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
第一作目の 『京都 大文字送り火 恩讐の殺意』 に始まり、<名探偵・星井裕の事件簿>シリーズとして、本書で八作目になります。 写真家の<星井裕>は、今回は『ルネッサンス・ジャパン』の龍馬特集ということで「龍馬逍遥」という舞台で人気役者の<中村龍之介>をモデルとして写真撮影の仕事をこなしていましたが、...
-
みんな同じことを言うなあ!と最近出会う人、触れる本、自分の潜在意識というか感じる部分があちこちでクロスする錯覚を覚えました。 面白く一挙に読めるお勧め本です。 今回日本から出張で初めて会った友人の友人に頼んで持ってきてもらった本です。騙されろというか読めという波動だったのでしょうか?...
-
投稿日 2010-05-16 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書には、表題作を含む7つの短篇が納められています。 単行本として刊行されたのは1994(平成6)年ですが、江戸時代を舞台とする物語は、どの作品も色あせることなく、市井に生きる庶民の生き様として心に響いてきます。 表題作の『その夜の雪』は、著者の<慶次郎縁側日記>シリーズに登場する「仏」と呼ばれる人...
-
投稿日 2010-05-14 21:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者の職業は精神科医で、特定の宗教を持っておらず、またどちらかといううと宗教に関心を持つこともありませんでしたので信仰心もなく、タイトルとして「あそび」という言葉を使用されていますが、やはり一精神科医としての目線をくずすことなく、遍路旅を続けられた記録として面白く読み終えれました。 88か所を休みを...