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タカマガハラ二次小説、『廻り舞台と紡ぎ歌』の第7話にて、颯太くんが那っちゃんに買ったお土産。
実は、モデルがあるのです。
実物は見たことないのですが、とあるかんざし作家さんのブログで発見した、素敵なかんざし。
その、新色が出ました!!
鮮やかで表情豊かな赤もものすごく好きだけど、これまたものすごく綺麗っ!!
儚くも美しい、透き通るような紫。
タカマの原作キャラで行けば、那智よりも、鳴女さんに似あう色かな?
私の作品で行けば、まだ登場していないオリキャラ、揚羽さん好みかも。
こちらがそのかんざし作家、榮さんのブログ。
オークション結果を覗いてみたら、こりゃまたものすごい値段で落札されております。
颯太くんはいったい、いくらでお土産買ったんだろうね(笑)
小説というよりは、設定資料的な感じだけど。
ちょこっと文章書きながら、那智の気持ちを追体験中。
伽耶にケンカふっかけたとこは、結姫を元気づけたかったというよりも、伽耶に対するムカつきの方が大きかったんじゃないかと。
同時に、自分よりも隆臣に近い存在なのに、泣き寝入りしようとした結姫にもムカついて、彼女を怒鳴りつけたんじゃないかと。
結姫に取られるのも嫌なんだけど、伽耶に取られるのはもっと嫌。
結果、恋敵である結姫を元気づけるような形になっちゃって、
自分はいったい何やってんだろ?って思った頃に、颯太くんのあのセリフ。
――おまえ、かっこいいな。最っ高!!――
これで、完全に颯太くんに傾く、みたいな(笑)
でもその後、中ツ国で、転校する隆臣のもとへ駆けつけられないのは切ないな。。。
隆臣の転校日が今日だってこと、親切に結姫に教えて、自分も追いかけようとしたら颯太くんに止められて。
いいじゃんよ。そこは行かせてあげようよ。
「ちぇっ……。わーったよ」ってどんだけ大人なんだよ、おまえ。
もしや、あれか?
高天原で隆臣が結姫にキスしたりピアス渡したりしている間に、
失恋実感して、颯太くんに泣きついて、なぐさめてもらってたとか?
だから素直に、颯太の言葉に従った?
だからこそ、翌朝、目覚めない颯太にあそこまで動揺しちゃったの?
こうやってキャラの気持ちを掘り下げて考えていると、高校時代の国語の成績を思い出す(笑)
演劇部で台本を書いていた頃までは、現国の成績、めちゃめちゃよかったんですよ。
昔っから、国語は私の得点源。高校受験も、定期テストも実力テストも、たぶん模試も。
国語に救われていた。
ところが。
演劇部を退部し、趣味の小説執筆(ひたすら構想練ってるだけだったけど)も自粛し、大学受験に本腰を入れた頃。
いつの間にか、「心情の読み違え」とやらが頻発するようになり。
大事な大事なセンター試験では。
国語に足元を掬われた。。。orz
第一志望校、絶望的。
自己採点すればするほど、ため息の嵐。
しかも、私が祖父に少しでも長く生きてほしいと、願いながら試験受けてたときはすでに、
祖父が息を引き取った後だと聞かせれた日にゃあ、あんた……!!
……試験直前に本当のこと知ってたら、動揺してさらに点数下げてただろうから、
親の判断は正しかったんだけどさ。
おかげで、センター利用&センター併用で滑り止め受かったし。
おかげで、私の新たなキャンパスライフが幕を開けたとさ。
そんな凄まじく思い入れのあるセンター試験がなくなるってホントですか、そうですか。
どこまでリアルに書くかは、ともかくとして。
「仲間」を失った悲しみは、書けると思います。
でも、やっぱりわかんないことがある。
それは、那智の気持ち。
隆臣を好きだったなら、どうしてあんな簡単に、結姫を支える方向に向かえるの?
隆臣を好きじゃなかったなら、どうしてあそこまで、いけいけどんどんアプローチできるの?
結姫に敵わないと思っていたのなら。
隆臣が結姫を好きなことに気づいていたのだとしたら。
わざわざ、伽耶にケンカふってまで、結姫を鼓舞する必要、ないんじゃない?
いくら、結姫が憎めない存在だとしても。
少しは、ひがんじゃったりしてもよさそうなのに、まったくそんなそぶりを見せないのはなぜ?
