龍澤所長と男性が集う男学(おとこがく)。
今日も来所の方は所長のいれるコーヒーを楽しみながら。
途中『うちにいても気持ちが滅入ってしまって。天気もいいから来ちゃった。』と言う方も加わって。
オンラインの向こうの方も交えて、近況報告や最近気になることをあーでもないこーでもないと話しながら過ごしていた模様です。
さて。
来年度の男学を一言で言うと
得意の蕎麦打ちを活かして一歩踏み出します!
です!
がんを経験したり、
大切な人ががんになったり、
がんに関する仕事や活動をしていたり。
そんな男学の面々と、
がんのことは語っても語らなくてもいい、
蕎麦打ちをしよう。
第一弾は、はなうめの想い出の森メンバーと。
第二弾は、縁あって能登町に出張男学するかもです。
いつものみなさんも、なんだかうれしそうでした。
また具体的になったらお知らせしますね。
想い出の森は大切な人をがんで見送った方の時間です。
見送った人との関係も時間も様々ですが、今回はみなさんの様子を見て、お話を伺って。
それぞれがそれぞれに、ちょっとずつ前に進んでいるんだなあと感じました。
簡単に近況報告したら、小さなグループに自然と分かれて、あちこち行き来したり、根っこを生やしたりしながらあっという間の2時間でした。
想い出の森も青年部に並んで…いや、それ以上にオフ会が盛んなグループでしたが、最近はなかなかそれが難しいご時世。
お食事やお出かけの様子が変わってしまったことになかなか慣れないなーという方がほとんどで、『そういえば手巻き寿司パーティしたねー』とか『ドライブ行ったねー』という話題に。
それで次回4月は蕎麦打ちしよう!ということになりました。
その頃は桜も咲き始めているでしょうか🌸
みなさんと交流する元気はなくて…という方は、この時に限らずどうぞ個別にはなうめにお寄りください。
また、第一土曜日の午前中はピアサポーターもいますので、そのタイミングも活用してくださいね。
想い出の森メンバーによる座談動画はこちらからご覧になれます
↓↓↓
こちらをクリック
金木犀が香るころですね。
伴侶との別れ
子との別れ
子どものころの親との別れ
初めて参加の方
二度目の参加の方
いつもの方
男性、女性
20代から70代
「みんなそれぞれだけど、ここが心地いい」
そういうことらしいです。
自分だけなのかな?
なんだかつらいな。
と思っている方には一度想い出の森に来てほしい。
でももしかしたら、
「今じゃない」かもしれないし
「ここじゃない」かもしれない。
それでいいと思います。
でも、その人が「今こんな状況だったんだな」と気づいたり
「ここが心地いい」という場所に出会うきっかけになったりすればいいなと思います。
想い出の森の雰囲気はこんな感じ
ピアサポーターと参加者さんによる座談動画はこちら
↓↓↓
動画に移動します
来年2023年の6月1日に、はなうめオープンから10周年を迎えるにあたり、利用者さんに協力いただいて、なんとなーく雰囲気が伝わる座談動画を公開してゆくことになりました。
第一弾男学(おとこがく)さーさん&うーさん編の動画はこちら
動画に移動します
第2弾は大切な人を見送った想い出の森の参加者有志による動画です。
「大切な人を見送った方同士で集える場を作りたい」
ピアサポーターさんたちのタイミングを待って2017年11月にスタートしました。
「想い出の森」という名前も、ピアサポーターさんと参加者さんたちが命名しました。
座談の中の言葉を借りると
「暗くもないし、かといって無理して明るくする必要もないし」
想い出の森はそんな感じです。
はなうめ全体がそんな感じですけどね。
そんなことを思い出しつつ、動画の概要欄にスタッフ木村も少しコメントも入れました。
動画はこちらからご覧になれます。
↓↓↓
こちらをクリックすると動画に移動します。
2022年6月19日15時過ぎ。
震度6弱の地震が珠洲を襲いました。
私は仕事中だったので、帰宅準備中に携帯を見ると県内外から、安否確認のメールが入ってました。
多くの人が私を心配してくれてることが嬉しかったです。
多くの人と繋がっているのです。
7月2日。
3ヶ月ぶりの「想い出の森」があり
久しぶりの顔、新しい顔の方々とお会いしました。
大切な人を見送った、同じ経験を乗り越えた同士の繋がりの場です。
泣いたり笑ったりしながら話せる場です。
この繋がりもひとつひとつを大切にしていきたいです。
私の宝物です。
珠洲から参加のピアサポーター
いしいまさこ
兼六園の桜
名木がたくさん!
