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投稿日 2008-01-02 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年2冊目の読書は、建築設計を生業としていますので、仕事との直接の関係はありませんが、好きな<建築探偵 桜井京介の事件簿>シリーズを選びました。『未明の家』(1994年4月:講談社ノベルス)を第一作目として、本書で10作目、番外編を除けば本編として8作目に当たります。栃木県那須に明治時代に建てられた洋館「月映荘」を舞台として、物語は進みます。過去に「印南家事件」として二人の女性が「月映荘」にて殺害され、未解決事件として時効を迎えようとしています。<桜井京介>は、この建物調査に関わり、昔の未解決事件に首を突っ込むことになりますが、殺人現場の当時の生き残りの<印南茉莉>の記憶を中心として、屋敷にま...
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投稿日 2008-01-01 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2008年も幕開け、お正月には欠かせない風物詩として「百人一首カルタ取り」がありますが、年明けの一冊目として、<高田崇史>の『QED 百人一首の呪』を、今年の読み始めとしました。正月早々子供4人と秘書2人と食事中に、気分が悪くなった「サカキ・トレーディング」の社長<真榊大陸>は、自室に戻ると途中に幽...
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投稿日 2007-12-30 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
どこか郊外の町「月船町」の十字路の角にある、ちょっと風変わりな洋食店の暖簾には店名が無く、たまに十字路に起こるつむじ風に因んで「つむじ風食堂」と呼ばれています。本書は8篇の短篇が連作でつながり、登場人物は、人工降雨を研究している「雨降り先生」こと<私>を中心として、「つむじ風食堂」の無口な店主とお手...
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投稿日 2007-12-29 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
検視官<スカーペッタ>シリーズ第15作目が本書です。全米女子テニス界の16歳のスタープレーヤー<ドリュー・マーティン>が、旅行先のローマで殺害され、くりぬかれた眼窩には砂が詰め込まれていました。<スカーペッタ>は心理学者の<ベントン>と共にローマに飛び、事件の調査に乗り出します。ローマでは<ベントン...
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投稿日 2007-12-28 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
北海道札幌を舞台とする<ススキの探偵>シリーズとして、
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投稿日 2007-12-27 21:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
札幌市の「ススキノ」を舞台とする<ススキノ探偵>シリーズの
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投稿日 2007-12-26 04:16
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
各地・各所のクリスマス風景がテレビ等で紹介されていた。年々豪華さを増すクリスマス・イルミネーション!!嫌いではないのでないけれど・・・僕の好きな情景、江ノ島灯台とヨット群!?!例年、我が家でも子供達がイルミネーションを飾りつけていた。だが周辺の人々が、競い合うように派手になり今年はやめてしまった。自...
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投稿日 2007-12-25 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「旗師」とは、店舗を構えずに顧客と顧客の売買で利鞘を稼ぐ古物商のことですが、主人公<宇佐美陶子>もその一人で『冬狐堂』という屋号で商売をしています。本書は<旗師・冬狐堂>シリーズとして...
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投稿日 2007-12-24 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
店舗を構えず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董品を扱う<冬狐堂>という屋号の「旗師」<宇佐美陶子>を主人公に据え、骨董業界や美術の世界を舞台に繰り広げられる人間の「美」へのあくなき探求心を見事に描いた作品でした。プロを騙す「目利き殺し」に「橘薫堂」の主人<橘秀曳>に見事に引っかかった<宇佐美>は、意趣返...
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投稿日 2007-12-23 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2年前に起こった「文政の大火」(1829年)で、主人公<おれん>の養父<利右衛門>の銭湯が焼失、彼も亡くなりましたが、<おれん>は大店から金を借り再建、妙齢なびじんの23歳ということで「天女湯」と称されています。再建に際し<おれん>は、湯船の裏側に隠し部屋を設け、金に困ったり性生活の不満を持て余した...