バキューン!と来るアートに出会う事って、人生に何度かあるものだ。 1988年、ジェラール・ディマシオの作品が日本で展示されたとき、僕は会場で危うく命を落とすところだった。 今回は、麗人社ギャラリーの野口社長のFBで見た、山本雄三氏の作品にバキューン!だ。 極めてリアルに表現された作品に汚しが入り、何か幻想的なストーリーを感じる。 早速、東京弾丸を決行。 実際の作品を拝見した印象は、幻想的というよりも、むしろ匂いや作者との関係が伝わるほどリアルな表現がなされている。 和紙を使っているところにも、この作品へのこだわりが感じられる。 デリケートな素材の保存方法や、展示する場所などでためらい、購入には至らなかったが、その後に作者の山本雄三氏と画のモデルさんまでが会場にいらっしゃった。 そこで、記念撮影! 停滞した世の中らだからこそ、活路を開くアートの力を信じたい。