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不良のアウトドア

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アベノミクスは日本の生き残りを賭けた経済戦略である。
「金融緩和」、「財政出動」は、総理大臣の思い切りが良ければ誰でもできる。
問題は「民間投資を喚起する成長戦略」である。
第2次安倍政権では、エネルギー政策以外では大きく反対する部分もなく、特に外交面で目覚ましい活躍をしているように思う。
日本再生の為に、このまま突き進んでもらいたいのだが、参院選を前にして違和感が出てきてしまった。
思えば多くの国民が小泉政権を応援したのは、既得権益と「戦う政治家」だったからだ。
あの時代は、野党だけでなく自民党内にも多くの抵抗勢力が存在していたが、国民の支持を頼りにバッサバッサと斬り込む様が痛快だった。
この時代が継続したならば、農協解体を含めた農業改革、混合診療の解禁を含めた医療改革も行われた事だろう。
僕が感じ始めた安倍政権への違和感とは、こうした既得権益に絡む政策のトーンダウンである。
ここまで、自民党ゆえの強さを見せつけてきた安倍政権ではあるが、ここにきて自民党ゆえの弱さを感じ始めた。
選挙前には政策の柔軟性を持たせて、有権者の取り込みを拡大したいという事なのだろうか?

憲法改正問題はどうだ?
憲法96条の改正は、内容が単純ではないために国民の理解は得にくい部分ではあるが、日本の国が独自の憲法を掲げるためには絶対に必要な事だ。
有権者の支持が集まらなければ引っ込めていいような物ではない。

従軍慰安婦の問題はどうだ?
2007年3月16日第1次安倍政権が「政府が発見した資料からは(日本)軍や官憲(官庁)によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見つけることができなかった」と閣議決定している。
いわゆる橋下発言においては、この閣議決定を肯定しているにもかかわらず、総理自身がマスコミの論調に乗りかかるのはいかがなものか?
左傾化した日本のマスコミと戦い、日本に着せられた汚名を返上する事は、日本の祖先にも未来の子供たちにも有益な事だし、今後の隣国との関係の前提を変化させる事でもある。
世界及び国内の世論との対決が面倒でも逃げてはいけない。

僕達素人が選挙資金を持って維新塾生として学んだことにより、あるいは仲間が衆議院で一定の議席を獲得する事により、自民党は危機感を持ち、政策面でも大いにまともになった。
あとは、既得権益や面倒な事に対して、正義の戦いを挑めるかどうかだ。

これを言うと自民党は嫌がるだろうなと、橋下氏と中田氏は話したそうだ。
「逃げる自民、逃げない維新」

仲間が選挙に勝てば嬉しいが、それだけが戦いではない。
自民が変わるという方法でも、僕らの目的は達成される。
「選挙に勝つのではなく、日本を変える事が目的」
橋下氏はそう考えているそうだ。
タブーに挑戦するのは橋下徹の宿命。
どんな嵐の中でも、逃げないという立ち位置!
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