ブラックアダー社は「ザ・モルト・ウィスキー・ファイル」の著者、ロビン・トチェックによって1995年に創業された。 「ロウカスク」シリーズは、樽由来の大きな木片を取除く以外、澱(沈殿物)も含めて、そのままの状態でボトリングしたもの。 昨夜、〇ンダムのN村社長が勧めてくれたのは、25年物のカリラを原酒としたもの。 柔らかくも印象的なスモーク、香ばしさ、甘くも塩にも感じられる複雑な味わいが、幾重にも押し寄せてくる。 「値段じゃないんだ、出会いなんだ」 僕は酔っていたが、そんな言葉をかけられたように記憶している。 確かに、こういうモルトは、2度と出会えない可能性がある。 高価かどうかは問題ではない。 貴重であることに価値がある。
投稿日 2011-04-07 18:10
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2011-04-08 20:29
ワオ!と言っているユーザー