前記事にも書きましたが。
私は「女性」という枠組みにはまる人間です。
もともと、那智のことも、タカマverは好きだったけど、中ツverは好きでも嫌いでもなかった。
だからこそ、最初に執筆した二次小説「夢で逢えたら」では、タカマ那智が出ずっぱり&中ツ那智はかなりの割合で放置プレイとなっております(苦笑)
でも、読者の方から「中ツ那智がかわいそう」との言葉をもらい、それもそうだなぁと。
じゃあ、次回作は中ツ那智メインで行ってみるかと、はじめはその程度だったのに。
そこからがもう、ハマる、ハマる(笑)
たぶん、私の中に、那智と通じるものがあったからでしょう。
幼い頃、兄のおさがりが嫌だった。
黒いジャンバーや、青い自転車が嫌だった。
幼い頃、体質的に、タイツが苦手で、
スカートを履きたくても、なかなか履けなかった。
一方で、自分じゃ全然意識してないのに、
クレヨンしんちゃんの口調を真似してる。そんな乱暴な言い方はやめなさい。なんて、言われたりして。
他にも、男女平等、兄妹平等って言うくせに、なんかすごく、不公平じゃね?って思うことがたくさんあった。
理不尽なことも多いけど、時として、女の特権、妹の特権を行使できる場面も確かにあって。
そんなときは、ここぞとばかりに、特権を享受したりして。
そんな自分が嫌になったりもして。
中学の時は、同性の先輩をカッコイイなって思った。
一方で、異性の声変わりにドキッとしたりして。
普段話す時の声は、どちらかというと低め。
でも、歌うときは高い音域の方が歌いやすい。
なのに、嫌々アルト歌うことになったり。
兄は私がアルト向きだと思い込んでいたり。
前々から思っていたけど、大学生くらいから、社会的性役割についての反発が強くなった。
たぶん、男女平等の教育受けてきたのに、社会じゃあ、性役割押し付けの嵐だから、そうなっちゃったんだと思う。
話は前後するけど、高校時代は私服OKで、よくジーパンばっか履いてた気がする。
夏はスカートも履いたけど、冬は寒かったし(笑)
ジーパンはオールシーズンOKみたいな(笑)
オシャレには興味あるけど、体質的に、使えるメイク用品が限られていたり、単に気を配るのがめんどくさくなったり。
そんなこんなで、ある意味、ちぐはぐな性別観。
だから、那智の葛藤を書きたくなるのかな。
那智という存在を、書きたくてたまらなくなるのかな。
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