ひがむと言えば。
あの花のめんまが、本当にクォーターであるとすれば。
髪色や肌色や、目の色に、その証拠がくっきりと現れていたとしたら。
それゆえに、クラスでは浮いた存在に、仲間内では魅力的な存在になっていたとしたら。
超平和バスターズの女性陣がもっと、「クォーターであるめんま」をひがんでしまうんじゃないと思う。
ひがんじゃいけない、差別しちゃいけない。
わたしたちはそんなことしない。
そう思うと同時に。
「敵わないのは、クォーターだから」、「せっかく、仲間に入れてあげたのに」、「外人だから、仕方ないよね」、「だって、外人だもん」
そんな思いを、抱いてしまうんじゃないかな。
そして、そんな自分を嫌いになる。そんな葛藤を抱く気がする。
もし、それが皆無だとしたら。あんたら、どんだけ仏様なんだよ、と思ってしまう。
上記の那智についての違和感も、ぶっちゃけ、そこなんだよな。
仮にも、隆臣を好きだったのなら。
何の葛藤もなく、結姫を支える側に、素直に回っちゃうのが、理解できない。
大切な人を、失うということ。
それは、ものすごく悲しいこと。
長くは持たないだろうと思われていた、寝たきりになってしまったおじいちゃんと、ひいおじいちゃん。
笑顔が可愛い、優しいひいおばあちゃん。
死ぬまで生きるだろうと、いろんな人から言われていたのに、
いきなり逝ってしまった、とことんマイペースなおばあちゃん。
すごく、ものすごく、悲しかった。
おばあちゃんについては、まだ1年と少ししか経ってないし、
あまりに突然すぎて、心の準備ができていなかったこともあって、今もまだ悲しい。
でも、同年代の友人を、仲間を失うということは、そういうのとは、またちょっと違うね。
疎遠になってしまった、幼馴染でさえ、そうなのだから。
ついさっきまで、一緒に遊んでいた友達が。
つい昨日まで、一緒に旅をしていた仲間が。
いきなり、逝ってしまったら。
どれだけ、辛いんだろう。
きっと、世界が、真っ暗になる。
こんな、青空なんて。
虚しいだけの、青空なんて。
いらない――。
そう、思うかもしれない。
まっさきに思い浮かぶ、女の子がいる。
いつの間にか、疎遠になってしまった、ひとつ年下の女の子。
嫌いになったわけじゃなくて。
ただ、互いの友人関係が、うまく重なり合わなかったっていうか。
友達の友達は友達に、なれなかったっていうか。
そんなこんなで、なんとなく、疎遠になってしまった女の子。
もし、同じ学年だったなら。ずっと仲良くできたかな。
もし今、再会できたなら。また仲良くなることができたかな。
前者は、生まれながらにして、叶わない願い。
後者は、もう二度と、叶わなくなった願い。
嫌いになったわけじゃ、なかったのに。
同学年の子たちよりもむしろ、ほんとは、遊びたい相手だったのに。
それなのに、もう、会えなくなっちゃった。。。
今、会えたからっていって、気が合うとは限らない。
もしかしたら、険悪ムードになっちゃう可能性だってある。
でも、もしかしたら。
偶然ばったり、再会できて。楽しい時間を、過ごせたかもしれない。
そう思ったら、たまらなくなる。
その可能性すら、なくなってしまったという事実。
あなたの笑顔は、写真の中にしか、記憶の中にしか、ないという事実。
それが、ものすごく悲しい。
どうしてあたしだけ、ちびっこのままなんだろう――。
この動画見てたら、上記のセリフが浮かんだ。
元ネタはちょっと意味が違うんだけどね。
「あのはな」に当てはめてかんがえると……。
めんまママが切なすぎる。。。
めんま幽霊は、他キャラとのバランスの関係なのか、ちょぴっと背伸びてるんだけど。
それ以外の見た目&精神年齢はそのままだから、あんまりおっきくなった、って感じがしないんだよね。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない secret base SP Ver 修正版
追記。背の高さと言えば。
めんまの弟、さーくんも切ない。。。
母さん。オレが背伸びたの、気づいてないでしょ、って。。。
うあ~ん。。。もう、こういうとこが細かくて憎いんだよな。。。
さすがに実写では、尺なくて弟くんまで細かく描写できないと思うけど……。
たぶん、那智が隆臣を諦めたタイミングはここなんじゃないかなって思うとこはあるんだ。
ただ、原作ではどうしても、クライマックスに突入していく関係上、スルーされてしまっているというか。
二次創作でネタ突っ込んだら、原作の流れを止めてしまう恐れがあるっていうか。
でもやっぱ、失恋して大泣き→颯太くんがなぐさめる的なイベント発生させないと、
那智視点で見たら、不自然な気がする。。。
どうしても原作は結姫視点だからなぁ。
那智が隆臣を好きなことはわかった。
でも、だとしたら。
いくら、他に気になる人ができたとしても。
その想いは、簡単に消えてしまうものなのかな?
颯太くんへの想いは、ぶっちゃけ無自覚だよね?
始まったばかりの無自覚の恋が、自覚しまくりのなりふりかまない恋を、簡単に消し去ってしまうだろうか?
隆臣のことは、結姫に任せたって感じなのかな。
結姫なら仕方ないって感じなのかな。
でも、結姫以外は許せないから。
「オレの隆臣にベタベタしないでくれます?」って発言につながるのかな。
原作終盤の那智は、隆臣を好きっていうよりは、
隆臣が好きな結姫を、気にかけてるように見える。
隆臣の不在を嘆いているというよりは、
隆臣の不在に胸を痛めている結姫を、気にかけてるように見える。
あと、無事かどうかわからないって点では、隆臣も同じなのに、
目を覚まさない颯太の心配ばっかしてる(笑)
那智が、隆臣を諦めたのは、いつなんだろう。
こっからは、独自解釈入りまくり&あくまで私の小説ではってことで、「我が家の」をつけさせてもらいます(笑)
我が家の那智さんは、きっと、何者かになりたかったんだと思う。
だからこそ、隆臣に憧れた。
たとえ嫌がられても、気にしないほど。
それでいて、置いて行かれると泣きわめくほど、好きになったんだと思う。
でも颯太くんは、そんな那智に、「おまえは不定形だ」って突きつける。
そして、そんな不定形に惹かれてっちゃう。
こんなことを考えてたら、那智のこと(主に性別)で悩みに悩みまくって、考えるのに疲れ果てて、「もう、どっちでもいい!!」って叫ぶ颯太くんの図が浮かんだ(笑)
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