今日の想い出の森は、兼六園に出かけてきました。
天気に恵まれて、想い出話しをしたり会話が弾みながら、散歩してきました。
次回は7月2日土曜日14:00です。
サポーターのがみでした!
はなうめに飾ってある、お花のお重も話題になりました。
近況報告で『1人になって食事は、作りたくなくなった。』ということが話題に。
これではダメだからと、身体のために野菜をうまく使う工夫の話しや、「まごにはやさしく」を気にとめて、栄養のバランスをよく食べて元気に過ごすコツなど情報交換に花が咲きました。
ちなみに…
『ま』まめ
『ご』ごま
『に』乳製品、
『わ』わかめ海藻、
『や』野菜、
『さ』魚肉のたんぱく
『し』しいたけ、
『く』果物
です。
まずは、先日はなうめの実になるスープで作っていた味噌玉作りに挑戦して、みんなに報告しようということになりました。
ピアサポーター‘のがみ‘でした。
今日の午後は遺族サロン想い出の森。
いつもの方、初めましての方、ピアサポーターさんと一緒に「最近こんな感じ」とか「これって私だけ?」とか話しました。
想い出の森に限らずですが、プログラムの時間が終わって、帰り支度をする時、はなうめから駐車場、車に乗るまでのささやかの帰り道にも本音や情報交換をされています。
とっても大切な時間なんだと思います。
もしかしたら、プログラムの時間はこのささやかな時間のためにあるのかもしれません。
午前中は大切な人ががんの療養中というかたの「家族の時間」
午後は大切な人をがんで亡くしたかたの「想い出の森」でした。
どちらも同じような経験をしたピアサポーターが参加しています。
ピアは仲間という意味で、自分の経験を話し、相手の話を聴くことで、
「一人じゃない」「自分にもできることがある」と感じることで
エネルギーチャージとバージョンアップができるというものです。
また、今日はファイナンシャルプランナーの高斉さんが「家族の時間」に。
社会保険労務士の小矢田さんが「家族の時間」と「想い出の森」に参加してくださいました。
二人とも専門性を生かした情報提供をしつつ、
とても自然にその場に馴染んでいました。
これって何かなあと考えてみたのですが
「純粋なココロを相手に寄せる」ということなのかなあと思いました。
ココロを寄せて、想像力をはたらかせること。
同じような経験がない人ができること。
言うは易く、行うは難しですが、できてるかな?と思い返すことはできるかもしれません。
このブログを書いているシステムを管理しているのはアメリカにある会社なのですが、その代表の日本人男性のお話を伺う機会がありました。
そこで『天国への手紙』というシステムがあることを知りました。
https://www.postinheaven.com/
英語表記ですが、至ってシンプルな仕組み。
文字を入力して「send」をクリックすると、文字が消えます。
訪れた人の数以外は、どこの誰が何を書いたか、全く記録されないそうです。
ただ、20,000人以上の方が利用されてるんですね。
代表の方が、旅立った愛犬への想いを言葉にしたい、でも、この言葉は手元に残らなくていいと感じて作られたそうです。
わかる気がします。
東日本大震災の後、同じように公衆電話に想いを乗せる『風の電話』にも心を動かされたのでとおっしゃっていました。
誰かへの想い。
誰かは、誰かかもしれないし、自分自身かもしれません。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