Constant mesh ⇔ Synchromesh
3月
17日
しかし、BMWはオーバーホール用のパーツを販売せず、新品交換もしくはメーカーによるリビルト品の使用を余儀なくされたが、これがけっこう高額だ。
そこで、どうせならドグミッション(Dog Box Transmissions)を装着しても、金額は大きく変わらないだろうと考えたわけだ。
ただし、最近の円安下で輸入していたのでは、当然ながら高くつく。
国内に在庫されるE46のドグミッションなんか、まああるわけない・・・と、あきらめないのが僕の凄いところ。
ちゃんと出会いが用意されていた。
とある会社に眠る、E46 M3用のドグミッションが入手できそうだ。
このミッションのメーカーは、何とリトアニアのSAMSONAS。
・・・んもう、どこ?それ?と言う感じだが、SAMSONASはレーシングカー専用のトランスミッションメーカーらしい。
まあ、リトアニアと言えば、ロシアの戦車の部品なんかも作っていそうだから、意外と丈夫なのかもしれない。
ところで、ドグミッションと言うのは、通常のシンクロメッシュミッションとは違う。
シンクロメッシュミッションは、シフトレバーをゆっくりと操作する事で、次に入れるギヤが回転をはじめ、ギヤが噛み合う仕組みだが、ドグミッションは別名コンスタントメッシュ(Constant mesh Transmission)ともいわれ、いつもギアが回転している。
その為、素早い操作をしても問題は無い。 そして、たくさんのギアが回転しているのでギャンギャンうるさい。
だから、Dog Boxと言うかどうかは別として、(語源はBMW等のDogleg Transmissionパターンからだと思うが、長くなるので割愛)レーシングマシン専用品だという事は間違いない。
人生初のリトアニアのメカ。
さあ、どうなる? 僕のBMW!